オンライン決済サービスのおすすめ【タイプ別24選】選び方も徹底解説自動下書き

監修者

合同会社ドリームアップ 代表

福島県立安積高等学校、法政大学法学部法律学科を卒業。大学在学中にWebマーケティング会社にて月間200万PV超えの大手メディアのディレクター、海外でのWebメディア立ち上げののち売却を経て学生起業。

現在は2社(合同会社ドリームアップ/Coordy株式会社)の代表を務め、10年間の業界経験を活かし、数々のプライム上場企業のWebマーケ担当として、SEO対策・コンテンツ制作を中心に支援を継続している。

【合同会社ドリームアップに無料で相談する】

合同会社ドリームアップでは、Webマーケティング代行サービス「アナグマ」、コンテンツ制作代行サービス「コンテンツ職人」、SNS採用代行サービス「SNS採用 コミット」を通し、常に新たな支援先にサービスを提供しています。

オンライン決済サービスは、インターネットはもちろん実店舗でも広く普及してきているため、財布を持ち歩かない主義の人も増えています。

このような時代の変化に対応していくには、オンライン決済サービスの導入が欠かせないと言っても過言ではないでしょう。

しかし、オンライン決済サービスには多くの種類があり、どれを選べば良いかで悩んでいる方も少なくありません。

この記事では、オンライン決済サービスを、

  • 月額課金やサブスク対応タイプ
  • オンライン特化タイプ
  • 実店舗とオンラインに対応しているタイプ
  • 集金代行や口座振替対応タイプ
  • 個人事業主におすすめ

の5つのカテゴリーに分け、24選でご紹介します。

オンライン決済サービスの選び方についても解説しますので、ぜひお役立てください。

目次

オンライン決済サービスの基礎知識

最初に、オンライン決済サービスの基本的な知識をおさらいしておきましょう。

  • オンライン決済サービスとは?
  • オンライン決済サービスの主な4つの種類

それぞれ、改めて確認してみてください。

オンライン決済サービスとは?

オンライン決済サービスは「オンライン決済代行サービス」とも呼ばれていて、インターネット上で支払いを完結できるシステムです。

クレジットカード会社のような「決済手段を提供する企業」と、「オンライン決済を導入したい企業」を仲介し、スムーズな決済を可能にします。

オンライン決済と一口に言っても、その決済方法はさまざまです。クレジットカードや電子マネー、銀行振込なども含まれます。

それぞれ導入する方法もありますが、多様化している決済方法をまとめて導入するなら、オンライン決済サービスの利用が便利です。

また、顧客それぞれで希望する決済方法が異なるため、多様なニーズに対応できる環境を作っておくと売上アップにもつながります

オンライン決済サービス導入のメリットについては、「オンライン決済サービスを導入するメリット・デメリット」で詳しくご紹介します。

オンライン決済サービスの主な4つの種類

さまざまな種類が提供されているオンライン決済サービスですが、大きく分けて下記4つの種類に分けられます。

  • 月額課金やサブスクに対応しているタイプ【SaaSやアプリなど】
  • オンラインのみ対応しているタイプ【ECサイトやチケット販売など】
  • 実店舗とオンライン両方に対応しているタイプ【デリバリーやECサイトなど】
  • 集金代行や口座振替に対応しているタイプ【レッスンや会費徴収など】

自社に最適な種類を選ぶために、どのような特徴があるのかを確認しておきましょう。

月額課金やサブスクに対応しているタイプ【SaaSやアプリなど】

一定料金を毎月決済する必要がある月額課金やサブスクの場合、「月額課金やサブスクに対応しているタイプ」のオンライン決済サービスがおすすめです。

主に、インターネット上でソフトウェアを提供しているSaaS企業やアプリなどでのサブスクリプションサービスを提供している企業に適していて、下記のような特徴があります。

  • プランの変更や利用日からの日割り計算などに柔軟に対応できる
  • 顧客の情報を一括して管理できる
  • 顧客の行動や売上予測などのデータ分析により、販売戦略に役立つ情報を得られる

オンラインに特化しているタイプ【ECサイトやチケット販売など】

インターネット上の取引のみに特化して提供されているのが、「オンラインに特化しているタイプ」です。

ECサイトでの物販やチケット販売、マーケットプレイスなどのほか、セミナー販売などでも活用できます。特徴は、下記のとおりです。

オンラインでは、クレジットカードを持っていない顧客への働きかけも必要になるため、スマホのみで後払い決済できるなどのサービスがあると、売上アップ効果も出やすくなるでしょう。また、決済データを暗号化することで、セキュリティ面の強化も可能です。

実店舗とオンライン両方に対応しているタイプ【デリバリーやECサイトなど】

実店舗とオンライン両方に対応しているタイプは、実店舗とあわせてインターネットを活用したデリバリーを展開していたり、実店舗での販売のほかECサイトでも販売していたりするケースにおすすめです。

このように販路が複数ある場合のオンライン決済サービスの特徴は、下記が挙げられます。

  • 支払い方法や情報を一元管理できる
  • 実店舗で使える決済端末を提供している
  • さまざまな支払い方法に対応している
  • 実店舗で必要となるレシートを印刷できる端末もある

オンラインだけでなく実店舗でもクレジットカードや電子マネー、QRコード決済などが広く普及しているため、オンライン決済サービスを導入すると顧客単価やリピート率のアップも期待できるでしょう。

集金代行や口座振替に対応しているタイプ【レッスンや会費徴収など】

レッスンの月謝や会員制サービスの会費徴収のほか、月極駐車場や小売業界で活躍するのが、「集金代行や口座振替に対応しているタイプ」です。

いわゆる「代金回収」と呼ばれる月謝や会費の徴収は、利用人数が増えるほど手間がかかりますが、オンライン決済サービスを導入すると一気に利便性がアップします。

  • 自動的に集金できる
  • 利用人数が増えても一括で管理を任せられる
  • 入金管理だけでなく督促メールの自動送信などをサービスを利用できる

上記をはじめとする特徴があり、業務効率のアップも見込めます。

オンライン決済サービスを徹底比較!おすすめ24選

ここからは、オンライン決済サービスのおすすめを、タイプ別に24選でご紹介していきます。

自社に必要なタイプの中からベストなものを選ぶために、それぞれ比較して検討してみましょう。

月額課金やサブスクに対応しているタイプのおすすめ4選

月額課金やサブスクに対応しているタイプでは、下記4つをご紹介します。

サービス名初期費用月額費用決済手数料
PAY.JP0円0~50,000円2.59%~
VeriTrans4G要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
Stripe0円0円・クレジットカード
・ウォレット:3.6%
・コンビニ決済:3.6%
・銀行振込:1.5%
サブスクペイ要問い合わせ要問い合わせ2.65%~

各サービス特徴が異なるため、それぞれ詳しく見ていきましょう。

PAY.JP

引用元:https://pay.jp/

「PAY.JP」は、大手ECサイト「BASE」のグループ会社であるPAY株式会社が運営しているオンライン決済サービスです。

業界最低水準の手数料で使え、簡単に導入できる点が特徴です。

シンプルなAPIと豊富なライブラリを搭載していて、はじめてオンライン決済サービスを導入する場合でも使いやすくなっています。

また、最短で申込から2~3営業日で審査が終了する点も魅力です。

PAY.JPでは、柔軟な料金体系で各ビジネスに合ったプランでの利用が可能です。さらに国際基準に準拠したセキュリティが完備されているので、安心して利用できます。

初期費用0円
月額費用0~50,000円
決済手数料2.59%~

VeriTrans4G

引用元:https://www.veritrans.co.jp/lp/4g.html

株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス株式会社)が運用している「VeriTrans4G」は、30種類以上もの決済手段をまとめて導入できるオンライン決済サービスです。

決済手段ごとにまとめて管理でき、それぞれ一括で売り上げが入金されます。

都度課金だけでなく継続課金にも対応しているだけでなく、Webサイトがない場合でもURLから決済できる点が特徴です。

そのため、月額課金やサブスクだけでなく、ECサイトや実店舗でも活用できます。

実績があり信頼度の高いシステムで、国際セキュリティ基準「PCI DSS」に準拠しているため安心度も高くなっています。

初期費用要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
決済手数料要問い合わせ

Stripe

引用元:https://stripe.com/jp

「Stripe」は、Stripe社によるオンライン決済サービスで、世界規模で数百万社以上が導入している決済インフラです。

決済画面にアクセスすることなく支払いできるため、ユーザーの離脱を防ぎやすい点が特徴で、売上アップにつなげやすくなっています。

また、手数料が低く事前審査なしでスピーディーに導入できる点も、Stripeならではの魅力です。

さらに、入金サイクルを自由に設定でき、特定の曜  日や特定の日時に受け取れます。ECサイトでも広く活用されているサービスです。

初期費用0円
月額費用0円
決済手数料・クレジットカード、ウォレット:3.6%
・コンビニ決済:3.6%
・銀行振込:1.5%

サブスクペイ

引用元:https://www.robotpayment.co.jp/service/payment/

株式会社ROBOT PAYMENTによる「サブスクペイ」は、サブスクリプションビジネスに必要な機能が豊富にそろっているオンライン決済サービスです。

メールリンク決済で、サブスクのほか月額課金でも使いやすくなっています。

サブスクペイは、決済手数料が業界最安水準の2.65%である点が大きな魅力で、最短1週間で利用開始できます。

課金周期や回数などを柔軟に設定できるだけでなく、拡張機能で顧客情報をデータベース化することで、マーケティング面での活用も可能です。

初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
決済手数料2.65%~

オンラインに特化しているタイプのおすすめ5選

ECサイトやチケット販売を始めとする、オンラインで利用するなら、オンライン特化の決済サービスも良いでしょう。

オンライン特化タイプでは、下記5つのサービスをご紹介します。

サービス名初期費用月額費用決済手数料
PayPal0円0円3.2%+40円~
ペイジェント要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
イプシロン0円1,000円・クレジットカード:2.79%~
・コンビニ決済:150円~/回
・ネット銀行:40円~/回
・キャリア決済:6.0%
・後払い決済:4.0%
・銀行振込:20円/回
・口座振替決済:120円/回
・PayPay:3.45~9.0%
・マルチ決済端末:3.23%
ソニーペイメントサービス0円~0円~要問い合わせ
Opn payments0円0円・クレジットカード、デビットカード:2.95%~
・Google Pay:2.95%~
・PayPay:3.40%~
・Pay-easy決済、ネットバンク決済:0.50% + 150円
・コンビニ決済:0.50% + 150円

それぞれの特徴を、分かりやすくご紹介していきます。

PayPal

引用元:https://www.paypal.com/jp/home

世界中200ヶ国以上で利用されている「PayPal」は、世界の主要国の決済に対応していて海外ユーザーが多いオンライン決済サービスです。

PayPal Pte. Ltdにより運用されていて、国際的な信頼度が高くなっています。越境ECなど、グローバルに事業展開したい場合に、特におすすめです。

また、小規模のビジネスでも導入でき、不正取引などのトラブル時のための補償も完備されています。

初期費用0円
月額費用0円
決済手数料3.2%+40円~ 

ペイジェント

引用元:https://www.paygent.co.jp/

株式会社ペイジェントが提供する「ペイジェント」は、株式会社NTTデータと三菱UFJニコス株式会社が出資しているため、安定した経営基盤のオンライン決済サービスです。

信頼性も高く、オプションにより締め日から最短5営業日で入金されるため、キャッシュフローに影響を与えにくい点が特徴です。

また、決済方法が豊富なだけでなく、トークン決済やカード情報お預かりサービス、トラブル時のサポート体制も充実しているため、安心して利用できます。

ペイジェントでは、法人取引向けの「BizPay」も展開しています。

初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
決済手数料要問い合わせ

イプシロン

引用元:https://www.epsilon.jp/

「イプシロン」は、GMOイプシロン株式会社が提供している、ECショップ向けのオンライン決済サービスです。

最短1営業日で導入できる「スピード導入プラン」のほか、手数料が割安になる「手数料お得プラン」など、企業それぞれのニーズに合ったプランが利用できます。

メールリンクサービスは特別なシステム設定が必要なく、メールのほか、SMSやQRコードで案内が可能で利便性も高くなっています。

また、豊富な不正利用対策を用意しているほか、3Dセキュリティなどによりセキュリティ面でも信頼度が高いです。

初期費用0円
月額費用1,000円
決済手数料・クレジットカード:2.79%~
・コンビニ決済:150円~/回
・ネット銀行:40円~/回
・キャリア決済:6.0%
・後払い決済:4.0%
・銀行振込:20円/回
・口座振替決済:120円/回
・PayPay:3.45~9.0%
・マルチ決済端末:3.23%

ソニーペイメントサービス

引用元:https://www.sonypaymentservices.jp/

20種類以上の決済方法を用意している「ソニーペイメントサービス」は、ソニーペイメントサービス株式会社が提供しています。

20年以上の実績があるソニーペイメントサービスなら、高速レスポンスによりユーザーの離脱率を下げる効果が見込めます

これはクレジットカード会社とダイレクト接続しているためで、非対面決済業界では唯一のサービスです。

ソニーペイメントサービスは「PDI DSS」というグローバルなセキュリティ基準に準拠しているだけでなく、導入後のサポートは国際基準において最高ランクの評価を受けた窓口が利用できます。

初期費用0円~
月額費用0円~
決済手数料要問い合わせ

Opn payments

引用元:https://www.opn.ooo/jp-ja/products/opn-payments/

Opn Co., Ltdが提供する「Opn payments」は、海外でも使用できるさまざまな決済方法を用意しているオンライン決済サービスです。

日本だけでなく東南アジアで使える60種類以上の決済方法があり、SNSやメールだけで決済できます。

各企業に合った決済フローを実現するシームレスな決済が可能なだけでなく、売上情報を一元管理してビジネス進捗を可視化できる点もメリットです。

初期費用0円
月額費用0円
決済手数料・クレジットカード、デビットカード:2.95%~
・Google Pay:2.95%~
・PayPay:3.40%~
・Pay-easy決済、ネットバンク決済:0.50% + 150円
・コンビニ決済:0.50% + 150円

実店舗とオンライン両方に対応しているタイプのおすすめ9選

オンラインだけでなく、実店舗での販路もある企業なら、ここでご紹介するオンライン決済サービスを検討してみましょう。

サービス名初期費用月額費用 決済手数料
PayPay0円1,980円~・PayPay:2.80%
・クレジットカード決済:2.80%~
・QRコード決済:2.95%~
・電子マネー決済:2.95%~
楽天ペイ0円0円<実店舗>
・クレジットカード決済:3.24%
・電子マネー決済:2.95%~
・QRコード決済:2.95%~
<オンライン>
・デジタルコンテンツ:8.0%~
・デジタルコンテンツ以外:4.0%~
LINE Pay0円0円要問い合わせ
Paid0円0円0.5%~+100円/請求1件
Square0円0円~・クレジットカード決済:2.5%
・その他の決済:3.25%
SBペイメントサービス要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
メタップスペイメント要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
ナチュラルペイメント92,000円8,900円・クレジットカード決済:3.6%~
・モバイルSuica、楽天Edy、iD決済:3.9%
・コンビニ、Pay-easy決済:3.9%(最低手数料¥120〜)
・WebMoney:13%
ZEUS0円3,000円・クレジットカード決済:~3.5%
・SMS決済:3.5%~
・あと払い決済:~3.9%

実店舗とオンライン双方で利用できるので、デリバリーなどにもおすすめです。

PayPay

引用元:https://paypay.ne.jp/store/

「PayPay」は、登録ユーザー6,600万人で幅広いユーザーが利用しているオンライン決済サービスです。

PayPay株式会社によるサービスで、最短ワンタップで購入できる手軽さが魅力です。

またシステムだけでなく専任のスタッフが24時間体制で監視し不正利用を防いでいるので、安心度も高くなっています。

PayPayはクレジットカードを登録しなくても利用できるため、ユーザーの途中離脱を防ぎやすい点も魅力です。

さらに、全国の幅広い店舗やインターネットのほか、公共料金の支払いにも使えるため、ユーザーからの人気が高いオンライン決済サービスです。

初期費用0円
月額費用1,980円~
決済手数料・PayPay:2.80%
・クレジットカード決済:2.80%~
・QRコード決済:2.95%~
・電子マネー決済:2.95%~

楽天ペイ

引用元:https://pay.rakuten.co.jp/

楽天ペイメント株式会社から提供されている「楽天ペイ」は、オンラインはもちろん、実店舗でもQRコードで決済できます

大手ECサイト「楽天」以外のECサイトであっても、楽天IDで決済できる点が魅力であるほか、楽天ポイントを使えたり楽天カードと連携できたりするため、ユーザーにとって利便性が高くなっています

これにより、客単価やリピート率のアップが見込める点も見逃せません。

また、楽天ペイ導入企業のオーナーが楽天銀行口座を持っていれば、最短で売上分が翌日入金される点も魅力です。

初期費用0円
月額費用0円
決済手数料<実店舗>
・クレジットカード決済:3.24%
・電子マネー決済:2.95%~
・QRコード決済:2.95%~
<オンライン>
・デジタルコンテンツ:8.0%~
・デジタルコンテンツ以外:4.0%~

LINE Pay

引用元:https://pay.line.me/portal/jp/main

LINE Pay株式会社が提供する「LINE Pay」は、コミュニケーションアプリとして広く普及している「LINE」の公式アカウントと連携できます

LINEのユーザーであれば手軽に利用できる利便性の高さから、幅広いユーザーが利用している決済方法です。

また、LINE公式アカウントと連携することで、決済時に友達追加を促し、販促情報を発信できるようになります。

LINE Payでは、モニタリングや情報の暗号化のほか、補償制度なども用意されていて安全性が高い点も魅力です。

初期費用0円
月額費用0円
決済手数料要問い合わせ

Paid

引用元:https://paid.jp/

BtoBビジネスで使用するなら、株式会社ラクーンフィナンシャルが運用している「Paid」がオススメです。法人対象の後払い請求代行サービスで、与信審査や請求、代金回収までを一括して代行してもらえます。

また、万が一未払いや取引先の倒産などのトラブルが発生した場合でも代金を100%立て替えてくれるため、回収漏れが起こらない点も魅力です。

Paidはさまざまな業種に対応していて、Webサービスはもちろん、対面での店舗取引でも利用できます

初期費用0円
月額費用0円
決済手数料0.5%~+100円/請求1件

Square

引用元:https://squareup.com/jp/ja

幅広い決済端末や決済方法に対応しているのが、「Square」です。

Square株式会社によるオンライン決済サービスで、登録口座が三井住友銀行かみずほ銀行なら、売上金は最短で翌営業日に入金されます。導入も決済も入金もスピードが早いのがSquareの特徴で、ビジネスチャンスを逃しにくくなっています。

また、専用のPOSレジを使うと、オンラインと実店舗それぞれの在庫や売上、顧客の情報をまとめて管理できる点も魅力です。

ECサイト作成機能も用意されていて、テンプレートを使えば初心者でもサイトを簡単に構築できます。

初期費用0円
月額費用0円~
決済手数料・クレジットカード決済:2.5%
・その他の決済:3.25%

SBペイメントサービス

引用元:https://www.sbpayment.jp/

「SBペイメントサービス」は、ソフトバンクグループのSBペイメントサービス株式会社が提供しています。

プライバシーマークを取得しているのはもちろん、国際基準の獲得やISMS認証、PCIDSSにより高いセキュリティで安心して利用できます

SBペイメントサービスは40種類以上の決済方法が利用できるだけでなく、店舗の経営に役立つ集客支援などのサービスを受けられる点も魅力です。

また、リンク型やAPI型を選べるほか、支払いオプションが幅広い点も特徴です。

初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
決済手数料要問い合わせ

メタップスペイメント

引用元:https://www.metaps-payment.com/

イベントでのチケット販売や物販、寄付など幅広い業種に対応できるのが、「メタップスペイメント」です。

株式会社メタップスペイメントによるオンライン決済サービスで、オンラインと実店舗はもちろん、さまざまなシーンで活用できるのが特徴です。

チケット販売などに便利な「チケットペイ」だけでなくサブスクリプションサービスなどに便利な「会費ペイ」、給与前払サービス「CRIA」なども用意されていて、企業それぞれのニーズに応えやすくなっています。

導入後は専任の担当者がつくので、初めてオンライン決済サービスを利用する場合も安心です。

初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
決済手数料要問い合わせ

ナチュラルペイメント

引用元:https://www.naturalpayment.jp/

クレジットカード決済で12年以上の実績がある「ナチュラルペイメント」は、長年の運用で蓄積された技術を結集して運用しているのが強みです。

クレジットカード情報の非保持による高セキュアなシステムで、サーバーの準備から決済システムとの連携までを任せられます。

エクストライノベーション株式会社が運用しているナチュラルペイメントは、費用が明確で決済手数料が固定されている点が特徴です。また、情報商材を扱える点も魅力です。

初期費用92,000円
月額費用8,900円
決済手数料・クレジットカード決済:3.6%~
・モバイルSuica、楽天Edy、iD決済:3.9%
・コンビニ、Pay-easy決済:3.9%(最低手数料¥120〜)
・WebMoney:13%

ZEUS

引用元:https://www.cardservice.co.jp/

「ZEUS」は、保険商品を取り扱っているSBIグループの株式会社ゼウスが提供しています。

14,000以上のサイトで導入されている豊富な実績があり、独自開発した不正利用検知システムの常時稼働で世界水準のセキュリティで守られています。

問い合わせ窓口は24時間365日対応しているだけでなく、専任の担当者も付くため、オンライン決済サービスの利用に不安がある場合でも安心して利用できます。

また、申し込みをすると即日で審査が開始され、最短3営業日で結果が出るスピーディーさも特徴のひとつです。

初期費用0円
月額費用3,000円
決済手数料・クレジットカード決済:~3.5%
・SMS決済:3.5%~
・あと払い決済:~3.9%

集金代行や口座振替に対応しているタイプのおすすめ2選

レッスンや会費徴収などで、オンライン決済サービスを利用するなら、集金代行や口座振替に対応しているタイプが良いでしょう。

サービス名初期費用月額費用 決済手数料
月額パンダ0円0円要問い合わせ
楽たす回収0円~1,000円~120円~/件

ここでは、上記2つのサービスをご紹介します。

月額パンダ

引用元:https://getsugaku-panda.jp/

子どもの習い事や大人のスクールなどのレッスン料、月極駐車場など、毎月決まった金額を徴収するのに向いているのが、「月額パンダ」です。

株式会社もぐらが提供しているオンライン決済サービスで、クレジットカード払いでも口座振替でも利用できます。

また、未回収の際はコンビニ決済やPayPay決済も利用できるのが特徴です。

また、初期費用・月額費用が0円なので、利用がない月は費用が発生しない点もメリットです。

オンラインで会員登録を完結できるほか、督促メールの自動送信やクレジットカード決済での返金などの機能も搭載されています。

初期費用0円
月額費用0円
決済手数料要問い合わせ

楽たす回収

引用元:https://bizsky.jp/kaishu/

株式会社ミロク情報サービスが運用している「楽たす回収」は、割安な手数料で請求から回収業務を効率的に代行するオンライン決済サービスです。

主に現金で集金している企業におすすめで、簡単な手続きで銀行口座振替の申込が完了します。

楽たす回収は1件から利用でき、使い慣れたExcelで登録できる点も特徴です。振込代行サービスとセットで申し込むと、初期費用や月額費用が特別価格になります。

初期費用0円~
月額費用1,000円~
決済手数料120円~/件

個人事業主におすすめ4選

個人事業主でも、導入できるオンライン決済サービスがあります。

サービス名初期費用月額費用決済手数料
アルファノート0円0円3%~
KOMOJU0円0円・クレジットカード決済:3.25%
・スマホ決済:3.5%~
・コンビニ決済:2.75%~・銀行振込:1.4%
・ATM降り込み:2.75%
・あと支払い:3.5%~
・キャリア決済:6.6%~
・プリペイド決済:12%
スマレジ・PAYGATE0円~0円~・クレジットカード決済:2.90%〜
・電子マネー決済:3.24%
・QRコード決済:2.00%〜
Airペイ0円~0円・クレジットカード決済:3.24%
・交通系電子マネー決済:2.95%
・他QR決済:3.24%

ここでは4種類をご紹介するので、比較検討してみましょう。

アルファノート

引用元:https://www.alpha-note.co.jp/

アルファノート株式会社が提供している「アルファノート」は、オンラインはもちろん、実店舗での利用ができるオンライン決済サービスです。

移動販売やスクール、サロン、イベントなど、幅広い業種に対応していて、豊富な決済方法を取り揃えています

実店舗で使う場合はポータブルタイプのマルチ決済端末を使うため、イベント会場や移動販売など、さまざまな場所で利用できる点も特徴です。

また、サポートセンターは24時間対応なのでいつでも相談できます。初めてオンライン決済サービスを導入する個人事業主でも、使いやすいサービスと言えるでしょう。

初期費用0円
月額費用0円
決済手数料3%~

KOMOJU

引用元:https://ja.komoju.com/

「KOMOJU」は、株式会社DEGICAが運用していて、ノーコードで50種類以上の決済方法を簡単に導入できるオンライン決済サービスです。

「Shopify」や「Wix」などの大手ECサイト構築プラットフォームと統合でき、手軽にオンライン決済サービスを導入できるのが特徴です。

KOMOJUは初期費用や月額費用がかからないため、購入時のみ手数料がかかる仕組みです。そのため、スモールスタートの個人事業主でも導入しやすくなっています。

初期費用0円
月額費用0円
決済手数料・クレジットカード決済:3.25%
・スマホ決済:3.5%~
・コンビニ決済:2.75%~
・銀行振込:1.4%・ATM降り込み:2.75%
・あと支払い:3.5%~
・キャリア決済:6.6%~
・プリペイド決済:12%

スマレジ・PAYGATE

引用元:https://smaregi.jp/payment/

「スマレジ・PAYGATE」はクレジットカードをはじめ、電子マネーやQRコード決済などに対応したマルチ決済サービスです。

株式会社スマレジが提供していて、マルチ決済端末「PAYGATE(ペイゲート)」により、イベントや移動販売、デリバリーなど様々な場面で利用できます。

PAYGATEはポータブルタイプでプリンターを内蔵しているため、周辺機器なしにオンライン決済が完結するのが魅力です。

初期費用0円~
月額費用0円~
決済手数料・クレジットカード決済:2.90%〜
・電子マネー決済:3.24%
・QRコード決済:2.00%〜

Airペイ

引用元:https://airregi.jp/payment/

株式会社リクルートが提供しているのが、「Airペイ」です。74種類の決済方法に対応していて、個人事業主や小規模ビジネスでも導入しやすくなっています。

カードリーダーは持ち運び可能なのでさまざまな業種で活用できるだけでなく、POSアプリ「エアレジ」と連携して売上や在庫の管理ができる点も特徴です。

また、Airペイでは、新規で導入する際の資料や電話相談サービスが充実しています。導入を迷っているのなら、まずは相談してみるのがおすすめです。

初期費用0円~
月額費用0円
決済手数料・クレジットカード決済:3.24%
・交通系電子マネー決済:2.95%
・他QR決済:3.24%

【オンライン決済サービス】8つの支払い方法

オンライン決済サービスの支払い方法は、主に下記8つです。

  • クレジットカード決済
  • キャリア決済
  • 銀行決済
  • ID決済
  • QR決済
  • 電子マネー決済
  • コンビニ決済
  • 後払い決済

それぞれの支払い方法の特徴も、チェックしておきましょう。

クレジットカード決済

広く普及しているクレジットカード決済は、分割支払いできる点が魅力で多くの顧客が利用しています。

カード情報の入力には多少手間がかかりますが、一度登録すれば次回から購入がスムーズになる点もメリットです。

このような理由から、多くの顧客が利用するベーシックな支払い方法となっています。

キャリア決済

スマホなどの通信事業者を通じて決済するキャリア決済は、月々のスマホ利用料金と合わせての支払いとなります。

毎月の引き落とし時に支払いできるので、とても手軽で利用者も多い点が特徴です。

銀行決済

銀行口座から引き落とす形で支払うのが、銀行決済です。クレジットカードなどを持っていなくても利用できるため、さまざまな顧客層が利用しています。

ID決済

PaypayやAmazon Payなどの大手サービスによるID決済は、ユーザーIDとパスワードで手軽に支払いができる決済方法です。

手数料は高めですが、ユーザーにとっての利便性が高く人気です。

QR決済

QRコードやバーコードの読み取りにより支払いをするQR決済も、ユーザーにとって利便性が高く、利用率が高いです。

ポイントを溜められる仕組みの決済サービスも多く、お得感が大きい点も魅力です。

電子マネー決済

事前に料金をチャージして利用するのが、電子マネー決済です。

SuicaやPASMO、WAONなどが電子マネー決済として有名で、チャージしてある金額内であればタッチするだけで支払いができます

主に実店舗で利用されている電子マネー決済ですが、オンラインでも使用できる種類が増えているため、今後も顧客層が広がると予想されています。

コンビニ決済

専用の支払い用紙を発行し、顧客が用紙をコンビニへ持っていき支払う方法です。

クレジットカード情報を入力したくなかったり、銀行振込している時間がなかったりなどといったケースにおいて大変便利な決済方法と言えます。

後払い決済

商品受け取り後に、顧客が支払い用紙にて支払いを行う方法が、後払い決済です。

商品を受け取り確認した後に支払いができるので、顧客からの安心度が高く、特に若い世代の利用率が高いです。

後払いは未回収リスクが気になるものですが、後払い決済サービスの多くに未回収分を補償する仕組みがあるため、企業側も安心して利用できます。

オンライン決済サービスを導入するメリット・デメリット

オンライン決済サービスの導入を検討するなら、利点だけでなく注意すべき点についても知っておく必要があります。

そこで、導入することで得られる6つのメリットと気をつけたい4つのデメリットも確認しておきましょう。

6つのメリット

オンライン決済サービスを導入するメリットは、主に下記の6つです。

  • 導入するだけでさまざまな決済方法が可能になる
  • 中小企業や個人事業主でも導入できる
  • 売上アップが見込める
  • 未払いや不正取引のリスクが低くなる
  • BtoBの売掛回収がラクになる
  • 業務負担が少なくなり業務が効率化する

メリットを最大限活かすために、それぞれの内容をチェックしていきます。

導入するだけでさまざまな決済方法が可能になる

現金以外での支払いを可能にするためには、本来、多種多様な決済方法をそれぞれ個別に契約しなければなりませんでした。

クレジットカードひとつ取っても、決済会社は数多くあるため、個別に契約していくのは大変な手間がかかります。

その点、オンライン決済サービスなら、さまざまな決済方法をまとめて導入できます

オンライン決済サービスの契約のみで多種多様な決済会社との取引が可能になるため、とても便利です。

また、さまざまな種類の決済をまとめて管理できるのも、オンライン決済サービスのメリットです。

中小企業や個人事業主でも導入できる

本来であれば、中小企業や個人事業主がクレジットカード決済を導入する際、厳しい審査を受けなければなりません。

カード会社それぞれの基準で実施される審査は、ビジネスの規模が小さいと通過できないケースも少なくありませんでした。

また、審査には時間がかかり、すぐに導入するのは難しい仕組みになっています。

その点、オンライン決済サービスであれば、中小企業や個人事業主でも手軽に導入できます

クレジットカード会社との直接の契約ではないため、時間がかかる厳しい審査を直接受ける必要もありません。そのため、そこまで時間をかけずに導入できるのがメリットです。

また、中小企業だけでなく個人事業主でも導入できるオンライン決済サービスもあります。

オンライン決済サービスを導入することにより、中小企業や個人事業主でもビジネス規模の拡大が目指せます。

売上アップが見込める

顧客は、それぞれで使い慣れた方法で支払いをしたいと思っています。クレジットカードやQR決済、電子マネーであることもあるでしょう。

この多種多様な決済ニーズに合っていれば、客単価アップやリピート利用率のアップが見込めます。

逆に、顧客が使いやすい決済ができない場合、客離れしやすくなるので注意しなければなりません。

たとえば、「クレジットカードNG・現金支払いのみ」の店舗の場合、「万が一現金が足りなかったら困る」などの懸念から、顧客が入店を辞めるケースもあるためです。

オンライン決済サービスを導入すると、さまざまなさまざまな支払い方法を一括して使えるようになります。

多くの顧客ニーズに合わせやすくなるため、売上アップにつながりやすくなるのです。

未払いや不正取引のリスクが低くなる

企業としては、未払いや不正取引のリスクはできるだけ低くしておきたいものです。

インターネット上での取引の場合、未払いや不正取引への不安が大きくなりがちですが、オンライン決済サービスではセキュリティ対策を万全にしていて、安全な取引ができるようになっています。

  • SSL通信(データ暗号化)
  • 3Dセキュア
  • PCI-DSS
  • ISO/IEC27001(情報セキュリティマネジメントシステム)認証

セキュリティ面では、上記をはじめとするさまざまな基準があります。

オンライン決済サービスでは、安全な取引ができるよう、いくつかの基準に準拠し、セキュリティ対策をしているケースが多いため、安心度が高いです。

また、万が一不正取引が発生しても、補償制度を設けているサービスもあります。

万全な安全対策に加えて補償制度も完備されていれば、オンライン決済サービスをより一層安心して使えるでしょう。

BtoBの売掛回収がラクになる

BtoBの取引では、取引先それぞれで決済のタイミングが異なるだけでなく、BtoCの場合よりも金額が大きくなりやすい点が特徴です。

そのため、請求作業や売掛回収作業だけでも、負担が大きくなってしまいます。

オンライン決済サービスなら、請求から売掛回収までを一括して代行してもらえるのがメリットです。

人為的なミスや抜けもなくなるため、より正確な管理ができるようになります。

業務負担が少なくなり業務が効率化する

オンライン決済サービスは、複数の決済方法をまとめて導入できるだけでなく、入金までをまとめて管理できます。

顧客や決済方法が増えれば増えるほど管理には手間がかかりますが、オンライン決済サービスがあればすべてを一元管理できる仕組みです。

また、人為的なミスや抜けがなくなることで、損失を出しにくい点も大きなメリットでしょう。

さらに、管理を担当する人材も必要なくなるため、人件費を削減しつつ人材をほかに回せる点も魅力です。

オンライン決済サービスを導入することで、事務手続きなども減らしてコア業務に注力しやすくなります。

4つのデメリット

魅力的なメリットが多いオンライン決済サービスですが、ここではデメリットについてもご紹介します。

  • 導入費用や決済手数料が発生する
  • 決済方法が顧客ニーズに沿っていないと売上アップが見込めない
  • 決済方法により、現金化するまでに時間がかかる
  • セキュリティ面の対応が必須

デメリットを知っておけば、あらかじめ対策を講じておくこともできるでしょう。

導入費用や決済手数料が発生する

オンライン決済サービスは、導入のための費用や決済手数料が必要です。

これは各決済会社と契約する際にも必要になるのですが、場合によっては個別で契約するよりも費用が高くなるケースがあります

ただし、費用が高くなっても、業務効率や売上がアップすれば、その分を補うことができるでしょう。

管理コストを減らせた分だと考えても、コスパが良いケースが多いと考えられます。

また、なかには個別で契約するよりも割安で利用できるオンライン決済サービスもあります。

自社に必要な機能のみに絞ったり個別契約時との費用の差を算出したりしてサービスを選び、コストを最低限に抑える方法も有効です。

決済方法が顧客ニーズに沿っていないと売上アップが見込めない

メリットでもお伝えしたように、顧客によって希望する決済方法は実にさまざまです。

このニーズに沿っていないと、せっかくオンライン決済サービスを導入しても売上アップは見込めません

それどころか、導入費用や決済手数料で、コスト増になってしまう可能性もあります。

そこで、なるべく多くの顧客ニーズに沿うよう、利用できる決済が多いサービスを選ぶと良いでしょう。

決済方法が多ければ、今まで利用が少なかった顧客層からも購入してもらえる可能性が出てきます。

決済方法により、現金化するまでに時間がかかる

各決済方法は、それぞれで現金化までにかかる時間が異なります。

決済では、それぞれで「締め日」と「入金日」が定められていて、決済されてから入金されるまでの日数や頻度を「入金サイクル」と呼びます。

入金サイクルが長ければ長いほど、企業のキャッシュフローを圧迫しやすくなるので注意が必要です。

たとえば、代表的なオンライン決済であるクレジットカードの場合、入金サイクルは半月毎や1ヶ月毎などが多い傾向にあります。

一方で、早い場合は1週間毎や5日毎というケースもあるので、キャッシュフローが心配な場合は入金サイクルの早さをチェックしておくと良いでしょう。

また、オンライン決済サービスによっては、入金サイクルが選べる場合があります。

売上金を複数回に分けて入金できるオプションを用意しているケースもあるため、自社のキャッシュフローを考え、なるべくスムーズに資金がまわるオンライン決済サービスを選びましょう。

セキュリティ面の対応が必須

未払いや不正取引がないようセキュリティ対策を講じているとしても、なかにはトラブルが発生するケースもあります。

未払いや不正取引のほか、顧客情報が流出してしまうこともあるでしょう。トラブルが発生すると、対応に追われるだけでなく補償をしなければならず出費がかさむ場合もあります

インターネット上でのやり取りとなるオンライン決済サービスを利用する際は、必ずセキュリティ面での安心度も調べておかなければなりません。

万全な対策を講じているかどうか、運営企業は信頼できるかどうかなどを十分に調査して、慎重に選ぶことが大切です。

オンライン決済サービスを選ぶ際のポイント7つ

多数あるオンライン決済サービスの中から、自社に最適なものを選ぶためには、ここでご紹介する7つのポイントを押さえておきましょう。

  • 決済方法の種類
  • 料金プランや課金方式
  • 決済手数料と入金サイクル
  • 連携できるサービス
  • 決済に関連する業務機能
  • 運用企業の信頼度
  • セキュリティサポート

売上アップにつなげるために、それぞれ詳しくご紹介します。

決済方法の種類

【オンライン決済サービス】8つの支払い方法」でご紹介したように、決済方法は主に8つあり、それぞれで特徴が異なります。

さらにそれぞれの決済方法には別々の決済会社があるため、自社にとってどの決済方法がベストなのかを検討してみましょう。

たとえば、クレジットカード決済では、「VISA」「JCB」「MasterCard」の3つの国際ブランドが使えると安心です。

また、広く利用されている「PayPay」「Google Pay」などの主要な決済方法も使えるようにしておくと良いでしょう。

10~20代の若い層をターゲットにしているなら、クレジットカードなしでも利用できるキャリア決済などを用意しておくと効果的です。

セミナーやレッスンなどであれば、銀行決済も用意しておきましょう。

料金プランや課金方式

オンライン決済サービスを利用する際には、導入費用や決済手数料のほか、システム提供元へ支払うための利用料、トランザクション費用などが発生する場合があります。

これらは各社で料金プランが異なるため、事前にしっかり調査しておかなければなりません。

また、課金方式は「都度課金」と「継続課金」の2種類があります。

ECサイトなどの物販などであれば都度課金、サブスクリプションサービスや月額制サービスであれば継続課金と、自社サービスに適した方式を提供しているオンライン決済サービスを選びましょう。

決済手数料と入金サイクル

決済手数料はオンライン決済サービスそれぞれで設定が異なるため、高すぎるとコストがかかりすぎてしまう危険があります。

決済手数料がたった1%違うだけでも、年間の利益に大きく影響する場合があるので注意しましょう。

一般的な相場は、下記のとおりです。

  • オンライン向け:3~5%ほど
  • 実店舗向け:3~3.8%ほど

ただし、決済方法や入金サイクルなどによって手数料は変動します。

特に入金サイクルはキャッシュフローに関わる部分です。自社の状況に合わせ、なるべく負担にならない入金サイクルのサービスを選びましょう。

連携できるサービス

現在利用しているシステムとの連携ができるかどうかも、必ずチェックしておきたいポイントです。

オンライン決済サービスと自社システムが連携できれば、より効率的に業務を進められるでしょう。

特に、売上状況を管理できるPOSレジ連携は、導入するだけで大幅な業務効率アップ見込める場合があります。

また、決済情報と顧客情報を紐付けて分析し、マーケティングに活用できる機能もあります。

ほかにも、在庫管理や予約システム、勤怠管理などと連携できる機能もあるため、まずは自社システムで連携したい機能がないかをチェックしてみるのがおすすめです。

連携できるサービスを踏まえ、決済面だけでなく自社全体を効率化できると理想的です。

決済に関連する業務機能

決済だけでなく、請求書や納品書の作成、入金管理などまで任せられるオンライン決済サービスもあります。

BtoBで請求書などが必要な場合でも、手間をかけずに作成できるのが特徴です。

入金状況の確認はもちろん、請求書の発行から突合までを自動化できるサービスもあるため、決済に関連する業務を効率化できます

人的なリソースを削減するなら、決済に関連する業務機能を搭載したオンライン決済サービスを導入して、できる限り自動化してしまうのがおすすめです。

運用企業の信頼度

機能や料金面だけでなく、オンライン決済サービスを運用している企業についての情報収集も欠かせません。

自社の決済や顧客情報を扱うサービスだからこそ、信頼度が高い企業が運用するオンライン決済サービスを使いましょう

運用企業の信頼度は、導入実績や口コミなどである程度判断できます。導入数が多かったり大手企業が導入していたりすれば、信頼できる可能性が高いです。

また、利用者の口コミが多く投稿されていて悪い評判が少なければ、安心して利用できるサービスである可能性が高いと考えられます。

また、見積もりや導入の相談時に、運用企業の担当者の対応も重要です。専門的な質問にも真摯に対応してくれる企業であれば、安心度も高いと言えるでしょう。

セキュリティサポート

自社にとって重要な「決済」や「顧客情報」を取り扱うからこそ、セキュリティサポート面も欠かさずに確認しておかなければなりません。

情報漏れがないように万全の対策を講じているのはもちろんのこと、リスクに対してどれほど備えられているか、万が一トラブルが発生した際にはどのような対処をしているのかもチェックしておくと安心です。

企業規模や業種に関わらず、情報漏洩などのトラブルは企業の信頼を大きく落とし、売上を低迷させてしまいます。

そのようなことがないよう、システムのセキュリティ基準や認証方式は忘れずに確認しておきましょう。

最適なオンライン決済サービスを導入して売上と利便性をアップしよう!

オンライン決済サービスを導入すれば、幅広い顧客のニーズに応えることができ、売上アップにつなげやすくなります

ただし、手数料や入金サイクルなどは自社のキャッシュフローに影響する場合があるため、あらかじめ調査してなるべく負担がないサービスを見極めなければなりません

また、数あるオンライン決済サービスの中から自社に最適なものを選ぶ際には、課金方式や機能だけでなく、運用企業の信頼度やセキュリティサポートの部分も徹底して調査しておくのが大切です。

オンライン決済サービスを上手に活用して、自社のビジネスをさらに拡大させていきましょう。

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