2022.11.22
新規開拓営業がつらい・やめたい!原因や解決策を徹底解説
新規開拓営業は新しい取引先を獲得するための手段で、自社の商品を知らない相手に興味を持ってもらいます。顧客の新規開拓をしなければ新しい利益が生まれないので、自社にとっては大切な仕事になることがほとんどです。
新規開拓営業はテレアポや飛び込み営業が上手くいかず、またノルマも厳しいことから心身共に負担がかかってしまいます。特に不動産業者や商社が新規開拓営業をおこなう際は、始発から終電まで仕事に取り組むことが多いです。
本記事では新規開拓営業が辛いと感じる原因や、解決策について詳しくご紹介します。解決策が分かっていると心身的負担が抑えられるので、新規開拓営業が難しい人はぜひ参考にしてください。
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目次
新規開拓営業がつらいと感じる6つの理由
営業先を新規開拓するのは決して簡単ではなく、良い対処法を知るには辛いと感じる原因を知ることが大切です。人によっては原因が1つだけでなく複数あり、対応に困っている場合もあります。
新規開拓営業に厳しさを感じてる人は、以下の特徴に当てはまっている場合がほとんどです。
- 新規営業のテレアポがきつい
- 新規営業がうまくいかずに精神的に辛い
- 飛び込み営業がつらい
- ノルマに追われるから新規開拓をやりたくない
- 努力しても給与に反映されない
- 顧客とコミュニケーションをとるのが難しい
それぞれどんな特徴があるかをご紹介するので、新規開拓営業に行き詰っている人はぜひ参考にしてください。
新規営業のテレアポがきつい
新規営業はテレアポや飛び込み営業が手段として多く挙げられますが、顧客を獲得できずに厳しさを感じる人はとても多いです。営業相手には当たりが強いお客さんがいることは珍しくなく、自分の気持ちや商品の魅力が上手く伝わらないことがあります。
しかしテレアポは断られることが当たり前なので、まずは結果にこだわらず自分が与えられた量をこなすことを意識しましょう。さらに相手に冷たい態度を取られた時のために、気持ちの切り替え方を身に付けておくと便利です。
新規営業がうまくいかずに精神的に辛い
新規営業を頑張っていても、行動が成果に伴っていないことが辛いと感じる人は多いです。営業は自社の商品を気に入ってもらうことが大切ですが、根性だけで誤った行動を続けていては成果に結び付きません。
行動量と成果が釣り合っていない場合は、営業先のアクションに対するレパートリーを増やしてみましょう。レパートリーを増やすには自分の知識を増やすことが大切で、質が上がれば自然に営業テクニックも身に付いていきます。
飛び込み営業がつらい
売り込みたい営業先のビルに、「飛び込み営業お断り」と書かれた貼り紙がある場合もあります。訪問してもドタキャンされたり、担当者が留守だったりなどでスムーズに進まないことも多いです。
営業先に全て断られてしまうことは珍しくなく、中には罵声を浴びせられて情けない気持ちになることもあります。しかし上述したテレアポと同じように、まずは結果にこだわらず自分に決められた量をこなすことを意識しましょう。
ノルマに追われるから新規開拓をやりたくない
営業職は各社員にノルマが課されており、その企業の社員としての最低ラインが設けられています。しかし営業先の関係で毎月ノルマを達成できるとは限らず、達成できなければ上司から厳しく叱られる場合も珍しくありません。
ノルマを達成するには最終目標から逆算し、そこに辿り着くまでの目標を1つずつクリアすることが大切です。
例えば予算300万円という目標がある場合は、達成するまでに営業日が1ヶ月必要であると仮定します。その場合は1日約10万円の売上を達成するにあたり、具体的な行動スケジュールを立てることが必要です。
努力しても給与に反映されない
営業職は努力量が給与に比例するとは限らず、自分がテレアポや飛び込み営業を頑張っても成果が出なければ給与が上がりません。営業職は努力だけでなく運も重要で、ノルマが少なければその月の給料が少なくなることが最大のデメリットです。
まずは自分が勤める企業の報酬体制を理解し、給料が上がる見込みが少ない場合は転職も検討しておきましょう。営業職をしっかりやってきた人はコミュニケーションスキルが身に付いているので、転職活動が上手くいくことが多いです。
顧客とコミュニケーションをとるのが難しい
営業先を新規開拓するには、相手企業の情報をつかめていない状態で売り込む場合がほとんどです。相手企業の業種や規模などで売り込み方が変わるので、業界について常に勉強をし続ける必要があります。
営業職は自分が話すことより相手の話を聞くことが最優先で、相手企業がどんなことに困っているかを仮説することが大切です。その後は実際に訪問した際に仮説に沿った質問を投げかけ、仮説の通りに相手が話しているかを様子見しましょう。
相手が困っていることを解決するために、自社製品をどう活かすかを意識すれば商談がスムーズに進みます。ただし自社製品を使用していた際にトラブルが起きた時のために、メリットだけでなくデメリットも伝えましょう。
新規開拓営業がつらいと感じやすい業界
営業職において新規開拓営業は難しく、ノルマを達成しなければ企業の信用問題に関わることもあります。
特に以下の4つの業種は、新規顧客を開拓するのが厳しい場合がほとんどです。
- 不動産業界
- 商社
- 生命保険業界
- 金融業界
それぞれどんな特徴があるかをご紹介します。
不動産業界
不動産業界では新規開拓営業をすることが多く、基本給は歩合制となっています。不動産業界は年収が1000万円近くある企業がほとんどですが、成功して高収入を得られる人は一握りしかいません。
新規開拓営業はテレアポでおこなうことが多く、ノルマが多い日は1日数百件ほど電話をすることがあります。ノルマがとても厳しいことから離職率が比較的高く、精神的に強くなければ続けられない場合がほとんどです。
商社
商社は大企業だと給与や労働時間に恵まれており、離職率は1~4%程度とかなり低めです。しかし中小企業の場合は労働環境が整っていない場所が多く、離職率が30%近くとなっています。
商社が新規開拓営業をおこなう際は、朝は始発の電車に乗って帰りは終電近くまでかかる場合がほとんどです。労働時間と仕事内容がとても厳しく、心身的に耐えられずに退職する人が後を絶ちません。
生命保険業界
生命保険業界は個人向けの新規開拓営業がとても厳しく、離職率が高いことで業界でも有名です。生命保険業界は歩合制での給与で、契約が取れなければ生活が厳しくなることは多くあります。
顧客獲得に成功しても早期解約をされた場合は、何かしらのペナルティを受けることがほとんどです。契約数がより多いほど給与も高くなりますが、仕事に疲れが出てくると心身的に負担が大きくのしかかります。
金融業界
金融業界は就活生からの注目が多く、働きやすいイメージが付いています。しかし本来は営業業務がとても複雑で、人間関係が厳しい場合がほとんどです。
厳しい人間関係がストレス源になることが多く、上述した不動産業界や生命保険とは異なる厳しさがあります。特に証券会社は営業が厳しく、自分が勧めた銘柄の価値が落ちた時のクレーム対応が最も大変です。
新規開拓営業が「つらい」を「楽しい」にする方法
新規開拓営業はとても厳しく、改善策が分からないまま仕事を続けると心身に悪影響を及ぼします。そのような事態を避けるには早めに対処をおこない、困難を乗り越えることが大切です。
新規開拓営業を楽しくおこなえるようになるには、以下のポイントを参考にしてみてください。
- 成績が良い人を参考にする
- 目標とスケジュールをしっかりと立てる
- 断られるのが前提と思って取り組む
- 相手の立場になる
- 他の企業へ転職する
仕事の仕方を改善しただけで、状況が好転した人がとても多いです。また新規開拓営業で成果を出せるようになれば、心身的負担が緩和される上に業務時間を節約できるようになります。
成績が良い人を参考にする
新規開拓営業で成果を出すには成績が良い人を参考にし、真似をすると上手くいく場合がほとんどです。営業トークだけでなく立ち振る舞いやクレーム時の対応など、なるべく多く真似することで結果を出しやすくなります。
まずは自分と相手のポイントを見比べ、どこが自分には足りないかを把握するところから始めてください。売れる営業マンには売れる理由がしっかりとあるので、その相手に自分の悩みを相談すると意外な解決策を得られることがあります。
目標とスケジュールをしっかりと立てる
新規開拓営業が苦手な営業マンは、目標達成までにやるべきことを細分化して考えるのが苦手です。上司から今月の売上目標金額を伝えられたら、そこから逆算して目標達成までに何をすべきかを考えてみましょう。
- 顧客を5社獲得するには、まずはテレアポの電話を1日50件はかける
- 今月の目標金額が500万円であれば、1日5社は訪問する
上述のように1日ごとの目標を立てれば、心身的負担が軽くなる場合がほとんどです。上司から指示された目標を達成するには、自分で戦略を練って少しずつ目標達成に近付いていきましょう。
断られるのが前提と思って取り組む
新規開拓営業で何度も契約を断られると落ち込んでしまいますが、営業は断られることが当たり前です。単に断られても落ち込まずに、断られた理由を考えて今後の改善点として活かしていきましょう。
仕事が自分の思惑通りに上手くいく人は一握りしかいないので、完璧でいることにこだわりすぎないことも必要です。優秀な営業マンであるほど、自分の気持ちに無理をせずに仕事をする習慣が身に付いています。
相手の立場になる
新規開拓に成功するにはトークスキルを磨くことが大切ですが、相手に分かりやすく説明するだけでなく相手の話を聞く技術も大切です。相手が何を求めているかを受け取る姿勢も必要で、相手の気持ちを優先することを心がけましょう。
自社のサービスや商品の魅力を詳しく理解することも大切で、可能であれば自分でメリットを実感するのもおすすめです。どの部分が他社より優れているかを説明できれば、営業先企業からスムーズに契約してもらうことができます。
他の企業へ転職する
上述した方法を試すことで営業成績が残せるようになり、ネガティブな感情が徐々に薄れていきます。本当に転職する前に現在の職場でできそうなことを探し、少しずつ苦手分野を改善していきましょう。
しかし上述した方法を試しても改善につながらない場合は、自分と縁がなかったと割り切って転職を検討するのがおすすめです。転職する場合は自分が興味を持つ業界をメインに探し、スキルや知識を身に付けやすい場所を見つけましょう。
新規開拓営業がつらいと感じる人におすすめの転職先
営業職に勤めていて顧客の新規開拓に厳しさを感じる人は、他の業界への転職を考えるのが1つの方法です。
転職を検討する場合は、以下の特徴がある企業をメインに選ぶと失敗しにくくなります。
- ルート営業が中心の会社
- 歩合制を取り入れてない会社
それぞれの特徴をご紹介するので、転職活動の際に参考にしてみてください。
ルート営業が中心の会社
顧客の新規開拓が苦手な人は、すでに取引先が決まっているルート営業の企業を検討してみましょう。アポイントを取るのも比較的簡単で、アイディアの提案が新規営業の時より受け入れてもらいやすいです。
ただし顧客を新しく獲得できないのがデメリットで、既存顧客と相性が合わなくても取引をやめられません。すでに取引している企業に向けて対応することになるので、取引先の業界をしっかりと研究しておくようにしましょう。
歩合制を取り入れてない会社
営業職は歩合制で給与が不安定なことが多いので、安定した給料を求める場合は固定給の企業に転職しましょう。基本的には固定給の職場のほうが割合が多いので、トークスキルさえ身に付いていれば転職活動には困りません。
まとめ|新規開拓営業の効率化ならプロに相談してみよう
新規開拓営業が厳しいと感じてしまうのは、結果や数字だけで全てが決まるところにあります。なかなか結果を出せなければストレスになってしまい、心身的に大きく負担がのしかかるのも珍しくありません。
新規顧客の獲得がなかなか上手くいかない人は、SakuSakuに営業代行を依頼して自社の売上を効率的に伸ばしましょう。SakuSakuに営業代行を依頼すれば、自社の状況をしっかりと把握した上でどんな課題があるかを探してくれます。
新規開拓営業で売上を伸ばしたい人は、ぜひSakuSakuの無料相談を利用してみてください。