デジタル化が進む現代ですが、FAXを使っている企業はまだまだ残っています。
しかし、FAXを導入するとなると電話回線を引く必要があるため、悩んでしまうという企業もあるでしょう。
そのような企業は、インターネットFAXを活用するのがおすすめです。
今回はインターネットFAXを導入するメリットやデメリットからおすすめのサービスまでご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
インターネットFAXとは
インターネットFAXとは電話回線を利用した旧来より使われているものではなく、インターネット回線を利用して使えるFAXのことを指します。
インターネット回線につながっていれば利用可能なため、パソコンだけでなくスマートフォンからでもFAXを確認することが可能です。
リモートで業務をしていても書類のやり取りができるようになるというのは、業務を効率化する上でとても嬉しい点でしょう。
インターネットFAXを比較!一覧表
インターネットFAXを比較する際に確認したい費用を一覧表にまとめました。ぜひインターネットFAX選びの参考にしてください。
サービス名 | eFax | jFax | 秒速FAX Plus | BizFAX スマートキャスト | モバイルFAX | MOVFAX | faximo | InterFAX | TransFax |
初期費用 | 1,100円 | 1,100円 | 秒速FAX:220円 秒速FAX Plus:1,650円 |
インターネット接続型:無料 FAX接続型:無料 |
0円 | スタンダードプラン:1,100円 プレミアムプラン:1,100円 |
1,188円 | FAX送信サービス:0円 FAX受信サービス:1,650円 |
クラウドFAX受信サービス:0円 クラウドFAX送信サービス:50,000円 |
月額費用 | Plus 1800:1,980円 Plus 3600:3,960円 |
1,089円 |
秒速FAX:0円 秒速FAX Plus |
インターネット接続型:無料 FAX接続型:無料 |
980円 | スタンダードプラン:1,078円 プレミアムプラン:4,378円 |
1,188円 | FAX送信サービス:1,100円 FAX受信サービス:2,420円 |
クラウドFAX受信サービス 東京(03):4,000円 着信課金番号(0120/0800):4,500円 クラウドFAX送信サービス:0円 |
受信費用 | Plus 1800:150枚無料、151ページ目以降1ページ11円 Plus 3600:350枚無料、351ページ目以降1ページ11円 |
100枚無料、101ページ目以降1ページ11円 | SOHO:8円 ベーシック:3円 ビジネス:0円 |
平日昼間:27.5円 夜間および土曜、日曜、祝日:20.9円 |
0円 | スタンダードプラン:月1,000枚まで無料、1,001枚以上1枚11円 プレミアムプラン:月1,000枚まで無料、1,001枚以上1枚11円 |
1,000枚まで無料、1,001枚から1枚9.9円 | 1001枚以上受信した場合1ページあたり11円 | 東京(03):1枚あたり10円 着信課金番号(0120/0800):1枚あたり25円 |
送信費用 | Plus 1800:150枚無料、151ページ目以降1ページ11円 Plus 3600:350枚無料、351ページ目以降1ページ11円 |
50枚無料、51ページ目以降1ページ11円 | ステージ1(〜5,000枚):10円 ステージ2(5,001枚〜10,000枚):9円 ステージ3(10,001枚〜5,000枚):8円 ステージ4(50,001枚〜):7円 |
– | 0円(無料付与されるFAX送信ポイントが必要) | スタンダードプラン:1送信2枚ごとに11円 プレミアムプラン:1送信2枚ごとに11円 |
国内への送信1枚:15.4円 国外への送信:地域によって変動 |
1ページあたり24.2円 | 1枚あたり25円 |
※各サービスの詳細の紹介はこちらからご確認ください。
インターネットFAXのおすすめサービス9選
インターネットFAXのおすすめサービスは下記の9個があります。
あなたの企業に合うサービスを探してみてください。
インターネットFAXのおすすめサービス9選
- eFax
- jFax
- 秒速FAX Plus
- BizFAX スマートキャスト
- モバイルFAX
- MOVFAX
- faximo
- InterFAX
- TransFax
eFax
引用:eFax
初期費用 | 1,100円 |
月額費用 | Plus 1800:1,980円 Plus 3600:3,960円 |
受信費用 | Plus 1800:150枚無料、151ページ目以降1ページ11円 Plus 3600:350枚無料、351ページ目以降1ページ11円 |
送信費用 | Plus 1800:150枚無料、151ページ目以降1ページ11円 Plus 3600:350枚無料、351ページ目以降1ページ11円 |
海外への送受信 | 可能 |
世界で1200万人以上の利用実績を持っているのがeFaxです。
送信と受信どちらも150枚までは追加料金なしで利用することができます。
資料やデータをデジタル化してやり取りできるため、通常のFAXから切り替えることで会社や家庭でFAX代の大幅なコストカットが可能になります。
全国47都道府県全ての市外局番を取得できるため、拠点がある場所のせいで番号が取得できないということはありません。
海外へのFAX送信も行うことができるため、国内外問わず取引を行うという企業におすすめです。
また、パソコンからだけではなく、eFax専用アプリでiPhone(アイフォン)やandroid(アンドロイド)といったスマホ・タブレットからでもFAXを送信できる点も非常に便利です。
インターネットFAXの利用を検討している方は、まずは実績や規模、サービスの質の高く業界最大手のeFaxを使ってましょう!
jFax
引用:jFax
初期費用 | 1,100円 |
月額費用 | 1,089円 |
受信費用 | 100枚無料、101ページ目以降1ページ11円 |
送信費用 | 50枚無料、51ページ目以降1ページ11円 |
海外への送受信 | 可能 |
前述したeFaxの月額費用を少し安くしたサービスがjFaxです。
番号は東京03、大阪06、全国共通050が利用できます。
無料で送信・受信ができる枠はeFaxよりも少ないですが、機能はシンプルになっており価格が抑えられるのでFAXの利用が少ない会社や、まだまだ取引先の少ないスタートアップ企業におすすめです。
コスパを考えてインターネットFAXを選びたい方は、jFaxをおすすめします。
秒速FAX Plus
引用:秒速FAX Plus
初期費用 | 秒速FAX:220円 秒速FAX Plus:1,650円 |
月額費用 | 秒速FAX:0円 秒速FAX Plus SOHO:550円 ベーシック:880円 ビジネス:1,100円 |
受信費用 | SOHO:8円 ベーシック:3円 ビジネス:0円 |
送信費用 | ステージ1(〜5,000枚):10円 ステージ2(5,001枚〜10,000枚):9円 ステージ3(10,001枚〜5,000枚):8円 ステージ4(50,001枚〜):7円 |
海外への送受信 | 不可 |
秒速FAXには月額料金がかからない送信専用の「秒速FAX」と月額料金がかかる受信専用の「秒速FAX Plus」があります。
秒速FAXは月額料金がかかりませんが、1件FAXを送信するために7円〜料金が必要です。
受信番号は050から始まる全国共通の番号が取得できます。
BizFAX スマートキャスト
初期費用 | インターネット接続型:無料(別途インターネットプロバイダへの契約料・利用料金・接続料金が必要) FAX接続型:無料 閉域接続型:無料 交換機等工事費:1,870円(オプションを利用するときに必要) |
月額費用 | インターネット接続型:無料 FAX接続型:無料 閉域接続型 64kb/s:4,620円 128kb/s:6,600円 1Mb/s:11,000円 1Mb/s(ベストエフォート)※:33,000円 10Mb/s:33,000円 10Mb/s(ベストエフォート)※:110,000円 ※Arcstar Universal One、またはVPNサービス (Arcstar IP-VPN・e-VLAN)およびアプリケーション接続サービスの契約が必要 |
受信費用 | 平日昼間:27.5円 夜間および土曜、日曜、祝日:20.9円 |
送信費用 | – |
海外への送受信 | 可能 |
NTTが提供しており、いつも使っているメールソフトからFAXが送れたり、VPNなどの専用回線を利用してFAXが送れたりするサービスです。
現在、社内で利用している環境をそのまま利用できるため、導入の手間が少ないのは嬉しいポイントでしょう。
大量の送受信に対応しているため、複数箇所に同様のFAXを送りたいという時にも便利です。
24時間サポートしてもらえるのもありがたいポイントです。
モバイルFAX
引用:モバイルFAX
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 980円 |
受信費用 | 0円 |
送信費用 | 0円(無料付与されるFAX送信ポイントが必要) |
海外への送受信 | 可能 |
スマートフォンを活用してFAXを送ることができるモバイルFAXは、アプリ内課金で利用するため面倒な口座登録等の作業は必要ありません。
月額料金は980円(税込)と安価なので、導入へのハードルが低いのも特徴です。
受信した際にはメールアプリに連絡が届くので、仕事用のアドレス等を登録しておけば見落としてしまうことも少なくなるでしょう。
MOVFAX
引用:MOVFAX
初期費用 | スタンダードプラン:1,100円 プレミアムプラン:1,100円 |
月額費用 | スタンダードプラン:1,078円 プレミアムプラン:4,378円 |
受信費用 | スタンダードプラン:月1,000枚まで無料、1,001枚以上1枚11円 プレミアムプラン:月1,000枚まで無料、1,001枚以上1枚11円 |
送信費用 | スタンダードプラン:1送信2枚ごとに11円 プレミアムプラン:1送信2枚ごとに11円 |
海外への送受信 | 不可 |
導入実績が豊富で安心感のあるMOVFAXは受信したファイルをそのままブラウザ上で編集をすることができます。
ブラウザ上で編集したファイルをそのまま送信することができるため、社判を押してほしい等の依頼もすぐに対応することが可能です。
受信するFAXをフォルダ分けする機能もあるため、乱雑になりがちなフォルダ内を綺麗に整頓することもできます。
faximo
引用:faximo
初期費用 | 1,188円 |
月額費用 | 1,188円 (請求書レスを選択すると1,034円へ割引) |
受信費用 | 1,000枚まで無料、1,001枚から1枚9.9円 |
送信費用 | 国内への送信1枚:15.4円 国外への送信:地域によって変動 |
海外への送受信 | 可能 |
FAXの送受信をスマホのメールから簡単に行うことができるため、外出先からでもFAXのやり取りができるのがfaximoです。
kintoneと連携をすることができるため、社内のデジタル化を進めたいという企業におすすめでしょう。
FAX番号は03・06・052・050から選ぶことができます。
InterFAX
引用:InterFAX
初期費用 | FAX送信サービス:0円 FAX受信サービス:1,650円 |
月額費用 | FAX送信サービス:1,100円 FAX受信サービス:2,420円 |
受信費用 | 1001枚以上受信した場合1ページあたり11円 |
送信費用 | 1ページあたり24.2円 |
海外への送受信 | 可能 |
インターネット回線に接続されているパソコンやスマホがあればFAXの送受信ができるのが、InterFAXです。
専用のハードウェアやソフトウェアはなく、メールからFAXを送れるため、機械に強くないスタッフが多いという会社でも導入しやすいでしょう。
暗号化されたメールで送信できるため、情報漏洩のリスクも低いので安心です。
TransFax
引用:TransFax
初期費用 | クラウドFAX受信サービス:0円 クラウドFAX送信サービス:50,000円 |
月額費用 | クラウドFAX受信サービス 東京(03):4,000円 着信課金番号(0120/0800):4,500円 クラウドFAX送信サービス:0円 |
受信費用 | 東京(03):1枚あたり10円 着信課金番号(0120/0800):1枚あたり25円 |
送信費用 | 1枚あたり25円 |
海外への送受信 | 可能 |
TransFaxはクラウドFAX送信とクラウドFAX受信の2つに分かれているクラウドFAX送受信サービスです。
1時間当たり10,000件もの送受信にも対応しているため、大量のFAXのやり取りをすることがあるという会社でも利用していただけるでしょう。
また、グローバル対応もしているため様々な国にFAXを送ることも可能です。
インターネットFAXのメリット
インターネットFAXのメリットには下記のようなものがあります。
インターネットFAXの4つのメリット
- 専用回線が必要ないので、導入しやすい
- ペーパーレス化をすることができて無駄な資源を使わない
- プリンターのインクや印刷用紙を使わないのでコスト削減が見込める
- どこでもデータが確認でき、紙よりも管理がしやすい
専用回線が必要ないので、導入しやすい
前述していますが、インターネットFAXは導入するために専用の電話回線を引く必要がありません。
最近は会社の中にインターネット回線が通っていることがほとんどで、そのままの回線を利用して使うことができるため導入のハードルが低いと感じる方も多いでしょう。
FAX用の機械を導入する必要もなく、パソコンとスマートフォンがあれば利用できるのも大きなメリットです。
ペーパーレス化をすることができて無駄な資源を使わない
FAXは基本的に紙に印刷されて出てくるもののため、余計な資源を使ってしまいます。
インターネットFAXであれば、全てがデータでやり取りされるため無駄な資源を使うことがありません。
また、FAXの内容は全てデータとして保管されるため、書類を整理する手間も省けるようになるでしょう。
プリンターのインクや印刷用紙を使わないのでコスト削減が見込める
FAXを導入しているとプリンターのインクと印刷用紙が必要ですが、インターネットFAXであれば、全てがデータとしてやり取りされるためインクも印刷用紙も不要です。
そのため、インク代や印刷用紙代だけでなく、プリンター代や専用の電話回線代も必要ないため大幅な経費削減ができます。
どこでもデータが確認でき、紙よりも管理がしやすい
インターネット回線を活用したFAXなので、データとして管理することが可能です。
そのため、データを探そうと思った時にすぐ見つけることができ、時間効率を良くすることができます。
また、社内だけでなく社外でもデータの確認ができるため、営業周りをしている際などにFAXの内容を確認する必要がある場合にも便利です。
インターネットFAXのデメリット
インターネットFAXのデメリットは下記の通りです。
インターネットFAXの3つのデメリット
- 相手に見てもらえない恐れがある
- 手書きの書類はスキャンをしてデジタル化する手間がかかる
- 導入にコストがかかってしまい、余計に費用が嵩むこともある
相手に見てもらえない恐れがある
従来のFAXはプリントアウトされ、送り先の会社の誰かの目にとまるため見逃されることは少ないです。
しかし、インターネットFAXだと様々な取引先から送られてくるデータの中に埋もれてしまい、確認してもらえない恐れがあります。
手書きの書類はスキャンをしてデジタル化する手間がかかる
FAXを使用する際にはパソコンの中で作成している書類だけでなく、手書きの書類を送付したいという場合もあるでしょう。
電話回線を利用したFAXであればどんな書類も読み込んで送るだけですが、インターネットFAXで手書きの書類を送りたいという場合には、スキャンをしてデジタル化する必要があります。
そのため、1つ作業が増えてしまうのがデメリットに感じる方もいるでしょう。
導入にコストがかかってしまい、余計に費用が嵩むこともある
インターネットFAXは電話回線を引かずに利用でき、インクや印刷用紙が必要ないためコストを削減できると前述しました。
しかし、インターネットFAXを導入する際に初期費用がかかってしまうことに加えて、契約するサービスによっては送受信1件に対して数十円の費用がかかることもあります。
そのため、インターネットFAXを導入することによって余計に費用が嵩んでしまうという恐れもあるので、どれだけFAXを利用するのかをしっかりと把握した上で契約をするようにしましょう。
インターネットFAXを選ぶ際のポイント7つ
ビジネスのデジタル化が加速する中、従来の複合機によるFAXから、インターネットFAXへの移行を検討する企業が増えています。
自社に最適なサービスを選ぶ際は、各サイトの比較検討が重要です。
▼インターネットFAXを選ぶ際のポイント7つ
- コスト面を総合的に検討
- 基本機能とプラスアルファの機能
- 使いやすさとスピード
- セキュリティとデータ管理
- デバイス対応とリモートワーク
- サポート体制の確認
- 無料トライアルの活用法
個人利用から法人利用まで、以下のポイントを押さえて、最大限活用できるサービスを見つけましょう。
コスト面を総合的に検討
インターネットFAXの料金体系は、基本的に3つの要素で構成されています。
基本的な要素 | 料金体系 |
初期費用 | 約1,000円前後 |
月額基本料金 | 1,000円~2,000円 |
1枚あたりの料金 | 1枚あたり15円~20円程度 |
初期費用は約1,000円前後、月額基本料金は1,000円~2,000円が一般的です。
これにプラスして、1枚あたり15円~20円程度の従量料金が発生します。
注意が必要なのは、送信枚数による月額料金の変動です。最大500枚までは基本料金内、という形式が多く見られます。
また、サービス購入前に確認すべき点として、大容量ファイル送信時の追加料金があります。
固定電話やオフィスの複合機と比較しても、コストメリットは魅力的です。
基本機能とプラスアルファの機能
以下のような機能があるインターネットFAXから選びましょう。
- 受信文書の自動保存とダウンロード
- PDF・画像形式の送受信
- クラウドストレージ連携
- メールアドレス宛てのFAX転送
- スマートフォン専用アプリでの管理
これらの基本機能に加えて、プラスアルファの機能として、Gmailとの連携や、APIによる外部サービス連携なども用意されています。
さらに業務効率化に役立つツールとして、デジタル資料の管理機能も充実しています。
アカウント管理により、部署ごとの利用状況も把握可能で、OCR機能を搭載したサービスでは、受信したFAXを自動的にテキストデータ化することも可能です。
一斉送信機能を使えば、複数の取引先に同時にFAXを送ることができ、案内状や重要書類の配信に役立つため、主要機能を比較検討した上でインターネットFAXを選ぶようにしましょう。
使いやすさとスピードの重視
実際にインターネットFAXを使う際、以下の項目を確認しましょう。
- ログイン後の操作性
- 固定電話からの転送設定の容易さ
- 宛先登録の手間
- 検索機能の使いやすさ
PCやタブレットからの操作はもちろん、スマートフォンからも30秒程度で送信が完了します。
オフィスのITインフラとしても利用可能で、固定電話からの転送設定も簡単で、ログイン後すぐに利用できる直感的な操作性も魅力です。
特筆すべきは、宛先の管理機能です。
頻繁に送信する取引先は個別やグループで登録でき、送信時の手間を大幅に削減できます。
また、送受信履歴はクラウド上で一元管理され、必要な文書をすぐに検索・閲覧できる点も、業務効率化に貢献します。
契約初期は無料で使用できるインターネットFAXも多いため、デメリットなしで操作性や使いやすさを確認することが出来ます。
セキュリティとデータ管理
セキュリティ対策においては、必ず確認すべき項目が4つあります。
- パスワード保護機能
- サーバーのセキュリティ体制
- アクセス権限の設定機能
- データバックアップ体制
セキュリティが安全なサーバー管理により、パスワード保護された重要資料も安全に保管できます。
データの自動保存機能、文書管理システムなども標準的に搭載されており、最大容量は1ファイルあたり数十MBまで対応しているサービスが多くあります。
セキュリティ面では、暗号化通信やアクセス権限の設定などがあると、多層的な防御体制が整っていることになります。
特に重要な文書に対しては、閲覧制限やログ管理機能を活用することで、情報漏洩のリスクを最小限に抑えることができます。
デバイス対応とリモートワーク
マルチデバイスの対応をしているとリモートワーク中にもインターネットFAXの個人使用が容易になります。
- マルチデバイス対応状況
- テレワーク時の利用のしやすさ
- 専用アプリの使い勝手
- 通知機能の充実度
専用アプリを使用することで、テレワーク環境でもスムーズな通知確認が可能です。
自社での利用はもちろん、在宅勤務でも同じように利用できる点が特徴で、クラウドベースのシステムなので、デバイスを問わずどこからでもアクセス可能です。
マルチデバイス間での同期も自動的に行われるため、オフィスのPCで作成した文書を、外出先のスマートフォンから送信するといった柔軟な運用も可能です。
さらに、複数の端末で同時にログインしても、送受信状況をリアルタイムで確認できます。
サポート体制の確認
インターネットFAXを使う際、以下のようなサポート体制があるか確認することをおすすめします。
- 24時間サポートの有無
- 問い合わせ手段の多様性
- 導入時のサポート内容
- マニュアルや教育支援ツールの充実度
24時間対応の電話サポートやメール、チャットによる問い合わせ方法が用意されているインターネットFAXがおすすめです。
基本的な使い方から、通信トラブルの対応まで、充実したサポートツールを提供するサービスを選びましょう。
特に初期導入時には、専任のサポートスタッフによる運用サポートを提供するサービスもあります。
また、オンラインマニュアルやチュートリアル動画なども充実しているものを利用すると、従業員教育にも活用できるでしょう。
無料トライアルの活用法
多くのサービスでは30日間の無料トライアル期間や一定の送信数までは無料のスタートサービスが設定されており、この期間中に、実際の業務での検証や社内での使用感をヒアリングすることで、スムーズな導入が実現できます。
インターネットFAXは、面倒な複合機の設定や保守から解放される便利なサービスで、利用者向けに最適化された機能と使いやすい画面設定により、導入後すぐにスタートできます。
ビジネスの効率化に向けて、自社に合ったサービスを選び、最大限活用していきましょう。
導入後も定期的に利用状況を確認し、必要に応じてプランの見直しを検討することで、より効果的な活用が可能となります。
まとめ
デジタル化が進む中まだまだFAXの文化が残っている現代では、インターネットFAXはとても便利な存在です。
日本全国どこでも利用できるサービスはもちろん、世界へのFAX送信ができるサービスもあるので、グローバルに展開している企業も利用ができます。
ぜひ、今回ご紹介した内容を参考にインターネットFAXの導入を検討してみてください。