Instagram採用とは?成功事例・効果的な利用法も解説

Instagram採用とは?成功事例、効果的な利用法も解説
監修者

合同会社ドリームアップ 代表

福島県立安積高等学校、法政大学法学部法律学科を卒業。大学在学中にWebマーケティング会社にて月間200万PV超えの大手メディアのディレクター、海外でのWebメディア立ち上げののち売却を経て学生起業。

現在は2社(合同会社ドリームアップ/Coordy株式会社)の代表を務め、10年間の業界経験を活かし、数々のプライム上場企業のWebマーケ担当として、SEO対策・コンテンツ制作を中心に支援を継続している。

【合同会社ドリームアップに無料で相談する】

合同会社ドリームアップでは、Webマーケティング代行サービス「アナグマ」、コンテンツ制作代行サービス「コンテンツ職人」、SNS採用代行サービス「SNS採用 コミット」を通し、常に新たな支援先にサービスを提供しています。

「Instagramを採用活動に活用する方法は?」 「どうやって作ればいいのかわからない」 Instagramは、写真や動画などビジュアルコンテンツ重視のSNSプラットフォームとして、企業の採用活動においても注目を集めています。 就職・転職のターゲットとなる年齢層が多く利用しており、その広範なユーザーベースを活用することで、企業は自社の文化や価値観を伝え、求職者とのつながりを強化することが可能です。 この記事では、Instagram採用のメリット・デメリット、活用の事例や外注におすすめの企業を紹介していきます。
tiktok採用
目次

Instagram(インスタグラム)採用とは

Instagram(インスタグラム)採用とは Instagram採用は、企業が自社のInstagramアカウントで写真や動画を投稿し、求職者に企業の魅力や文化を伝えることで、採用活動を行う方法です。 求人情報の発信やコミュニケーションの活性化を通じて、求職者との関係構築を促進し、効果的な採用活動を展開します。 文章のみではなく写真や動画で職場の雰囲気や社員の活動、イベントなどをリアルなイメージで共有でき、そこに求人情報や募集要項を投稿することで興味を持った求職者に応募を促します。 このように、Instagram採用はInstagramの特性を活かしたクリエイティブなコンテンツや広告キャンペーンを実施することで、求職者の興味を引き付け、採用活動の効果を高めることができる採用手法なのです。

各SNS媒体の比較表

以下の表は、総務省が発表している「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」に記載されているものです。 上図からもわかるように、Instagramは各年齢層が他のSNS媒体よりバランスよく利用していることに注目です。

Instagram採用の目的別事例

Instagram採用の目的別事例 Instagram採用において、具体的なイメージができていない人もいることでしょう。 ここでは、Instagram採用の目的別事例を紹介していきます。
  • 求人の問い合わせを獲得
  • 離職率/内定辞退率を改善

求人の問い合わせを獲得

Instagram採用で求人の問い合わせを獲得できる理由はいくつかあります。 まず、Instagramはビジュアルコンテンツを中心としたプラットフォームであり、写真や動画を通じて企業の雰囲気や文化を伝えることが可能です。求職者は企業の魅力的なコンテンツを見て興味を持ち、問い合わせや応募を行う動機付けがされやすくなります。 また、Instagramは若年層を中心に幅広いユーザー層に利用されており、特に求職者にとって重要な若年層の層をカバーしていることもポイントです。 さらに、Instagramのハッシュタグ機能を活用することで、関連するキーワードや業種に関するハッシュタグを付けて投稿することで、求人情報が関連するユーザーにアクセスしやすくなります。これにより、より多くの求職者が企業の求人情報に気付くことができ、問い合わせや応募が増える可能性が高まります。 このように、企業情報を発信するだけSNSやWebメディア運用とは異なり、フランクでリアルな情報を発信することで「人→会社」へ親近感が湧き、最終的に問い合わせまで効果良く獲得できるのです。 以下、事例を2社紹介します。
  • 株式会社メルヴェイユ
  • 株式会社メグラス

株式会社メルヴェイユ

株式会社メルヴェイユのInstagramアカウントでは、ハイライトやフィード投稿、リール投稿などさまざまな活用しています。 営業人材の獲得に繋がっているほか、リール動画では1動画平均8万回ほど再生されており、営業という採用が難しい業種での成功を収めています。

株式会社メグラス

株式会社メグラスのInstagramアカウントでは、採用アカウントとして介護施設の日常を投稿しています。 こちらの動画では、いいね数が1.6万件、コメントが200件以上と多くの反響を呼び、採用へと繋がっています。 また、こうした反響のある動画をハイライトに求人情報を掲載していることも、問い合わせの増加に役立っていると考えられるでしょう。

離職率/内定辞退率を改善

既に求人応募を獲得できている会社においても、Instagramのコンテンツを上手く活用することで離職率や内定辞退率を改善する効果が期待できます。ここでは、Instagramの活用に成功している2社を紹介します。
  • 株式会社サイバーエージェント
  • JAL(日本航空株式会社)

株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェントのInstagramアカウントでは、社員の1日に密着した動画や事業部の紹介動画をはじめとした、動画投稿の割合が高いです。 プライベートにも密着した投稿もあり、親近感が湧きやすい投稿になっていることも、求職者からの問い合わせを促進していると考えられます。 ほかにも内定者による対談動画も投稿されているため、内定者の会社への参加意識を高める効果に繋がり、内定辞退率を低減させていると考えられるでしょう。

JAL(日本航空株式会社)

JAL(日本航空株式会社)のInstagramアカウントでは、客室乗務員の採用がメインに行っています。 社員紹介や業務風景、会社の雰囲気などを発信することで求職者が働くイメージが具体的に持てるため、ギャップによる内定辞退を防ぐ効果が期待できるでしょう。

Instagram採用の運用のポイント

Instagram採用の運用のポイント ここでは、Instagram採用の運用のポイントを解説していきます。
  • 目標と具体的な成果指標(KPI)の明確化
  • コンセプトを詳細に定義づける
  • ストーリーズの活用
  • ハイライトの活用
  • ハッシュタグの活用
  • 月次の分析

目標と具体的な成果指標(KPI)の明確化

Instagram採用を行う際には、目標と具体的な成果指標(KPI)を明確化することが重要です。 その理由は、目標の設定により、採用活動の目的や方針を明確にし、チーム全体が一貫した方向性で取り組めるからです。 また、KPIを設定することで、成果を定量的に評価することで活動の効果を把握できます。成果が目標に届かない場合は、戦略の修正やリソースの最適化を行い、効果的な活動を展開します。 このように、明確な目標とKPIはチームのモチベーションを高め、活動に対する意欲を向上させることから、Instagram採用を行う際には目標とKPIの明確化が重要なのです。

コンセプトを詳細に定義づける

Instagram採用を成功させるためには、コンセプトを詳細に定義することが不可欠です。 その理由として、コンセプトの明確化は企業のブランドイメージを一貫させるために必要だからです。また、ターゲット層を明確化し、それに合ったコンテンツを提供することができます。これにより、フォロワーの獲得と維持、そして競合他社との差別化にも繋がります。 これらから、Instagram採用を行う際には、コンセプトを詳細に定義することが必要なのです。

ストーリーズの活用

ストーリーズはリアルタイム性を活かした投稿が可能であり、企業の日常やイベントを即座に共有できます。 また、ストーリーズはインタラクティブなコンテンツ提供や一時的な情報の活用ができ、求職者とのコミュニケーションを促進し興味を引き付けます。さらに、ストーリーズ広告を活用することで、より多くの求職者にリーチすることが可能です。 これらの理由から、Instagram採用ではストーリーズの活用が効果的な手段となります。

ハイライトの活用

ハイライトはプロフィールページ上に表示され、重要な情報を集約し、求職者は情報へのアクセスが容易になります。 長期的な情報発信やブランドイメージの構築、求人情報の集中管理など、採用活動の効果を高めるための重要なツールとなります。 このように、ハイライトを活用することで、企業の特徴や魅力をより鮮明に伝え、求職者の興味を引き付けることができるでしょう。

ハッシュタグの活用

ハッシュタグを使用することで、投稿が関連するテーマやトピックに関心を持つユーザーにも表示され、ターゲットの拡大が期待できます。 また、ハッシュタグを活用すると求職者が企業の関連投稿を見つけやすくなり、コンテンツの検索可能性が向上します。 さらに、トレンドに関連するハッシュタグを使用することで、企業の投稿が多くのユーザーに見られる可能性が高まり、コミュニティの参加促進にも繋がるでしょう。 これらの理由から、ハッシュタグの適切な活用はInstagram採用において重要な要素です。

月次の分析

月次の分析は、投稿や広告の効果を定量化し、成果を可視化することが可能です。 また、求職者の関心や傾向を把握し、効果的なコンテンツ戦略や広告キャンペーンの最適化に役立ちます。さらに、予算の最適化や継続的な改善を促すフィードバックループを構築することができるでしょう。 これらの理由から、月次の分析はInstagram採用活動において欠かせない要素となります。

Instagram採用のメリット

Instagram採用のメリット ここでは、Instagram採用のメリットについて解説します。
  • 企業の魅力が伝わりやすい
  • 採用コストの削減
  • ミスマッチの防止
  • 転職潜在層にもリーチできる

企業の魅力が伝わりやすい

Instagram採用では、ビジュアルコンテンツの力を活用して、オフィス風景や社員の活動などを魅力的に紹介できます。 また、ストーリーテリングやコメント・ダイレクトメッセージによって双方向のコミュニケーションを促進し、企業の人間性や価値観の表現が可能です。ほかにも、ハッシュタグの活用やリアルタイム性の高さも、求職者に企業の最新情報や活気を伝えるのに役立ちます。 これらの要素を組み合わせることで、Instagramを活用した採用活動は企業の魅力を効果的に伝えることができます。

採用コストの削減

Instagramは無料で利用できるSNSプラットフォームであるため、Webメディア制作や求人媒体に情報掲載するよりもコストを抑えられます。 また、Instagram広告を効果的に活用することで、精度の高いターゲティングができ、無駄な広告費の削減が可能です。 オーガニックなリーチを活用することで、追加の広告費用をかけずにフォロワーに直接届けられることも魅力的です。 さらに、分析を通じた効果の評価と改善により、無駄な費用を削減し、効果的な採用活動を行うことができます。

ミスマッチの防止

Instagram採用は、リアルな企業文化や社風を伝えることができるため、求職者は自身の価値観や志向に合うかどうかを判断しやすくなります。 また、フォロワーからのフィードバックや社員の声を積極的に取り入れることで、透明性と信頼性が向上し、求職者の信頼を得ることも可能です。さらに、リアルタイムで企業の活動やプロジェクトを公開することで、求職者は企業の実態をより正確に把握しやすくなります。 これらの要素が組み合わさり、Instagram採用は効果的なミスマッチ防止の手段となります。

転職潜在層にもリーチできる

Instagramは幅広いユーザー層が利用しており、その中には転職を考えている人も多く含まれています。 また、興味や関心を共有することで、企業が自社の文化や価値観を明確に伝えることができ、転職に興味を持つユーザーにアプローチしやすくなります。 さらに、インフルエンサーやハッシュタグを活用することで、転職関連の情報を発信し、転職潜在層にリーチすることが可能です。 これらの要素から、Instagram採用は転職潜在層にも効果的にアプローチすることができる媒体となっています。

Instagram採用のデメリット

Instagram採用のデメリット 多くのメリットがある一方で、Instagram採用には注意しなければならないこともあります。ここでは、Instagram採用のデメリットを解説します。
  • ネガティブに捉えられる可能性もある
  • 時間がかかる
  • 継続的な運用の難易度が高い

ネガティブに捉えられる可能性もある

不適切な内容や曖昧な内容の情報発信は、閲覧者にネガティブに捉えられる恐れがあります。また、インフルエンサーの不適切な使用や投稿への不適切なコメントが企業のイメージを損なうこともありえます。 ほかにも、採用コンテンツの選択や企業の透明性や誠実さの欠如もネガティブな反応を引き起こす要因となります。 これらのリスクを考慮し、適切な対策を講じることが重要です。

時間がかかる

Instagram採用では、魅力的なコンテンツの制作と編集には時間がかかります。 また、コンテンツ戦略の構築やフォロワーの獲得・育成、リーチとエンゲージメントの確保にも時間と労力が必要です。 これらの作業を丁寧に行うことで、効果的なInstagram採用を実現することができます。

継続的な運用の難易度が高い

Instagram採用で継続的な運用が難しいこともデメリットのひとつです。 たとえば、Instagram採用の運用では魅力的なコンテンツの提供が必要であり、そのためには多様性とクオリティの高いコンテンツを定期的に用意しなければなりません。 また、リアルタイム性やフォロワーの関与を促すためには、迅速な対応とコミュニケーションが求められます。 さらに、Instagramのアルゴリズムの変化に対応し、最新のトレンドやベストプラクティスに適応する必要があります。 これらの要因から、Instagram採用の継続的な運用は難易度が高く、成功するためには計画的な戦略と柔軟なアプローチが必要です。

Instagram採用に強い会社

Instagram採用に強い会社 ここでは、Instagram採用に強い会社を3社紹介します。
  • 合同会社ドリームアップ
  • 株式会社グローバルリンクジャパン
  • アディッシュ株式会社

合同会社ドリームアップ

合同会社ドリームアップは、IT領域での広い知見を活かして営業支援やスカウト代行、メディア運営代行やホームページ制作代行など幅広い事業を行っている会社です。 同社では、SNS運営や動画編集など各専門家をチームで借りれるため、Instagram採用においてもコンテンツ制作や効果的な運用に役立てられます。 HP制作も行えるため、Instagramと連携させるといった採用活動の範囲を広げられることも魅力的です。
会社名 合同会社ドリームアップ
特徴 状況・目標に合わせて、精鋭の担当者で編成されたチームを貸出
料金 月額10万円〜
HPリンク https://dream-up.co.jp/

株式会社グローバルリンクジャパン

株式会社グローバルリンクジャパンは、SNSマーケティングをメイン事業にしている会社です。 同社は、ショート動画運用代行を得意としており、作成した動画をインスタリールやYouTubeショート、TikTokなどへのSNSへアップロード・運用を行ってくれます。 Instagramの通常投稿だけではなく、ストーリーズやハイライトの活用もしやすく、魅力的なコンテンツを発信し続けられることもポイントです。
会社名 株式会社グローバルリンクジャパン
特徴 立案から制作、レポート提示までワンストップ
料金 ¥50,000(税込¥55,000)+各運用作業料金/月
HPリンク https://www.globallinkjapan.com/

アディッシュ株式会社

アディッシュ株式会社は、デジタルエコノミーに特化したカスタマーサクセスソリューションを提供している会社です。 同社が提供するサービスのひとつである「FrontSupport」はSNSキャンペーンに強いため、採用動画作成後はキャンペーンと連携させることで求職者の興味関心を引くことに期待が持てます。 SNS運用とSNSキャンペーンをワンストップで提供してくれるため、Instagram採用を継続的に運用する負担が軽減されます。
会社名 アディッシュ株式会社
特徴 SNSキャンペーンに強い
料金 要問い合わせ
HPリンク https://www.adish.co.jp/

まとめ:Instagram採用で効果的な採用活動をしよう

まとめ:Instagram採用で効果的な採用活動をしよう Instagram採用は、写真や動画といったビジュアルコンテンツをメインとしたSNS採用の手法のひとつで、職場環境や働く社員のリアルな様子を届けられます。 また、Instagramの利用者は幅広く、特に20〜30代の就職・転職のターゲットとなる年齢層が多いことにも注目です。 メリットが豊富なInstagram採用ですが、魅力的なコンテンツを発信し続けなければならず、運用にも知識が必要となることから自社内で対応することが難しい場合もあります。 そのような、場合にはInstagram採用に強い企業へ外注するのも方法のひとつです。ドリームアップでは、SNS運用や動画制作に精通した専門家を貸出しているため、外部委託を検討している人は一度相談してみてください。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次