世界中で多くの人が利用するFacebookを中心に広告を出せる「Facebook広告」は、マーケティングでぜひ活用したいという方も多いです。
Web広告にはさまざまな種類がありますが、その中でもFacebook広告にはさまざまなメリットがあります。
そんなFacebook広告で成果を出すなら、基礎知識から注意点までを抑えて上手に運用していくことが大切です。
この記事では、Facebook広告の概要から出航手順までを詳しく解説します。
成果を出すためのポイントもご紹介するので、これからのFacebook広告運用にお役立てください。
Facebook広告とは
Facebook広告は、Meta Platforms社が提供している広告サービスで、FacebookやInstagramなどに配信できることが特徴です。
日本だけでなく世界中で主要なSNSとされるFacebookは、2022年1月には全世界のユーザーが約29憶人に達したほど、規模が大きなSNSです。
(参照元:総務省|令和4年版 情報通信白書|SNS)
日本でも人気が高いFacebookは、ビジネス目的で使うユーザーが多いことが特徴です。
実名登録が基本となり、個人で利用するだけでなく、法人アカウントでビジネスに活用するユーザーも多くいます。
Facebook広告を使うメリット
インターネットに掲載できる広告は数多い中、Facebook広告を利用することには主に下記3つのメリットがあります。
- ターゲティングの精度が高い
- ビジネスマンへアプローチしやすい
- ユーザーの反応が分かりやすく効果測定が簡単
ターゲティングの精度が高い
実名登録が基本であるFacebookは、ニックネームで登録できるSNSよりもユーザーの情報が正確な点が特徴です。
Facebook広告では、この正確な情報をもとに配信するため、ターゲティングの精度が高く、ターゲット層へピンポイントで配信できます。
ビジネスマンへアプローチしやすい
Facebookは「実名登録」が基本だからこそ、ビジネス目的のユーザーも多いです。
Instagramなどは若いユーザーが多いのに比べ、Facebookは40~50代のユーザーも多いため、ビジネスマンへアプローチしやすくなっています。
このことから、BtoCだけでなくBtoBでも広告の成果を出しやすいことがメリットです。
ユーザーの反応が分かりやすく効果測定が簡単
ほかSNSと同様に、「いいね」や「コメント」など、Facebookは広告への反応が分かりやすいこともメリットです。
リアルタイムでユーザーの反応を見られるだけでなくコミュニケーションも取れるため、成果につなげやすくなっています。
また、広告が表示された回数やクリック数などは、外部ツールを別途用意しなくても簡単に測定できることもメリットです。
Facebook広告の配信先は4つ【掲載される場所も紹介】
Facebook広告の配信先は、下記の4箇所です。
- Messenger
- Audience Network
それぞれの配信先について、掲載される場所も確認しておきましょう。
Facebook広告のメインとなる配信先です。
パソコンでFacebookを使うビジネスマン向けに、ニュースフィードのほか右側枠部分に掲載される広告もあります。
そのほか、動画フィードやストーリーズ、インスタント記事などで、情報配信が可能です。
また、Facebook記事内の動画では、動画の前後や途中で流れるインストリーム動画として広告を掲載できます。
Messenger
FacebookのメッセージアプリであるMessengerでも、チャット内に広告を配信できます。
Messengerにはチャットボット機能もあるため、広告配信だけでなく自動でユーザーとやり取りすることも可能です。
また、ストーリーズにも掲載できるだけでなく、過去にやり取りした履歴があるユーザーには、Messengerアプリでのみ、広告メッセージを配信することもできます。
高い人気を誇るSNS「Instagram」もMeta Platforms社が提供しているため、Facebook広告を配信できます。
Instagramは画像や動画をメインとするSNSで、Facebookよりもユーザーの年齢層が低いことが特徴です。
フィードやストーリーズ、リールのほか、発見タブにも掲載でき、BtoC広告が多い傾向です。
Audience Network
Audience Networkは、Facebookと提携しているさまざまな場所に広告を配信できるネットワークです。
Audience Networkを利用すると、提携先であるスマホアプリやwebサイトなどに対して、バナー広告やネイティブ広告を掲載できます。
また、動画視聴により特典が得られる動画リワード広告や、ユーザーが操作している際に表示されるインターステイシャル広告も配信できます。
【知っておくべき】Facebook広告の3層構造とは
Facebook広告は3層構造で、出稿の際にそれぞれ設定しなければなりません。
設定については、後ほど「Facebook広告の使い方【出稿までの手順】」でご紹介しますが、まずは基本知識として3層構造について知っておきましょう。
層 | 内容 | 設定 |
キャンペーン | 広告を掲載する目的や予算の設定 | 1つを設定 |
広告セット | 予算、広告配置、配信スケジュール、ターゲティングの設定 | 複数の広告セットを設定可 |
広告 | 広告コンテンツの設定 | 各広告セットに、複数の広告を設定可 |
これらの設定は出稿時の操作となりますが、あらかじめ内容を固めておくと安心です。
Facebook広告のフォーマットは主に6種類から選べる
Facebook広告のフォーマットには、主に下記6種類が用意されています。
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- スライドショー広告
- コレクション広告
- インスタントエクスペリエンス
それぞれで特徴が異なるため、自社の目的に合ったフォーマットを選びましょう。
画像広告
画像広告は、1枚の画像をベースに作成します。
基本フォーマットで、テキストと組み合わせて商材を魅力的に宣伝できます。
FacebookだけでなくInstagramでも利用でき、自社商材の利用につながる課題提起を表現することで潜在層へのアプローチも可能です。
動画広告
画像よりも多くの情報を伝えられるのが、動画広告です。
画像やテキストだけでなく、動画や音声が入ることにより、商材の魅力をより具体的に表現できます。
インパクトがあり記憶に残る動画広告を掲載すれば、コンバージョンしやすくなることも特徴です。
動画広告は表示と同時に自動再生されるため、視聴しやすい長さに仕上げると効果的です。
カルーセル広告
カルーセル広告は、1つの広告で10枚まで、画像や動画を表示できるフォーマットです。
設定した画像や動画はスワイプすると順番に表示される仕組みで、さまざまな角度から商材の魅力を伝えられます。
複数の商品を紹介したい場合や、1つの商材で複数の機能を紹介したい場合などに適しています。
スライドショー広告
複数の画像や動画を、動画のようなスライドショー形式で表示するフォーマットです。
音楽も入れられるため、作成の手間をかけずに動画のような広告を配信できます。
ストーリー性を持たせたい場合や、仕組みを紹介したい場合などにも適したフォーマットです。
コレクション広告
さまざまな要素を組み合わせた広告が、コレクション広告フォーマットです。
コレクション広告は、メインとなる画像や動画の下部に、関連画像を4枚以上並べたスタイルで構成されます。
この広告をクリックすると、カタログのような感覚で、スワイプしながら画像や動画を見れる仕組みです。
さらに表示された画像や動画をクリックすることでストアやサイトへ飛べるため、ランディングページのような役割を果たします。
インスタントエクスペリエンス
モバイル端末で使用される広告で、タップすると広告が全画面表示になるフォーマットです。
インスタントエクスペリエンスは、以前はキャンバス広告と呼ばれていました。
全画面でのインパクトある演出が可能で、ランディングページのような感覚で表示できます。
Facebook広告のターゲティング方法も知っておこう
Facebook広告での主なターゲティング方法は下記3つです。
- コアオーディエンス
- カスタムオーディエンス
- 類似オーディエンス
コアオーディエンス
コアオーディエンスは、Facebook上でユーザーが公開している情報に加え、プラットフォーム内での行動をもとに配信先となるオーディエンスを作成する仕組みです。
年齢や性別などの基本情報だけでなく、仕事や興味、関心、つながり、Facebookの利用状況に合わせた細かいターゲティングが可能です。
カスタムオーディエンス
自社の顧客データのほか、自社サイトのアクセスログをベースに作成するのが、カスタムオーディエンスです。
既に自社と関わりがあるユーザーに対して広告を配信できるため、コンバージョンしやすいことが特徴です。
カスタムオーディエンスは、広告アカウント1つで最大500種類ものオーディエンスを作成できます。
ただし、データ量が少ないとユーザーに重複して広告を配信してしまうケースがあるため注意が必要です。
類似オーディエンス
カスタムオーディエンスと似た傾向のユーザーをターゲティングするのが、類似オーディエンスです。
既に自社と接点があるユーザーに似た傾向がある層へのアプローチができるため、新規顧客の開拓に効果的です。
類似オーディエンスで成果を出しやすくするためには、ソースとなるカスタムオーディエンスが1,000~50,000人は必要とされています。
また、ソースとなるカスタムオーディエンスが100人を下回る場合は類似オーディエンスが作成できません。
類似オーディエンスでは、類似度を「オーディエンスサイズ」として1~10%で設定できます。
コンバージョン率が低ければサイズを大きくするなど、状況に合わせて変更することも可能です。
Facebook広告の【オークション形式】と【課金方式】
Facebook広告はオークション形式で、広告が表示される毎にオークションが行われます。
オークションでは、広告を出稿した側とユーザー、それぞれに一番メリットがある広告が表示される仕組みです。
また、課金方式は下記2つから選べます。
課金方式 | 特徴 |
クリック課金 | 広告がクリックされる毎に課金 |
インプレッション課金 | 広告が1,000回表示される毎に課金 |
クリック課金は、何度表示されてもユーザーからのクリックがなければ費用がかかりません。
インプレッション課金では、ユーザーからのアクションがなくても表示されれば費用が発生しますが、その分多くのユーザーに見てもらえるメリットがあります。
Facebook広告の使い方【出稿までの手順】
ここからは、Facebook広告の使い方を、事前準備と出稿方法に分けて解説します。
これからFacebook広告の運用を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
事前準備
事前準備では、下記5つを手順に沿って進めましょう。
- 広告クリエイティブを作成する
- Facebookページを作成する
- 配信方法を選ぶ
- ビジネスマネージャを設定する
- 広告アカウントを作成する
各ステップについても、それぞれご紹介します。
1.広告クリエイティブを作成する
まずは、配信する広告のクリエイティブを作成しましょう。
クリエイティブの質はFacebook広告の成果に直結するので、納得できるまで修正を繰り返し、コンバージョンしやすいように仕上げることが大切です。
見やすさや読みやすさ、クリックしたくなるかどうかなどを考慮した上で、画像や動画内におけるテキストの大きさは20%ほどに抑えることもポイントです。
テキストの大きさが20%を超えると広告の成果が落ちやすいとされているため、注意して作成しましょう。
2.Facebookページを作成する
Facebook広告を配信するためには、自社のFacebookページを作成しなければなりません。
アカウントがない場合は、Facebookアカウントから作成しましょう。
Facebookページは広告のベースとなるため、企業の魅力が伝わるよう画像や説明文などを作り込むと良いでしょう。
3.配信方法を選ぶ
Facebook広告を配信する方法には、下記2種類があります。
- 自社Facebookで既に投稿したものを、広告として配信する
- ビジネスマネージャを利用して配信する
既に投稿したものを広告として配信する方法はとても手軽ですが設定などの面で自由度が低いため、ビジネスマネージャを利用した配信がおすすめです。
4.ビジネスマネージャを設定する
広告運用やマーケティングなどまとめて管理する機能が、ビジネスマネージャです。
複数人での管理も可能で、メンバー毎に権限を変えることもできます。
Facebook広告を配信するために必要となる「広告アカウント」も、ビジネスマネージャから作成します。
5.広告アカウントを作成する
広告アカウントは、ビジネスマネージャの「ビジネス設定」から作成します。
必要項目を入力しユーザーを追加すれば、Facebook広告出稿の準備が完了です。
出稿方法
広告クリエイティブや出稿のための準備もすべて終わったら、いよいよ出稿するステップに入ります。
出稿は、下記の手順で進めましょう。
- キャンペーンを設定する
- 広告セットを設定する
- 広告を設定する
- 支払い方法を設定する
1.キャンペーンを設定する
キャンペーンでは、Facebook広告の目的や予算を設定します。
「購入タイプ」は基本的に「オークション」となり、「リーチ&フリークエンシー」は条件を満たしている企業のみ利用可能です。
「キャンペーンの目的」は、「認知」「検討」「コンバージョン」に分類された11種類から選択します。
ここで何を選択するかによって広告のパフォーマンスが左右されるため、目的に一番合うものを選ぶことが大切です。
その後、「キャンペーン名」や「キャンペーン予算の最適化」を設定します。
「キャンペーン予算の最適化」がオフの状態だと費用がどんどんかかってしまうため、オンにして「1日の予算」もしくは「通算予算」を選択し金額を入力します。
2.広告セットを設定する
広告セットでは、下記を設定します。
- トラフィック
- ダイナミッククリエイティブ
- 予算と掲載期間
- オーディエンス
- 配置
- 最適化と配信
「予算」は、1広告セットごとに1日2,000円以上が最適化されやすいとされています。
ただし、消費額は日によって変動し、2,000円を超えることもあるので注意しましょう。
「オーディエンス」では、コアオーディエンスかカスタムオーディエンスか類似オーディエンスを設定します。
カスタムオーディエンスと類似オーディエンスを設定したい場合は、「新規作成」から作成します。
なお、サイトでの行動をもとにオーディエンスを設定する際には、Facebookピクセルを設置する必要があります。
オーディエンスでは、主に下記の項目で設定できます。
- 地域
- 年齢
- 性別
- 言語
- つながり
- 利用者層
- 興味・関心
- 行動
「配置」のデフォルト設定は「自動配置」となっていて、Facebook広告が掲載できる4つの場所すべてから、パフォーマンスが高いと予測される配置が表示される仕組みです。
配信先を絞り込みたい場合には、「手動配置」に設定しましょう。
「最適化と配信」では、まずユーザーのどのアクションを軸としてFacebook広告を最適化するのかを設定します。
軸となるアクションとしては、リンクのクリックやランディングページビューなどが挙げられます。
最適化とあわせて、「課金対象」も設定しましょう。
インプレッション課金とクリック課金から選べるのが一般的ですが、設定内容によっては選べない場合もあります。
3.広告を設定する
作成した広告クリエイティブは、広告の設定で使用します。
- 広告名
- 広告に表示する名前
- フォーマット
- クリエイティブ
「広告に表示する名前」では、Facebook広告に表示されるアカウントやページを設定します。
「フォーマット」は、画像広告や動画広告なら「シングル画像または動画」を選択します。
ほか、「カルーセル」や「コレクション」から最適なものを選びましょう。
「クリエイティブ」では、広告に使用する画像や動画、テキストの設定を行います。
任意となっている「見出し」は画像下部分に、「メインテキスト」は投稿の本文に掲載されます。
リンク先URLも、忘れずに設定しましょう。
4.支払い方法を設定する
最後に、支払い方法を設定します。
- クレジットカード
- デビットカード
- PayPal
上記のほか、ビジネスマネージャ全体で設定した支払い方法も選択できます。
Facebook広告を出稿する際の注意点3つ
Facebook広告を出稿する際には、注意点を3つ覚えておきましょう。
広告出稿には審査があり、注意点を知らないと通過できないことがあるためです。
- 広告ポリシーを必ずチェックする
- 設定の途中段階ならキャンペーンはオフにする
- 変更が頻繁すぎると効果測定しにくくなる
それぞれの内容についても、細かく見てみましょう。
広告ポリシーを必ずチェックする
どのような広告でも同じことが言えますが、Facebook広告を出稿するなら、Facebookの広告ポリシーを事前にチェックしておきましょう。
広告ポリシーに沿わない内容だと、審査に通過できません。
Facebookの広告ポリシーの原則は、下記4つがベースです。
- 安全ではない行為や差別的な行為の禁止
- 不正行為や詐欺行為の禁止
- 快適なユーザーエクスペリエンスを促進する
- 透明性を促進する
たとえば、違法な商品の販売や誤解を招く方法で販売している製品、暴力的なコンテンツ、冒涜と捉えられる文言などは、広告ポリシー違反となります。
参照:Meta|広告規定の紹介
必ず、広告ポリシーに準拠した内容に仕上げましょう。
設定の途中段階ならキャンペーンはオフにする
設定の途中段階はキャンペーンをオフにしておかないと、自動で広告配信されてしまうことがあります。
現在掲載しているキャンペーン、これから掲載するキャンペーン、終了したキャンペーンは、それぞれしっかり管理しておきましょう。
変更が頻繁すぎると効果測定しにくくなる
広告は、都度効果を測定して改善していくケースが少なくありません。
しかし、Facbook広告の場合、頻繁に変更すると効果測定で正確なデータを取得できなくなってしまいます。
クリエイティブをはじめ、ターゲット設定や予算額などは、特に頻繁な変更を避けるようにしましょう。
Facebook広告の成果を出すための6つのポイント
最後に、Facebook広告の成果を出すために押さえておきたいポイントを6つご紹介します。
- 広告を出稿する目的を明確にする
- ターゲティングは広めに設定する
- 動画クリエイティブも活用する
- クリエイティブサイズは適切な設定にする
- 競合を調査する
- 効果測定を定期的に行い改善を繰り返す
広告を出稿する目的を明確にする
事前準備やキャンペーン設定の段階で目的は決めているはずですが、成果を出すためには、「明確な目的になっていること」が重要なポイントです。
そこで、認知度アップなのかサイトアクセス数アップなのかの目的だけでなく、具体的にどれくらいアップさせるのかを明確に決めておきましょう。
明確な目的が設定されていれば、これを達成するためのクリエイティブや広告セットが見えてきます。
さらに、KPIを設定して進捗を追っていくと目的を達成しやすくなります。
ターゲティングは広めに設定する
ターゲットは具体的に設定するほうが効果的とされますが、あまり絞りすぎないことも大切です。
絞り込みすぎると対象となるユーザー数が少なくなり、データ不足となってしまいます。
特にFacebookは精度の高いターゲティングが可能なため、絞りすぎると対象者が少なくなりがちです。
幅広いデータを取得して成果につなげるためには、細かく設定したターゲットを軸にして、ある程度ターゲティングを広く設定すると良いでしょう。
動画クリエイティブも活用する
画像やテキストよりも、動画は短時間で多くの情報を提供できます。
視覚的にもインパクトを与えられるため、ユーザーの記憶に残りやすくなります。
そこで、動画クリエイティブは積極的に活用しましょう。
動画は、フィードやストーリーズ、インスタント記事などさまざまな場所に配信できます。
わかりやすくテンポ良く見られる動画に仕上げて、ユーザーの関心を惹きつけましょう。
特に、最初の3秒は、その後を見てもらえるかどうかを決める重要な部分です。
ユーザーが「見てみたい」と思えるクリエイティブを作成しましょう。
クリエイティブサイズは適切な設定にする
Facbook広告は、掲載場所によって適切なサイズのクリエイティブを用意しなければなりません。
画像であっても動画であっても、主にフィードで配信される「1:1」と、ストーリーズで配信される「9:16」の2つのサイズは必ず用意しておきましょう。
競合を調査する
競合がどのようなクリエイティブを配信しているのか、どこに配信しているのかなどを調査することも欠かせません。
競合を調査することで、自社の改善点が見つかることもあるためです。
競合調査では、「広告ライブラリ」と呼ばれるツールを活用すると便利です。
効果測定を定期的に行い改善を繰り返す
広告を掲載した後は、定期的に効果測定を行います。
測定結果を分析したら、現在の課題と改善点を洗い出しましょう。
Facebook広告は、機械学習によって自動で最適化されていますが、それでも自社で測定してユーザーのアクション傾向などをチェックしておくことは大切です。
より成果を出せる広告に仕上げるためには、この効果測定と改善を繰り返すことが重要なポイントとなります。
ポイントを押さえたFacebook広告でしっかり成果を出そう!
多くの人が使用しているFacebookでは、精度の高いターゲティングが可能です。
さまざまなフォーマットを使い数多くの配信先へ掲載できることも、Facebook広告のメリットです。
このメリットを活かして成果をしっかり出すためには、競合を調査したり効果測定と改善を繰り返したりすることも覚えておくべきポイントです。
なかには、「Facebook広告をはじめ、インターネット上で自社の広告を出したいけれど、なかなか手が付けられない」というケースもあります。
そのような場合には、「アナグマ」にご相談ください。
状況に合わせて最適なwebマーケティング施策をご提案し、施策の実行までをまるっと対応いたします!