BtoB営業の代行会社選びで失敗しないために、この記事ではおすすめの営業代行会社10社を特徴・料金・向いている企業像とあわせて徹底比較しています。
「新規開拓に手が回らない」「営業ノウハウが社内にない」といった課題を抱える企業にとって、営業代行は即戦力を確保できる有力な選択肢です。ただし、料金形態や対応できるサービス範囲は会社ごとに大きく異なります。
この記事を読めば、営業代行の種類・料金相場・選び方のポイントから、自社に合った会社の絞り込み方まで、一記事で判断できるようになります。
BtoBにおすすめの営業代行会社【厳選15選】
営業代行会社は数百社以上存在しますが、自社の課題やフェーズ、予算に合わなければ効果は出ません。この章では、「自社課題・事業フェーズ・料金体系」の3軸で選べるよう、BtoBに強い営業代行会社を15社に絞って紹介します。まず比較表で全体像を把握してから、各社の詳細をご確認ください。
| 会社名 | 得意領域 | 料金体系 | こんな企業向け |
|---|---|---|---|
| セレブリックス | 営業プロセス全体設計・IT/人材/金融 | 固定報酬型 | データ基盤から営業を整備したい企業 |
| アイランド・ブレイン | 新規開拓・テレアポ | 完全成果報酬型 | 初期費用を抑え商談数を増やしたい中小企業 |
| ウィルオブ・ワーク | インサイドセールス〜カスタマーサクセス | 固定報酬型 | BtoB営業全体を仕組み化したい企業 |
| soraプロジェクト | インサイドセールス・AIアポインター | 要確認 | マーケと連携したIS体制を整えたい企業 |
| スタジアム | SaaS・IT・Webサービス特化 | 要確認 | SaaS商材で専任チームを求める企業 |
| コンフィデンス | 新規事業0→1・マーケ〜営業実行 | 要確認 | ゼロから営業の仕組みを構築したい企業 |
| カクトク | プロ人材マッチング型営業代行 | 要確認(プラットフォーム型) | コストを抑えて即戦力を確保したい企業 |
| ambient | IT・Web業界特化テレマーケティング | 要確認 | IT・SaaS商材のテレアポをすぐ始めたい企業 |
| CEREBRIX | 公式サイトで要確認 | 要確認 | 公式サイトで確認 |
| ナレッジプラス | 大手・上場企業の決裁者アプローチ | 完全成果報酬型 | 高単価商材で経営層へのアプローチを狙う企業 |
| アイドマ・ホールディングス | 新規開拓の仕組み化・Sales Platform | 要確認 | 営業工数削減と新規開拓を同時に実現したい企業 |
| SALES ROBOTICS | インサイドセールス自動化・SALES BASE | 要確認 | IS のデジタル化・組織化を図りたい企業 |
| プロセルトラクション | 新規事業・SaaS・HR等の総合セールスBPO | 要確認(複数プラン) | PMF検証〜スケールまで任せたい企業 |
| GrandCentral | 超伴走型・内製化支援 | 要確認 | 中長期で強い営業組織を内製化したい企業 |
| セカツク | インサイドセールス・セールスインテリジェンス | 成果報酬型 | 初期費用ゼロでデータドリブンな営業を試したい企業 |
株式会社セレブリックス|営業プロセスを丸ごと設計できる国内最大級の実績
セレブリックスは「営業を科学する」をコンセプトに、戦略立案・リード獲得・商談・カスタマーサクセスまでを一気通貫で代行します。累計1,300社以上・導入サービス数12,600件以上という国内最大級の支援実績を誇り、IT・人材・金融など幅広い業界での対応実績があります。
PEST分析・SWOT分析による市場調査や生成AIを活用したデータドリブンな営業戦略設計も強みです。情報セキュリティ体制についてはISMS認証も取得しており、機密情報を扱う企業でも安心して委託できる環境が整っています。
料金は固定報酬型で、月額は公式サイトで要確認です。営業の部分最適ではなくプロセス全体を見直したい企業、データ基盤から営業を整備したい企業に特に向いています。
- 戦略〜CSまで一気通貫で代行可能
- 生成AI・データ分析を活用した科学的な営業設計
- ISMS認証取得で情報セキュリティ体制も安心
株式会社アイランド・ブレイン|完全成果報酬で120,000件超の商談設定実績
アイランド・ブレインは、東京・大阪・名古屋を拠点に新規開拓・アポイント獲得に特化した営業代行会社です。累計商談設定実績は120,000件以上と豊富で、アポイント1件あたりの完全成果報酬型を採用しているため、成果が出なければ費用は発生しません。
営業コンサルタント領域まで含めて相談できるため、「何から始めればいいかわからない」という段階からでも対応可能です。初期費用を抑えながら商談数を増やしたい中小企業や、コストを明確化したうえでテレアポ新規開拓をすぐ始めたい企業に向いています。
- 成果報酬型でリスクを抑えてスタートできる
- 120,000件超の豊富な商談設定ノウハウ
- 営業コンサルティングも一体で相談可能
株式会社ウィルオブ・ワーク|BtoB営業全体を包括的に仕組み化
ウィルオブ・ワークは「セイヤク」ブランドのもと、BtoBに特化した営業代行を提供しています。導入実績2,800社以上を誇り、テレアポ・インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセスから、市場調査・競合分析・営業戦略立案まで幅広く対応します。
上流の戦略設計から商談化まで伴走型で支援してくれるため、「どこから手をつければいいかわからない」という企業でも体系的に営業を整備できます。BtoB営業全体を包括的に改善・仕組み化したい企業や、フルアウトソーシングを検討している企業に特に向いています。
- 2,800社超の豊富なBtoB支援実績
- 戦略設計〜CS まで幅広く対応
- 伴走型で営業の仕組み化を推進
株式会社soraプロジェクト|インサイドセールスとAIを組み合わせた多彩な支援
soraプロジェクトは、インサイドセールス代行を主軸に、テレアポ代行・Webマーケティング支援・AIアポインターなど多彩なサービスを提供しています。見込み客獲得実績は14.2万件以上、平均アポイント率4.6%という数値が複数のメディアで確認されています(最新値は公式サイトで要確認)。
柔軟な契約形態が特徴で、初めて営業代行を導入する企業でも取り組みやすい環境が整っています。インサイドセールスを軸に置きながら、マーケティングとの連携も含めた支援を求める企業に適しています。
- AIアポインターなど最新技術も活用
- インサイドセールス〜Webマーケまで一体支援
- 柔軟な契約形態で初めての企業も導入しやすい
株式会社スタジアム|SaaS・IT特化で再委託なしの専任チーム体制
スタジアムは「SALES PARTNERS」ブランドで、BtoB法人営業・とりわけIT・SaaS領域に特化した営業支援を提供しています。支援実績の約90%がSaaS・Webサービス領域という専門性の高さが最大の特徴です。
再委託なしの専任チーム体制を採用しており、初回契約継続率90%以上(公式サイトで最新値を要確認)という高い継続率が品質の安定感を示しています。SaaS・クラウド商材を持つIT企業で、専任チームによる安定した営業活動を求める企業に向いています。
株式会社コンフィデンス|1998年創業のパイオニアが新規事業の0→1を支援
コンフィデンスは1998年創業という業界パイオニアとして、累計1,100社超の導入実績を誇ります。特に新規事業の立ち上げ(0→1フェーズ)支援に強みを持ち、マーケティング戦略から営業実行まで一気通貫でサポートします。
正社員専任制の営業チームが稼働するため、安定したアウトプットと品質管理が期待できます。「課題解決型営業」を主軸とした提案型アプローチを採用しており、新規事業部門やベンチャー企業でゼロから営業の仕組みを構築したい企業に向いています。
- 1998年創業の業界最古参・豊富な知見
- 新規事業0→1フェーズの立ち上げ支援が得意
- 正社員専任チームで安定した営業活動を実現
カクトク株式会社|16,000名超のプロ人材と最短2週間で営業チームを構築
カクトクは国内最大級の営業代行プラットフォーム「kakutoku」を運営し、認定率10%未満の審査を通過した16,000名以上のプロ営業人材とのマッチング型サービスを提供しています。
予算や事業フェーズに合わせた柔軟な工数調整が可能で、最短2週間で専任チームを構築できる即応性が特徴です。フリーランス・外部プロを活用してコストを抑えつつ即戦力を確保したい企業に向いています。料金はプラットフォーム型のため公式サイトで要確認です。
- 厳選された16,000名超のプロ人材ネットワーク
- 最短2週間での即戦力投入が可能
- 予算・フェーズに応じた柔軟なコスト調整
株式会社ambient|IT・Web業界に精通した専任オペレーターによるテレマーケティング
ambientは、IT・Web業界やBtoB専門サービスのテレマーケティングに特化した営業代行会社です。IT・Web業界に精通した20代中心の専任オペレーターが対応し、業界特有のキーワードや課題感を踏まえた自然なアプローチが可能です。
契約期間の縛りがなく、柔軟に導入しやすい体制が整っています。IT・SaaS・Web系商材のテレマーケティングをすぐに始めたい企業や、まずスモールスタートで効果を検証したい企業に向いています。
- IT・Web業界の専門知識を持つ専任オペレーター
- 契約縛りなしで柔軟に始められる
- BtoB専門サービスのテレマーケに強い
株式会社CEREBRIX|詳細は公式サイトで要確認
CEBRIXは営業代行・インサイドセールス支援を手がける会社です。対応領域・料金体系・支援実績の詳細は公式サイト(https://cerebrix.jp/)で最新情報をご確認ください。
株式会社ナレッジプラス|決裁者へのトップダウンアプローチに特化
ナレッジプラスは、大手企業・上場企業の役員クラス(決裁者)へのアプローチに特化した営業代行会社です。20年以上の業界経験と700社を超える支援実績を持ち、契約継続率80%以上(公式サイトで最新値を要確認)という数値が長期的な信頼を示しています。
アポイント取得から商談実行・受注まで一貫してサポートし、完全成果報酬型のためアポイント獲得時のみ費用が発生します。大手・上場企業の経営層へのトップダウンアプローチで高単価商材を売り込みたい企業に特に向いています。
- 決裁者・役員クラスへのアプローチに特化
- 完全成果報酬型でリスクを最小化
- アポ取得〜受注まで一貫サポート
株式会社アイドマ・ホールディングス|15,000社超の導入実績を持つ新規開拓の仕組み化支援
アイドマ・ホールディングスは主力サービス「Sales Platform」を中心に、導入実績15,514社超(2025年11月時点)という圧倒的なスケールを誇ります。圧倒的なデータとノウハウを活用した新規開拓の仕組み化支援が最大の強みです。
「新規問い合わせが0件から150件増加」「新規顧客40社以上獲得で営業リソース不足も解消」といった成果が複数報告されています(一般的な傾向として参考値)。営業工数の削減と新規開拓の成果を同時に実現したい中小〜大手企業に向いています。
- 15,000社超の圧倒的な導入実績
- データ・ノウハウを活用した新規開拓の仕組み化
- 営業リソース不足解消と成果向上を同時実現
SALES ROBOTICS株式会社|ツールと人を組み合わせたインサイドセールスの自動化
SALES ROBOTICSは、独自ツール「SALES BASE」を開発・提供し、インサイドセールスの自動化・効率化支援を行っています。ツール(自動化)と人(高度なコミュニケーション)を組み合わせたハイブリッド体制が特徴で、1,000社以上の導入実績から得たデータを活用しています。
インサイドセールスの立ち上げから内製化まで一貫して支援するため、「まず外部に任せて、将来は自社で回せる仕組みを作りたい」という企業に適しています。SFA(営業支援ツール)やMA(マーケティングオートメーション)との連携も視野に入れている企業にも向いています。
- 独自ツール「SALES BASE」による自動化で効率アップ
- ツール×人のハイブリッド体制で精度と量を両立
- 立ち上げから内製化まで一気通貫で支援
株式会社プロセルトラクション|PMF検証からスケールまで対応する総合セールスBPO
プロセルトラクションは、BtoB・新規事業向けに特化した総合セールスBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)として、SaaS・広告・HR・不動産・AIなど300社以上の営業支援実績を持ちます。
PMF(プロダクトマーケットフィット)検証からスケールアップまで、事業フェーズに応じた支援が可能です。テレマーケティング・オンラインセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセスまで対応し、最短3ヶ月からスモールスタートできます。新規事業の営業立ち上げ・検証フェーズにある企業に特に向いています。
- PMF検証〜スケールまで事業フェーズに合わせた支援
- SaaS・HR・AIなど多様な業種の支援実績
- 最短3ヶ月のスモールスタートが可能
株式会社GrandCentral|「超伴走型」で内製化まで見据えた中長期支援
GrandCentralは「超伴走型」支援スタイルを掲げ、コンサルティング要素が強い営業代行会社です。400社以上のサポート実績を持ち、インテントデータ(企業のWeb行動履歴データ)を活用した精度の高いターゲティングが特徴です。
「勝ちパターン」となるトークスクリプト・営業ノウハウ・顧客情報管理方法を構築し、クライアントへ引き継ぐことを前提とした支援を行います。目先の成果だけでなく、中長期で強い営業組織を内製化まで含めて構築したい企業に最適です。
- インテントデータ活用で精度の高いターゲティング
- ノウハウ・スクリプトを体系化してクライアントへ引き継ぎ
- 将来の内製化まで見据えた伴走型支援
株式会社セカツク|初期費用ゼロで始めるデータドリブンなインサイドセールス
セカツクは、BtoBに特化したインサイドセールス代行を成果報酬型で提供しています。独自のセールスインテリジェンスツールでターゲット企業のニーズや決裁者情報を分析したうえでアプローチするため、精度の高いアプローチが期待できます。
「セールスをもっとシンプルに、もっと面白く」という理念のもと、テクノロジー活用を重視した営業スタイルが特徴です。アポイント獲得・資料請求などの明確な成果が出た時のみ費用が発生する成果報酬型のため、初期費用ゼロでインサイドセールスの効果を試したい企業や、データドリブンな営業活動を導入したい企業に向いています。
- 成果報酬型で初期費用ゼロからスタート可能
- セールスインテリジェンスによるデータドリブンなアプローチ
- 決裁者情報の分析でターゲティング精度が高い
- 初期費用を抑えたい → アイランド・ブレイン・ナレッジプラス・セカツク(成果報酬型)
- 営業プロセス全体を設計・改善したい → セレブリックス・ウィルオブ・ワーク・コンフィデンス
- SaaS・IT商材に特化したい → スタジアム・ambient・SALES ROBOTICS
- 新規事業の立ち上げ・検証 → プロセルトラクション・コンフィデンス
- 将来の内製化まで見据えたい → GrandCentral・SALES ROBOTICS
- コストを抑えてプロ人材を活用したい → カクトク
BtoB向け営業代行とは

BtoB営業代行とは、企業が行うべき営業活動の一部または全部を、外部の専門業者に委託するサービスです。リスト作成・アプローチ・商談・アフターフォローといった営業プロセス全般をカバーしており、自社の営業リソース不足を補うだけでなく、営業の質そのものを底上げできる点が大きな特徴です。
国内のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)市場は拡大を続けており、IDC Japanの予測では2026年に1兆円規模へ成長する見込みとされています。その流れを受け、営業代行への需要も年々高まっています。
(参考:IDC Japan 国内BPOサービス市場予測/なお、BPO市場全体の数値であり、狭義の営業代行単体の公式統計は限定的です)
BtoB営業は、BtoCと比べて意思決定者が複数存在し、商談サイクルが長く、費用対効果の論理的な説明が求められます。高単価・複雑な商材を扱うことも多いため、BtoB特有のノウハウを持つ専門業者への委託が有効です。詳しい違いはこの記事のFAQセクションで解説しています。
似たサービスとして「営業派遣」と「営業コンサル」があります。営業派遣は自社が指揮命令権を持つため、マネジメントコストが発生します。営業コンサルは課題分析や戦略立案が中心で、実行(営業活動そのもの)は自社が担う点が代行との違いです。
| 種類 | 指揮命令 | 実行担当 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 営業代行 | 委託先 | 委託先 | 即戦力・結果重視 |
| 営業派遣 | 自社 | 派遣スタッフ | 人員補充・内製化 |
| 営業コンサル | 自社 | 自社 | 戦略・仕組み改善 |
BtoB営業代行に委託できる業務の種類

営業代行は「テレアポだけ頼む」という一部委託から、戦略立案・商談・クロージングまでをまるごと任せるフルアウトソーシングまで対応できます。まず自社が抱える課題がプロセスのどの段階にあるのかを整理すると、依頼すべきサービス種別が絞り込みやすくなります。
- テレアポ代行(架電によるアポイント獲得)
- インサイドセールス代行(リード育成・ナーチャリング)
- フィールドセールス代行(訪問商談・クロージング)
- フォーム営業代行(問い合わせフォームへの送信)
- 営業戦略立案・仕組み化支援
テレアポ代行(架電によるアポイント獲得)
ターゲットリストへの架電でアポイントを獲得する、最もポピュラーな営業代行業務です。新規開拓リストが手元にある・とにかく商談数を増やしたいフェーズの企業に向いています。
成果の出やすさはトークスクリプトとターゲットリストの精度に大きく左右されます。代行会社を選ぶ際は、スクリプト作成の支援体制も確認しておきましょう。
インサイドセールス代行(リード育成・ナーチャリング)
インサイドセールスとは、電話・メール・Web会議などオンライン手段を中心に顧客と継続的に関係を築く営業手法です。大きく分けると、問い合わせに対応するSDR(インバウンド対応型)と、ターゲット企業に自らアプローチするBDR(アウトバウンド開拓型)の2種類があります。
リードはあるが案件化できていない・商談化サイクルが長い企業に特に適しています。MA(マーケティングオートメーション)やSFA(営業支援システム)と連携して見込み顧客を段階的に育てる設計が重要です。
フィールドセールス代行(訪問商談・クロージング)
実際に顧客先へ足を運び、商談・クロージングまで担う対面型の営業代行です。自社商材への理解が深く求められるため、稼働開始までのオンボーディング期間が他の形態より長めになります。
訪問営業の体制を素早く整備したい企業や、クロージング力を補強したい企業に向いています。費用の目安は月額50万〜120万円程度で、担当者数やカバーするエリアによって変動します。
フォーム営業代行(問い合わせフォームへの送信)
企業のWebサイトにある問い合わせフォームへ直接メッセージを送信してアプローチする手法です。フォームは担当者が多くの場合確認する経路のため、テレアポが通じにくい業種でも決裁者やキーパーソンへリーチしやすいのが特徴です。
コストを抑えながら質の高い商談を獲得したい企業に適しています。問い合わせフォーム経由の送信は特定電子メール法の直接適用外ですが、スパム的な大量送信はブランド毀損につながるリスクがあります。
- 代行会社の送信ポリシーと利用規約への準拠状況
- 送信先リストの選定基準と精度
- 法務リスクについては社内外の専門家への確認を推奨
営業戦略立案・仕組み化支援
作業を代行するだけでなく、ターゲット選定・トークスクリプト設計・KPI設定・PDCA運用まで上流から担う「戦略支援型」の営業代行です。営業がまだ属人化している企業や、スタートアップで営業の型が整っていない企業に向いています。
コンサルティング要素が強く、代行期間中にノウハウが自社に蓄積されやすい点が他の形態と大きく異なります。将来的な内製化を見据えるなら、この支援型を選ぶと投資対効果が高まりやすいでしょう。
BtoB営業代行を導入するメリット

営業代行市場は成長を続けており、その背景には人材不足・コスト最適化・営業DXによる分業化ニーズという構造的な要因があります。単なる「外注」ではなく、自社の営業課題を根本から解決する手段として注目されています。ここでは、導入によって得られる5つの主要なメリットを、課題別に解説します。
- 営業人材不足をプロの力で即時に解消できる
- 採用・育成コストを抑えながら営業力を強化できる
- 営業の属人化を排除して仕組み化を実現できる
- コア業務に集中できる体制を構築できる
- 自社では届かなかった販路・市場へ最短でアプローチできる
営業人材不足をプロの力で即時に解消できる
営業職の有効求人倍率は2倍を超える水準が続いており、自社採用だけで営業体制を整えることはますます難しくなっています。(出典: 厚生労働省「職業安定業務統計」)
さらに、内閣府の将来推計人口データによると、2030年には生産年齢人口が6,773万人まで低下する見通しです。採用競争が激化する中で、自社だけで営業人材を確保・育成しようとするリスクは年々大きくなっています。
営業代行を活用すれば、最短2週間程度から即戦力の営業チームを稼働させることができます。採用・育成のボトルネックを外部委託でショートカットし、すぐに新規開拓を加速できるのは大きな強みです。
採用・育成コストを抑えながら営業力を強化できる
正社員の営業職を1名採用・育成する場合、給与・社会保険・採用費を含めると年間500万〜700万円程度のコストがかかるとされています。さらに、一人前になるまでの育成期間中は売上への貢献が限られるため、実質的な投資回収には時間がかかります。
一方、フィールドセールス型の営業代行であれば、月額50万〜120万円程度で専任チームを確保できるケースが多くあります。採用・育成の固定費をかけずに営業力を獲得できる点は、資金効率の面で大きなメリットです。
営業の属人化を排除して仕組み化を実現できる
「特定の営業担当者が辞めたら売上が落ちた」という経験を持つ企業は少なくありません。戦略支援型の営業代行会社は、トークスクリプト・ターゲット選定・KPI管理・PDCAサイクルを体系的に設計し、属人化しない「勝ちパターン」として組織に蓄積します。
代行終了後の内製化支援を行う会社を選ぶと、ノウハウがそのまま自社に残ります。属人化・非効率・育成コストという「負のループ」を断ち切るプロセス設計が可能になります。
コア業務に集中できる体制を構築できる
営業活動の一部または全部を外部に切り出すことで、自社の開発・製品改善・既存顧客対応といったコア業務にリソースを集中できます。インサイドセールス(内勤営業)とフィールドセールス(外勤営業)の分業化が広まった現在、この発想はすでに多くの企業で実践されています。
働き方改革による労働時間の制限が厳しくなる中でも、外部リソースを組み合わせることで営業活動の量と質を維持しやすくなります。自社社員が「やるべき仕事」に集中できる環境が整うことで、組織全体の生産性向上にもつながります。
自社では届かなかった販路・市場へ最短でアプローチできる
業界特化型や大手企業の決裁者へのアプローチに強い代行会社を活用することで、自社単独では開拓が難しいセグメントへも最短距離でアプローチできます。代行会社が持つ業界ネットワークや顧客データベース、専門知識は、独自では得にくいマーケットインサイトの獲得にも役立ちます。
地方への展開、新規業界への参入、海外進出のフェーズでも、その市場を熟知した代行会社のノウハウを活かすことで、試行錯誤のコストを大幅に削減できます。
- 採用難でも即戦力の営業チームを最短2週間程度で稼働できる
- 正社員採用より低コストで営業力を確保できる
- トークスクリプト・KPI設計で属人化を排除できる
- 自社はコア業務に集中でき、組織全体の生産性が上がる
- 自社単独では届かない業界・市場への参入を加速できる
BtoB営業代行を導入する際に押さえておきたいデメリット

営業代行には多くのメリットがある一方、導入前に知っておくべきデメリットも存在します。ただし、各デメリットには適切な対処法があり、事前に対策を講じることでリスクを大きく抑えられます。ここでは3つの課題と、それぞれの対処法をセットでお伝えします。
- 自社の営業ノウハウが蓄積されにくくなる
- 商材・業界によっては費用対効果が合わないケースがある
- 営業活動の詳細が見えづらくなるリスクがある
自社の営業ノウハウが蓄積されにくくなる
実行代行型の営業代行に丸投げすると、トークスクリプトや顧客情報、成功パターンが代行会社に蓄積されていきます。一方で自社には何も残らず、契約終了後に「ゼロからやり直し」になるリスクがあります。
これを防ぐには、まず内製化支援・ナレッジ引き継ぎをサービスに明示的に含む会社を選ぶことが重要です。定期レポートや定例ミーティングを契約に盛り込み、社内担当者が活動内容を継続的に学べる体制をつくりましょう。
商材・業界によっては費用対効果が合わないケースがある
低単価・薄利多売の商材では、アポイント1件あたりの獲得コストが商材の利益を上回るケースがあります。また、長期的な信頼関係の構築が前提となるコンサルティングなど複雑な提案型営業は、短期間の件数追求型代行とは相性が悪い点に注意が必要です。
契約前に自社の商材単価・LTV(顧客生涯価値)・営業サイクルを整理し、CAC(顧客獲得コスト)とROIを試算してから料金形態を選びましょう。なお、成果報酬型が向いているのは「高単価かつ1件の成約で利益が大きいBtoB商材」です。自社の商材がこの条件に合うかどうかを先に確認することが重要です。
- 低単価・薄利多売の商材での成果報酬型
- 長期信頼構築が必須の提案型コンサルティング営業
- クロージングまでの営業サイクルが半年以上かかる商材
営業活動の詳細が見えづらくなるリスクがある
営業代行は業務委託のため、指揮命令権は代行会社側にあります。活動の細部を自社が直接コントロールするのが難しく、品質の低いアポイントが混入した場合、自社営業担当の時間が無駄になるだけでなく、ブランド毀損のリスクも生じます。
対策として、KPI(架電数・接触率・アポ率・商談化率)のレポーティング体制と報告頻度を契約前にぜひ合意しておきましょう。また、「誰と・どの役職レベル・何分以上の商談か」といったアポイントの定義を文書で明確にすることが重要です。
稼働状況のモニタリング方法(録音データの共有・ダッシュボード提供など)を事前に確認できると、より安心して任せることができます。
BtoB営業代行の料金体系と費用相場

営業代行の料金体系は、大きく「固定報酬型」「成果報酬型(完全成果報酬)」「複合型(固定+成果報酬)」の3種類に分かれます。どれが”安い”かではなく、リスクをどこに置くかという視点で選ぶことが重要です。
固定報酬型はコストが読みやすい反面、成果が出なくても費用が発生します。成果報酬型は初期リスクを抑えられますが、1件あたりの単価が割高になりがちです。自社のフェーズや商材の特性に合わせて選ぶことで、費用対効果が大きく変わります。
| 料金体系 | 月額目安 | 1件あたり単価目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 固定報酬型 | 50万〜120万円 | ― | 予算管理しやすい。成果に関わらず費用発生 |
| 成果報酬型 | 初期費用ゼロが多い | アポ1件:1.5万〜6万円 | リスク低め。1件単価は高くなりがち |
| 複合型 | 固定部分10万〜50万円+成果報酬 | 成約・アポに応じて加算 | 活動量と成果を両立。契約内容の確認が必須 |
固定報酬型|予算を確定させて安定運用したい企業向け
固定報酬型は、成果の多寡に関わらず毎月一定額を支払う料金形態です。営業担当者1名あたり月50万〜60万円が標準的な相場で、複数のサービスでほぼ共通しています。
商材の専門性が高い場合は月80万〜120万円、IT・医療・金融など高度な知識を要する場合は月100万円を超えるケースもあります。戦略コンサルティングが込みになると月140万円〜になる場合もあります。
以下のような企業に特に向いています。
- 予算管理を明確にしたい・CFO承認が必要な組織
- 営業組織の立ち上げ期や戦略から見直したい企業
- 活動品質やノウハウ蓄積を重視したい企業
- 中長期で安定した営業基盤を構築したい企業
成果報酬型|初期コストを抑えてテスト導入したい企業向け
成果報酬型は、アポイント獲得や成約が発生した分だけ費用が生じる形態です。初期費用ゼロを謳うサービスが多く、キャッシュフローに余裕がないスタートアップや新規事業フェーズに向いています。
アポイント獲得型の相場は1件あたり1.5万〜3万円が標準で、決裁者アポや競合が激しい商材では1件3万〜6万円になるケースもあります。成約成果型では受注1件あたり売上の30〜50%が目安です。
トータルコストは1件あたり単価が高くなるため、固定報酬型より割高になる場合があります。また、質の低いアポによる商談担当者の時間ロスも見えにくいコストとして積み上がります。
- 低単価・薄利多売商材(アポ単価が利益を上回りやすい)
- 複雑な提案型営業(アポ設定の難易度が高い)
複合型(固定+成果報酬)|活動量と成果の両方を担保したい企業向け
複合型は、固定費で最低限の活動量を担保しつつ、成果に応じた報酬を加算する仕組みです。固定費部分は月額10万〜50万円に抑えられるケースが多く、そこにアポ獲得・成約に応じた成果報酬が乗る構造が一般的です。
フルファネル(リード獲得から成約まで)をまとめて委託する場合は、月額100万〜300万円規模になることもあります。固定報酬型の安定性と成果報酬型のインセンティブを両立できる点が魅力です。
- 予算を確定させたい・ノウハウ蓄積重視 → 固定報酬型
- 初期費用を抑えたい・高単価商材 → 成果報酬型
- 活動量と成果の両方を担保したい → 複合型
- どの型でも追加費用の有無を契約前に確認する
失敗しないBtoB営業代行会社の選び方
「有名だから」「費用が安いから」という理由だけで選ぶと、期待した成果が出ないまま契約期間が終わるケースは少なくありません。営業代行の品質は会社によって大きく異なり、自社の商材・業界との相性が成否を大きく左右します。
この章では、商談前にぜひ確認すべき6つのチェック基準を「具体的な確認方法・質問例」とともに解説します。一般的な記事では「実績を確認しよう」で終わりがちですが、実際に何を・どう確認するかまで踏み込みます。
- 自社の業界・商材での支援実績があるか
- 戦略設計から実行まで一気通貫で対応できるか
- 担当者の営業経験レベルと専任体制はどうか
- レポーティング・PDCA体制が整っているか
- 料金体系の透明性と契約条件は明確か
- 代行終了後の内製化支援があるか
自社の業界・商材での支援実績があるか確認する
業界や商材が変わると、商習慣・意思決定プロセス・専門用語はまったく異なります。IT・SaaS領域で実績豊富な会社でも、製造業や無形サービスの商材では勝手が違い、成果が出にくくなるケースがあります。
商談の場では、「同業種・類似商材での支援事例を見せてもらえますか?」と率直に質問しましょう。事例を提示できる会社は、KPI(アポ率・商談化率など)を具体的な数値で示せるはずです。
- 実績が曖昧で「社名は非公開」とのみ説明される
- 「どんな商材でも対応できます」と断言する
- 業種・商材カテゴリ別の成功事例が出てこない
戦略設計から実行まで一気通貫で対応できるか確認する
営業代行には大きく2タイプあります。リスト架電に特化した「作業型」と、ターゲット選定からKPI設定・PDCAまで担う「戦略支援型」です。成果の再現性を高めたいなら、後者のほうが長期的に機能しやすいといえます。
確認すべきポイントは、トークスクリプト・ターゲット選定・KPI設定を「誰が・どのプロセスで行うか」です。また、「PDCAをどのタイミングで回し、改善提案はいつ受けられますか?」という質問も商談時にぜひ投げかけましょう。
担当者の営業経験レベルと専任体制を確認する
架電オペレーター中心のチームか、コンサルタント・ディレクターが入る体制かによって、アウトプットの品質は大きく変わります。担当者の職歴・営業経験年数を事前に確認しておきましょう。
あわせて確認したいのが、専任制か複数社掛け持ちかという点です。掛け持ちが多い体制では、自社への理解が深まりにくく、引き継ぎ時の情報ロスも起きやすくなります。
- 「担当者は専任ですか?何社同時対応ですか?」
- 「業務の一部を再委託(外注)していますか?」
- チーム制の場合、情報共有の仕組みはあるか
レポーティング・PDCA体制が整っているか確認する
営業活動の詳細が見えない状態が続くと、何が課題かわからないまま改善が止まります。架電数・接触率・アポ率・商談化率のレポートを定期的に受け取れるかを確認しましょう。
週次・月次の定例ミーティングがあるか、録音データや商談メモを共有してもらえるかも重要な判断基準です。さらに、ダッシュボードやツールで自社がリアルタイムに確認できる体制があると理想的です。
料金体系の透明性と契約条件を確認する
見積もりには、初期費用・月額費用・成果報酬に加え、交通費・ツール費・リスト作成費などの追加費用も含まれているかをぜひ確認してください。月別の総額シミュレーションを出してもらうと、コスト感が掴みやすくなります。
最低契約期間は1〜6ヶ月が一般的ですが、中途解約の条件や違約金の有無も事前に確認が必要です。また、「アポとは何か」「商談成立の定義は何か」といった成果の定義を文書で合意することが、後のトラブル防止につながります。
- 料金体系が複雑で口頭説明のみ
- 成果の定義が曖昧なまま契約を急かす
- 長期縛りのみで短期プランがない
代行終了後の内製化支援があるか確認する
営業代行はあくまで手段です。外注依存が続くと、社内にノウハウが蓄積されないまま費用だけがかかり続けるリスクがあります。代行期間中に自社へのノウハウ移管が設計されているかを確認しましょう。
確認すべき引き継ぎ項目は、トークスクリプト・顧客リスト・営業マニュアルなどです。「代行終了後に何を引き継いでもらえますか?」と商談時に直接聞き、内製化ロードマップを事前に設計してくれる会社かどうかを見極めましょう。
- 同業種・類似商材の支援実績と具体的なKPIを確認
- 作業型か戦略支援型か、PDCAの仕組みを確認
- 担当者の専任制・営業経験・再委託の有無を確認
- 定期レポートの形式とリアルタイム確認体制を確認
- 総額費用・成果定義・解約条件を文書で合意
- 内製化支援の有無と引き継ぎ内容を確認
業界・商材別に見るBtoB営業代行の選び方
営業代行会社を選ぶとき、「実績数が多いから」という理由だけで選ぶのは危険です。業界ごとに商習慣・専門用語・アプローチ手法が根本的に異なるため、自社の業界・商材に合った経験を持つ会社かどうかをぜひ確認してください。以下では、代表的な3つの商材タイプ別に選び方を整理します。
- SaaS・IT商材のナーチャリング・ツール連携経験
- 製造業の業界知識とフィールドセールス実績
- 無形商材の提案力と0→1フェーズ支援実績
SaaS・IT商材に強い営業代行の選び方
SaaS商材は「契約して終わり」ではなく、契約更新・ユーザー定着・アップセルまでを見据えた営業設計が求められます。そのため、単純なアポ獲得だけでなく、ナーチャリング(見込み顧客の育成)まで対応できる会社かどうかが重要な選定基準になります。
確認すべきポイントは主に2つです。1つ目は、SaaS・クラウド商材の支援実績数と業界用語への理解度、そしてインサイドセールスの設計力。2つ目は、MA(マーケティングオートメーション)・SFA(営業支援システム)・CRMとの連携経験です。既存のツール環境と噛み合わない会社を選ぶと、データ管理が二重になり現場が混乱しやすくなります。
製造業・業務用機器に強い営業代行の選び方
製造業の営業では、製品仕様・業界専門用語・代理店経由の商習慣・長期取引慣行など、外部の担当者には理解しにくい商慣習が多く存在します。業界知識が浅い担当者が営業すると、顧客との信頼構築がそもそも難しくなるため、事前のヒアリングで商材理解度をしっかり確認することが欠かせません。
選定時に確認したいポイントは3点です。製造業・業務用機器でのBtoB支援事例があるか、対面商談・展示会営業・工場訪問といったフィールドセールスに対応できるか、そして地方の製造拠点へのアプローチを含む全国対応が可能かどうかです。
テレアポ特化型の代行会社は、コール数を稼ぐことは得意でも、製造業特有の専門的な会話には対応しきれないケースがあります。電話だけで完結しない商材の場合は、フィールドセールスまで一貫対応できる会社を選びましょう。
無形商材・新規事業に強い営業代行の選び方
コンサルティング・人材・広告・SaaSといった無形商材は、製品を手に取ってもらえないため、「価値をどう言語化して伝えるか」という提案型の営業スキルが必須です。担当者の理解力と説明力が成果に直結するため、代行会社の営業担当者のレベルを確認することが特に重要になります。
新規事業のPMF検証フェーズ(製品・市場適合の確認段階)では、「誰に・何を・どう売るか」という仮説自体がまだ固まっていないケースも多くあります。そのような段階では、ABM(特定顧客へ集中するアカウントベースドマーケティング)やターゲット選定・メッセージング設計から実行まで一気通貫で担える会社が適しています。
確認すべきポイントは、0→1フェーズでの支援実績の有無と、新規事業部門やスタートアップ向けの実績数です。単純な「件数をこなす」型の代行会社ではなく、戦略設計から一緒に動ける会社かどうかを初回の打ち合わせで見極めてください。
- SaaS・ITのMA/SFA/CRM連携経験
- 製造業の専門知識と全国フィールドセールス対応
- 無形商材の提案力と0→1フェーズ支援実績
- 初回ヒアリングで商材理解の深さを見極める
よくある質問
営業代行会社への依頼を検討している方が比較段階でよく抱く疑問をまとめました。契約前の不安を解消して、スムーズに導入を進める参考にしてください。
QBtoB営業代行とBtoCの営業代行は何が違いますか?
A最大の違いは意思決定の構造です。BtoBでは担当者・部長・役員・社長など複数のステークホルダーが関わるため、費用対効果を論理的に説明し、それぞれを動かす提案力が求められます。
また商談サイクルが数週間〜数ヶ月と長く、関係構築やナーチャリング(見込み顧客の育成)が成約の鍵になります。BtoCは個人の感情・価格訴求が動機になりやすいのに対し、BtoBは業務課題への解決策提示が中心です。
高単価商材が多いため1件の成約額も大きく、アポイント単価が高くなる傾向があります。代理店・入札・稟議といった商習慣や業界用語への理解も不可欠なため、BtoB特化の実績がある代行会社を選ぶことが重要です。
Q営業代行と営業派遣はどう違いますか?
A営業代行は業務委託契約で、指揮命令権は代行会社側にあります。「営業プロセスの成果・機能」をまるごと提供してもらう形なので、社内のマネジメントコストを大幅に削減できます。
一方、営業派遣は派遣契約で、派遣スタッフは自社の指揮下で動きます。業務の細かい指示・管理・育成コストは自社が負担することになります。
選択の目安は「自社で細かく指示・管理したい場合は派遣、成果・機能ごとまとめて外注したい場合は代行」です。営業ノウハウが自社にない場合は、プロの管理下で組織的な営業活動が行われる代行の方が適しています。
Q営業代行を依頼するのに適したタイミングはいつですか?
A依頼を検討すべきタイミングは主に5つあります。
①採用・育成が間に合わず新規開拓が止まっているとき。②新規事業・新商材の立ち上げで売れる仮説を素早く検証したいとき(PMF=Product Market Fitのフェーズ)。③営業が属人化しており仕組み化・標準化を図りたいとき。
さらに、④特定の市場・エリア・業種への新規参入で自社にノウハウやネットワークがないとき、⑤採用の固定費を抑えて営業コストを変動費化したいときも、代行活用が有効です。自社の状況と照らし合わせて判断してください。
Q少人数の中小企業でも営業代行会社に依頼できますか?
A依頼できます。むしろリソース不足を補う手段として中小企業からの需要が高く、スモールスタートに対応したプランを用意している会社も多くあります。最短1〜3ヶ月・月10万〜30万円台から始められるサービスも存在します。
内部のリソースが少ない場合でも、代行会社が戦略立案から実行まで担うため、人手不足を補完できます。
ただし、依頼前に商材資料の整備・ターゲットの仮説・受注後の対応体制は最低限準備しておく必要があります。準備が不十分だと稼働開始が遅れ、成果の品質が下がるリスクがあります。
Q営業代行会社に依頼する前に社内で準備しておくことはありますか?
A準備が整っているほど代行会社への引き継ぎがスムーズになり、稼働開始を早められます。最低限、以下の5点を整えておきましょう。
①商材・サービスの説明資料(提案書・カタログ・導入事例)の整備。②ターゲット企業の仮説(業種・規模・役職・課題)の言語化。③達成したい具体的なKPI・ゴールの設定(月間商談数・受注数など)。
加えて、④受注後に誰が引き継ぐか・オンボーディング(導入支援)の流れの確認、⑤予算感・契約期間の上限・解約条件についての社内合意形成も欠かせません。準備なしに依頼すると、代行会社の動きが鈍くなり期待する成果が出にくくなります。
まとめ:自社に合ったBtoB営業代行会社を選ぶポイント
営業代行会社は数多く存在しますが、「とりあえず依頼する」では成果につながりません。目的・業務種別・料金体系・選定基準の4ステップを整理してから動くことで、費用対効果を最大化できます。
- 目的の明確化
- 業務種別の選択
- 料金体系の判断
- 選び方の6基準で絞り込む
ステップ1|まず「目的」を言語化する
依頼前に「何を解決したいか」を言語化することが、会社選びの出発点です。
「アポイント数を増やしたいのか」「インサイドセールスを立ち上げたいのか」「新規事業の仮説検証をしたいのか」によって、適切な会社のタイプが大きく変わります。目的が曖昧なまま商談に進むと、提案のすり合わせに時間がかかり、稼働開始が遅れる原因になります。
ステップ2|業務種別を選ぶ
営業代行の業務種別は主に5つに分かれます。自社の課題がどのフェーズにあるかで選ぶべき種別が変わります。
- テレアポ代行:架電によるアポイント獲得に特化
- インサイドセールス代行:見込み客の育成・商談化まで対応
- フィールドセールス代行:訪問・対面商談を丸ごと外注
- フォーム営業:問い合わせフォームへの送信で新規開拓
- 戦略立案支援:商談設計・スクリプト・KPI策定まで含む
ステップ3|料金体系をリスク許容度で選ぶ
料金体系は大きく3種類あり、それぞれ向いている状況が異なります。
| 料金体系 | 特徴 | 向いている状況 |
|---|---|---|
| 固定報酬型 | 月額定額・予算管理しやすい | ノウハウ蓄積・継続的な活動 |
| 成果報酬型 | 初期費用ゼロ・アポ単価で支払い | 高単価商材・まず試したい |
| 複合型 | 固定+成果のハイブリッド | コストとリスクのバランス重視 |
成果報酬型は1アポあたりの単価が高くなりやすく、固定報酬型は成果が出なくてもコストが発生します。自社のリスク許容度と商材の受注単価を照らし合わせて選ぶことが大切です。
ステップ4|選び方の6基準で絞り込む
料金や実績だけで選ぶと、稼働後に「担当者が経験不足だった」「レポートが来ない」といったトラブルが起きがちです。以下の6基準をぜひ確認してください。
- 業界・商材の支援実績があるか
- アポ獲得から受注まで一気通貫で対応できるか
- 担当者の経験レベルと専任体制が明確か
- 週次・月次のレポーティングとPDCAサイクルがあるか
- 料金体系と解約条件が透明か
- 内製化支援(ノウハウ移管)を提供しているか
依頼前に整えておくべき4つの準備
どれだけ優れた営業代行会社でも、依頼側の準備が不足していると成果は出にくくなります。稼働開始前に以下を整えておきましょう。
- 商材資料・トークスクリプトの素材
- ターゲット企業・役職の仮説
- 成果を測るKPIの設定
- アポ獲得後の受注体制(商談担当者・クロージングフロー)
特に受注後の体制が整っていないままアポを量産しても、商談が消化しきれず機会損失が生じます。営業代行はあくまで「アポ・商談のパイプラインを作るパートナー」と位置づけ、社内連携まで設計してから依頼することが成果最大化の鍵です。
- 目的・ターゲットが曖昧なまま稼働開始してしまう
- KPIを設定せず、成果の判断基準がない
- アポ後の商談担当者が決まっておらず機会損失が発生する
- 解約条件を確認せず、長期契約でコストが膨らむ
BtoB営業代行を活用すれば、営業人員不足・新規開拓の停滞・属人化といった課題を一気に解消する糸口になります。まずは本記事で紹介した選定基準をもとに、自社の優先課題を整理するところから始めてみてください。
営業代行の費用感をさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
営業代行の費用・相場を料金体系別に解説|自社に合う選び方がわかる
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営業外注のメリット・デメリットを徹底解説|費用と選び方の基準も紹介

