SNSマーケティングとは、SNSを利用したマーケティング方法です。
多くのユーザーが集まるSNSは企業にとって、絶好のアピールの場になります。 そのため、SNSマーケティングに挑戦したい企業が増えています。
しかし実際に始めるとなると「どうしていいのかわからない」という人も少なくないはず。そもそも、どんな手法があるのかなど基本的な知識を知らない人もいるでしょう。
今回はSNSマーケティングとは何なのかをわかりやすくご紹介します。手法、メリット・デメリット、おすすめSNSなどの基本から、始める時のポイント、成功事例までを解説します。
この記事で知識を深めて、SNSマーケティング成功のきっかけを作ってください。
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SNSマーケティングとは?
SNSマーケティングとは、X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用して、商品やサービスを売る仕組みのことです。
商品やサービスを売るだけでなく、認知度をあげる、イメージアップをはかるという目的も含まれます。
このSNSマーケティングには以下5つの手法があります
- SNSアカウント運用
- SNS広告
- SNSキャンペーン
- インフルエンサーマーケティング
- ソーシャルリスニング
この中で最も身近でわかりやすいのが商品やサービスをアピールするために出されるSNS広告です。普段SNSを見ていて広告を目にする機会も少なくないでしょう。
SNSマーケティングはなぜ必要?
SNSマーケティングはすでに様々な場面で利用されていますが、なぜここまで成長し、企業にとって必要なマーケティングの場になったのでしょうか。
ここからは、SNSマーケティングがなぜ必要なのか理由を3つご紹介します。
SNSを使う人が増えた
SNSが日本で有名になったのは2004年頃で、当時は「GREE」や「mixi」が代表的でした。
そこから徐々に利用する人が増え、総務省の調査によると日本のSNS利用者数は2022年に1億200万人となりました。また今後、2027年には100万人増加の1億300万人がSNSを利用すると予測しています。
参考:令和5年版情報通信白書
日本の人口は1億2500万人ほどなので、人口の約96%がSNS利用者です。この状況を企業が放っておく訳もなく、SNSマーケティングが重要視されるようになりました。
SNS検索が一般的になった
何かを調べるには、GoogleやYahooなどの検索ツールを利用する人が多いと思います。しかし、ここ数年でSNS検索も一般的な検索方法の1つとなりました。
SNS検索とは、SNSで商品やサービスを検索し、使い方からおすすめ商品、口コミなどを調べることをいいます。
スマートシェア株式会社が2023年に行った調査によると「SNS検索の利用頻度」を聞いた質問に全体の72.5%が「毎日」と回答しました。
つまり、SNS検索によって商品やサービスを見る機会が増えているのです。
もし企業がSNSマーケティングをしていない場合、商品やサービスを知ってもらう機会が減り、大きな損失に繋がりかねません。
SNSで商品購入する人が多い
SNSを利用し、検索する人が増えたことで、その商品を購入する人も増加しました。
THECOO株式会社が行った2022年の調査によると、普段SNSをよく利用する10〜50代の間で「SNSを見て商品を購入したことがある」人の割合は全体で47%でした。
つまり、約半数がSNSを参考に商品を購入したことがあるのです。
SNSで良い印象を与えられれば、商品やサービスの購入に繋がる確率は高まります。そのために、SNSマーケティングは計画的に行わなくてはいけません。
SNSマーケティングの5つの手法
今必要とされているSNSマーケティングですが、具体的にはどのような方法で行えば良いのでしょうか。
ここでは、SNSマーケティングの5つの手法をご紹介します。
SNSアカウント運用
SNSマーケティングで最も気軽に始められるのが、SNSアカウント運用です。
自社のSNSアカウントを開設し、情報発信に利用します。一方的に発信するだけでなく、コメントに返信するなどユーザーとのコミュニケーションも図れます。
アカウント開設には費用がかからないことがほとんどなので、コストを抑えて始められるのが特徴です。
最近では「中の人」、つまりアカウント運用担当者の個性的な投稿によってアカウントが人気となり、商品の認知度アップに成功している企業もあります。
SNS広告
SNSで商品を直接的に宣伝するには、SNS広告という方法があります。
SNS広告はユーザーの投稿の間に出てくるため、自然に目に入り、商品やサービスを印象付けられます。
広告費用がかかりますが、他媒体の広告より比較的リーズナブルに利用できます。
また、全ユーザーに出すのでなく年齢や性別、住んでいる地域などターゲットを絞った上で広告が出せるため、効率が良いのも特徴です。
SNS広告は、広告から自社サイトに向かう導線が作れるので、ECサイトの場合、そのまま購入してもらえるという魅力があります。
SNSキャンペーン
SNSマーケティングの1つとして、キャンペーン企画を立ててユーザーに参加してもらう方法があります。
例えば
- フォロー・リポストしてくれたユーザーの中から抽選
- 自社のオリジナルハッシュタグで投稿してくれたユーザーの中から抽選
- 自社のクイズや診断に回答と投稿してくれたユーザーの中から抽選
- 自社で行う調査に投票してくれたユーザーの中から抽選
などです。
SNSキャンペーンでは、フォロワーの増加や商品の認知度アップ、その結果、販売促進などが期待できます。
ユーザーにとってSNSキャンペーンは気軽に参加できるため、これまで自社の商品に興味がなかった層にもフォローしてもらえる良い機会です。
インフルエンサーマーケティング
SNSマーケティングの手法としてインフルエンサーマーケティングも効果的です。
インフルエンサーマーケティングとは、SNSで影響力の強い人から協力を得て商品やサービスの認知度アップ、購入へと繋げることをいいます。
インフルエンサーのアカウントやチャンネルで、商品やサービスを紹介してもらうだけでなく、コラボ商品の発売などもインフルエンサーマーケティングの1つです。
インフルエンサーマーケティングは、インフルエンサー選びが重要になります。
例えば、自社の商品が
- 若い人向けの場合、若い人に人気のインフルエンサー
- 家族向けの場合、家族で一緒に見られているインフルエンサー
を選んだりします。
費用面では、フォロワーが多ければ多いほど、高くなるため、注意が必要です。
ソーシャルリスニング
SNSはユーザーが感じた本心を投稿している場合が多いです。それを利用したのがソーシャルリスニングです。
ソーシャルリスニングとは、SNS上のユーザーの感想を収集し分析、それを活用する手法をいいます。企業版エゴサーチだと思うとわかりやすいでしょう。
アンケート調査よりも自然な感想を集められるので、商品に対する本当の評価がわかりやすく参考にできます。
商品の改善だけでなく、多くのユーザーが求めている新商品開発にも役立てられるのが特徴です。
SNSマーケティングのメリットは?
SNSマーケティングにはさまざまな手法があり、期待できる部分もたくさんあります。
ではSNSマーケティングのメリットは具体的にどこにあるのでしょうか。大きなメリットを4つご紹介します。
高い拡散力がある
まずは、高い拡散力があることです。
例えば、X(旧Twitter)にはリポストと呼ばれる拡散方法があります。リポストするとその投稿が自分のフォロワーに拡がります。バズれば数万人に見てもらえ、反応が得られます。
「いいね」だけでなく、引用リポストという文章を含めた拡散方法もあるため、投稿に対する意見も合わせて受け取れるのが魅力です。
SNSの種類を超えて拡散もできます。例えば、InstagramやYouTubeの動画をXで投稿するなどです。
SNSでは、紙媒体以上の拡散力が期待できるでしょう。
コストを抑えて周知できる
SNSを利用すると、コストを抑えて周知できます。SNSのアカウント開設は、基本的に無料です。
アカウント運用をしてそれを拡散してもらうのも、コストはかかりません。
広告やインフルエンサーを使ったSNSマーケティングでは費用がかかりますが、他の方法よりも比較的コストを抑えられます。
反応がわかりやすい
高い拡散力があるSNSは反応がわかりやすいのもメリットです。しかも、反応がリアルタイムに伝わってきます。
例えば、新聞広告だと反応を得るのに多少の時間がかかります。まず新聞に広告を掲載すると、配達まで時間を要します。その後、消費者の手に届いてもすぐに購入するとは限りません。その間、消費者の反応はわからない状態にあります。
しかし、SNSだと広告を出した瞬間、「いいね」や「ブックマーク」「再生回数」などである程度良い反応か悪い反応かがわかります。
そのため、時間に無駄がなく、必要であればすぐに改善策が練られます。
Z世代に効果的
株式会社Macbee Planetが2023年に行った調査では、Z世代(18〜26歳)の71.1%が「SNS閲覧後に商品やサービスを購入した経験がある」と回答しました。
しかも、「何度もある」が29.7%、「数回程度ある」が36.9%と、Z世代は高い頻度でSNSから商品を購入しています。
つまり、SNSマーケティングはZ世代をターゲットにした企業に大きなメリットがあるのです。もし自社の商品をZ世代に売り出したいなら、SNSマーケティングは必須でしょう。
SNSマーケティングのデメリットは?
SNSマーケティングには、さまざまなメリットがある一方で、デメリットもいくつかあります。
ここでは、SNSマーケティングのデメリットを2つご紹介します。
炎上の可能性がある
まずは、炎上の可能性があることです。芸能人のアカウントから個人アカウント、さらに企業でも炎上は多発しています。
気づいてすぐに削除したとしても、すでに投稿をスクショで撮影され、拡散されている可能性もあります。
アカウント担当者は常識があり、広い視野から配慮ができる人を選ぶなど注意が必要です。
どれだけ担当者が気を遣っても、無意識に配慮が欠ける可能性もあります。その時のために、複数人でダブルチェック、トリプルチェックするなど、何らかの対策を講じましょう。
効果が出るまでに時間がかかる
SNSでフォロワーを増やすには、頻繁な投稿が必要です。投稿頻度の目安としては、まずは毎日投稿をおすすめします。
SNS運用は一般的に長期間、頻繁に投稿することで、フォロワー数の増加などの成果が出やすいといわれています。1年に1回しか投稿していないアカウントより、1年間毎日投稿しているアカウントのほうが良い情報が得られると感じるでしょう。
つまり、効果を得るまでに時間がかかる上に、毎日投稿するためのリソースが必要なため、人的負担が大きくなります。
そこまで時間をかけられない企業は、外部のSNSマーケティングサービスを利用すると負担が減らせますよ。
SNSマーケティングでおすすめのソーシャルメディア7選
SNSマーケティングを始めるには、各ソーシャルメディアを知っておく必要があります。
ここからは、SNSマーケティングにおすすめできるソーシャルメディアを7つご紹介します。
なお、以下のデータは2023年に総務省から発表された「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」から引用します。
LINE
日本の全世代で最も利用されているSNSがLINEです。
無料で友達や家族などとチャット・音声通話などができるメッセージアプリです。幅広い世代で90%以上、使用されています。
SNSマーケティングでは、LINEの友達登録を促し、情報発信またはクーポン配布などに使用します。また、トークリストやショート動画を投稿できるVOOM、LINE NEWSに広告の投稿も可能です。
企業アカウント開設は無料ですが、送信するメッセージ数に応じて以下の月額料金がかかります。
コミュニケーションプラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
月額料金 | 0円 | 5,000円(税別) | 15,000円(税別) |
無料メッセージ(月) | 200通 | 5,000通 | 30,000通 |
追加メッセージ | 不可 | 不可 | 〜3円(通) |
メッセージを一斉送信する場合、送る人を絞り込めるのでターゲットを決めて情報発信できます。
YouTube
2番目に利用率が高いSNSがYouTubeです。
YouTubeとは、Googleが運営する動画配信サイトです。ユーザー層は子どもから大人まで幅広く、どのジャンルでも対応できます。
こちらも基本的に無料で始められますが、動画制作に費用がかかる場合があります。
YouTubeはテレビCMのように動画の前後や途中に入る広告が有名です。Googleを通して広告を配信するため、アカウントに登録された年齢や性別、Googleが推測する情報など、詳細なターゲティングができるのが魅力です。
また自分のチャンネルでは、長編動画の投稿が可能です。そのため、商品やサービスについて詳しく解説するのに向いています。また、商品を直接宣伝するのではなく、関連したものを紹介してチャンネル登録を誘導する方法もあります。
YouTubeは、インフルエンサーマーケティングにもよく利用されます。インフルエンサーの規模によって、数万人から数百万人に視聴してもらえるため、大きな反響が期待できます。
3番目に利用率が高いSNSはInstagramです。
Instagramは画像やショート動画の投稿をメインとしたSNSです。アカウント開設は無料ですが、広告を出すには費用が必要です。
10〜50代に利用率が高く、特に10〜20代の利用率は70%を超えています。
また、株式会社 ROIが2023年に行った調査では「Instagramがきっかけで商品を知った」人が全体の80%にのぼり、「Instagramがきっかけで購入した人」が70%となりました。
Instagramは視覚的アピール、ECサイトへの誘導など、商品購入を促す導線が作りやすいのが特徴です。
X
4つ目に利用率が高いSNSはX(旧Twitter)です。
Xは、140字の文字数で今何をしているかをつぶやくコミュニケーションツールです。
基本は無料でアカウント開設できますが、おすすめに優先的に表示されるXプレミアムは月額料金980円(WEBサイト経由)がかかります。
文字をメインとし、リアルタイムで発信できます。そのため、企業はユーザーの反応を素早くチェックできます。トレンド調査にも向いています。
リポストで簡単に拡散できるため、多くの人に投稿を拡めたい場合にも有効です。
TikTok
5つ目に利用率が高いSNSはTikTokです。
TikTokはショート動画投稿をメインとするSNSで、ダンス動画など音楽を使った内容が多いのが特徴です。動画がタイムラインに次々と流れてくるため、気軽に再生してもらえるメリットがあります。
アカウント開設は無料ですが、広告を出すには費用がかかります。
利用率は10代が最も多く、66.4%と高水準です。次いで20代が47.9%です。Z世代に向けたマーケティングであればTikTokが有効といえます。
また、イメージアップや認知度向上を図るために、社員のダンス動画を投稿し成功している企業もあります。
6つ目に利用率が高いSNSはFacebookです。
Facebookは実名登録が基本のSNSで、性別や住んでいる地域、出身校などを表示できます。現実の友達や同僚と繋がれるのが特徴です。文章や画像投稿など、制限が少ないので自由度の高い投稿ができます。
アカウント開設は無料ですが、広告を出すには費用が必要です。
Facebook広告はおすすめです。実名登録だからできる精度の高いターゲティング機能をもつからです。
Threads
7つ目は2023年7月からサービス提供が始まった文字投稿をメインとするThreadsです。Facebook、Instagramと同様にMeta社が運営しています。
Threadsでは、文字でコミュニケーションが取れるだけでなく、画像は10枚、動画は最長5分投稿できるなど、情報発信の自由度が高いのが特徴です。
ユーザー数は上記の6つと比べ少ないですが、今後の増加が期待されているSNSです。すでに、スターバックスやTOYOTAなど大手の企業がアカウントを作っています。
まだ広告配信はできませんが、これから注目すべきSNSの1つです。
SNSマーケティングを始めるためのポイント5つ
基本知識を深めたところで、SNSマーケティングを始めるためのポイントを5つをご紹介します。
①目的を決める
まずはSNSマーケティングの目的を決めましょう。
例えば、
- 認知度アップ
- イメージアップ
- 商品紹介
- イベントへの集客
- 商品やサービスの販売促進
- 顧客とのコミュニケーション
- 市場調査
などです。
どうしたいかだけでなく、ターゲットも絞っておくと目的が明確になります。具体的にいうと、小さな子どもがいる20〜30代の女性に自社イベントに参加してほしい、などです。
この目的によって、活用するSNSや手法が変わってきます。
②最適なSNSを選ぶ
決めた目的を元に最適なSNSを選びましょう。
例えば、
- 認知度アップ→拡散力の高いXやInstagram
- 商品紹介→動画でわかりやすく説明できるYouTubeやTikTok
- 顧客とのコミュニケーション→LINE
などです。
また、Z世代向けの商品であればTikTokを選ぶなど、ターゲットとユーザー層をマッチさせるのも大切です。
③手法を選ぶ
次は目的や決めたSNSから手法を選びます。
例えば、商品の販売促進のためにInstagramを選んだら、ECサイトに誘導できるようにSNS広告の手法を使うなどです。
また、アカウント運用は気軽にどの手法とも併用できるため、まずはアカウント運用からスタートして様子を見るのも良いでしょう。
④目標を決める
おおよその流れが決まったら、目標を決めましょう。
やみくもに始めても途中で分析ができません。明確な数字で目標を決めることで、それに向かって戦略を立てられます。
例えば、
- 1ヶ月で100フォロワー増加
- 1ヶ月で1万インプレッション
- 1ヶ月でSNSからの商品購入30件
などです。
目標を決めたら、達成のためにどれだけ投稿したらいいか、どんな投稿をしたらいいか、など検討を重ねましょう。
⑤方向性を決める
最後はSNSの方向性を決めます。
例えば
- デザイン
- 投稿の文調
- 画像がメイン
- 文章がメイン
などです。
方向性を合わせることで統一感が出て、ユーザーにとって見やすくなります。
例えば、Instagramなどの画像がメインとなる投稿だと、色味を揃えるだけで見栄えがよくなります。さらに、アカウントを覚えてもらいやすい、特定のファンがつきやすいというメリットがあります。
SNSマーケティングの成功事例5選
これまでに多くの企業がSNSマーケティングを行ってきました。
ここでは企業の成功事例を5つご紹介します。
MUJI無印良品
引用元:MUJI無印良品
シンプルな生活雑貨、洋服を販売する無印良品はXやInstagramなどでアカウントを開設しています。
特にInstagramのフォロワー数は302万人(2024年4月現在)と人気が高いです。商品のシンプルさ同様、投稿される画像も癖がありません。
これらの投稿には「言い過ぎないこと」が心がけられています。アピールし過ぎない自然な投稿はシンプルなデザインを好む無印良品ファンに刺さり、フォロワーを増やしているのでしょう。
参考: 【無印良品×Instagram】「理由」に共感できれば選ばれる|Newspicks
伊都きんぐ
引用元:伊都きんぐ
福岡県産あまおう苺の加工販売所である「伊都きんぐ」もSNSで成功している企業の1つです。
伊都きんぐはInstagramとXの両方でアカウントを開設していますが、Instagramでのフォロワーは4720人に対して、Xでは24.2万人のフォロワーを獲得しています。
Xでのフォロワー数を増やした理由は、不定期に行われるキャンペーン企画です。訳ありチョコレートなどを、フォローとリポストの中から抽選でプレゼントしています。
また、ポストの文章に親しみがあるのも特徴です。
わかさ生活
引用元:わかさ生活
ブルーベリーサプリメントを販売している「わかさ生活」は、中の人が注目を集めるSNSです。
わかさ生活のSNSは、Xで投稿されている馬の被り物の担当者が有名です。担当者によると、宣伝ばかりでユーザーにうるさいと思われないよう、日常の投稿を中心に行っているそうです。
SNSでの目的はあくまで、社名の認知度アップ、ユーザーとの交流の場と絞っているのが特徴です。
参考:わかさ生活のX担当者はナゼ馬の被り物なのか…”なかのひと”が語るバズの裏側|通販通信
また、わかさ生活にはX以上の39万人のチャンネル登録者数を持つ(2024年4月時点)YouTubeアカウントがあります。社員が登場するショート動画を多数投稿し、中には、1900万回以上再生した動画もありました。
ユニークな投稿でファンの心を掴んでいます。
大京警備保障
引用元:大京警備保障
首都圏を中心に展開している警備会社「大京警備保障」もSNSマーケティングに成功しています。
大京警備保障はTikTokで300万人フォロワー、YouTubeで164万人のチャンネル登録者を獲得しています(2024年4月時点)。投稿のほとんどがショート動画なのが特徴です。
内容は社員の日常から、TikTok内の流行りと警備を関連付けたものまで、1つ1つ工夫されています。
大京警備保障は、SNSでヒットしたことをきっかけに採用応募が増加しました。さらに、SNSマーケティングの能力を活用した書籍発売やTikTokコンサルの業務も開始しています。
ラーメンろたす
引用元:ラーメンろたす
静岡県清水町でラーメン屋を経営する「ラーメンろたす」は、YouTubeでSNSマーケティングに成功した企業です。
チャンネル登録者数は2024年4月時点で26万人います。2020年には13万人だったため、この4年間に13万人も登録者数を増やしています。
本格的な調理シーンから家でもできる簡単レシピまで、動画内容は多岐に渡ります。
店舗への来店促進だけでなく、実際に行けない人に向けてオンラインストアを設けて商品購入を促しています。
まとめ
SNSを活用して商品を買う人が増えている今、企業にとってSNSマーケティングは必須です。
5つの手法や目的にあったSNSを上手く活用し、集客アップを目指しましょう。
とはいえ、SNSマーケティングはなかなか簡単にはいきません。継続が大切ですが、時間が取れない企業も多いでしょう。
そんな悩みを解決してくれるのが、ネット集客のプロを貸し出すサービス「アナグマ」です。SNSマーケティングの知識豊富な担当者が所属しています。
提案から実行まで一括で取り組み、月額制料金なので安心して任せられます。売り上げや問い合わせ数が上がったという数々の実績もあります。
無料相談を受け付けているので、SNSマーケティングに迷うことがあれば、ぜひ問い合わせください。