若手の優秀な人材をスカウトする方法として徐々に注目を集めている、転職サイト・AMBI(アンビ)。年収400万円以上のハイクラス人材に絞った運営が人気を集めており、大企業からベンチャー企業まで幅広く利用しています。
しかし特化型の転職サイトだと、情報が少なく比較検討が難しくなりますよね。「自社にマッチしているサービスなのか」を見極めるには、なるべく多くの情報が必要です。
本記事では若手ハイクラス特化型転職サイト・AMBI(アンビ)の良い評判・悪い評判を紹介します。リアルな口コミをまとめました。最後まで読み利用すべきサービスかどうかを判断できれば、より質の良い採用が可能となるでしょう。
また、スカウト媒体にお悩みの人事のために、33個のスカウト媒体を解説した資料をご用意しております。
無料ですので、以下からお受け取りの上、自社に最適なスカウト媒体の選定にお役立てください。
慶應義塾大学卒業後、株式会社リクルートキャリアにて累計100社以上の採用コンサルティングに従事。現在はサクルートにて様々な企業のダイレクトリクルーティングを支援。
AMBI(アンビ)は年収400万円以上の20~30代に特化した転職サイト
株式会社 | エン・ジャパン株式会社 |
サービス提供開始日 | 2017年4月 |
ユーザー数 | 120万人以上(※2024年2月時点) |
特徴 | 優秀な若手の人材を発掘できる |
AMBI(アンビ)は、即戦力になる20~30代の若手を採用したい企業におすすめの転職サイトです。2017年4月にサービスを開始し、2023年6月にはユーザー数100万人を突破しました。
2024年2月にはユーザー数120万人を突破し、少しずつではありますが、確実に注目を集めています。
特定の人材にのみアプローチできる設計になっており、他の転職サイトとは性質が全く違います。実際にどのような特性があるのか、見ていきましょう。
AMBI(アンビ)の機能
自社に興味を持ってくれている人がわかる機能
AMBIには「興味ありボタン」という機能があります。求職者が興味を持っている求人に興味ありボタンを押すことで、企業側はどれだけ自社がどれだけ注目を集めているかを把握できるのです。
なお、興味ありボタンは利用回数が制限されています。そのため、興味ありボタンを押した求人に対しては、求職者の志望度は高いと言えるでしょう。
事前に合格可能性を提示できる機能
AMBIには「興味ありボタン」を押してもらった求職者に対して、事前に合格可能性を提示できる機能があります。企業の採用者が求職者の履歴書を確認し、合格の可能性を大・中・小の3段階で返信します。
面接の前にある程度の振り分けができるので、効率的に採用活動を勧められるのがメリットです。
転職活動への積極性がわかる機能
AMBIでは、求職者の「アクティビティレベル」がわかります。アクティビティレベルとは、求職者の転職活動への積極性を示す数字で、エントリー数やプロフィールの文字数などで判定されます。
実際に求職者に会う前に、転職に対する本気度を把握できる機能です。
欲しい人材にアプローチできる機能
興味のある人材がいた場合は「プラチナスカウト」を送れます。求職者はプラチナスカウトのみを検索できるため、目に止まりやすく、応募につながる可能性が高いでしょう。
自社が強い興味を持っていることを伝えたい場合に便利な機能です。
幅広いジャンルの若手向けハイクラス求人
AMBIの公式サイトには、2024年3月現在、HONDAや楽天、キーエンスなど、誰でも知っているような大企業の求人が掲載されています。
加えて、ベンチャー企業の管理職の求人も多数あるため、自社にとって重要なポジションを募集するのに向いている転職サイトです。
不動産から自動車、IT系まで幅広い求人が掲載されているので、どの業種でも利用しやすいでしょう。
企業は若くて優秀な人材を探せる
AMBIには、年収400万円以上の人しか登録できません。また、登録している求職者の平均は28.2歳で、会員の約84%が大卒以上、大卒人材の約45%がMARCH以上のため、若くて優秀な即戦力を探したい企業にぴったりと言えます。
転職意欲は高くなく、情報収集を兼ねて利用している人もいますが、アクティビティレベル機能で本気度を測れるため、余計な時間を使ってしまう心配は少ないでしょう。
AMBI(アンビ)の良い口コミ・評判
AMBI(アンビ)の良い口コミ・評判を紹介します。
詳しく見ていきましょう!
求人応募からも採用に繋がる
優秀人材のプールに複数の求人を掲載しておりますが、未経験媒体ではないので「自主応募者も質が高い」です。低コストで経験者向けに長期間掲載ができ、新規の対象ユーザーから応募が来るのが良いですね。
引用:AMBI(アンビ)採用担当者公式HP
AMBIでは、求人情報からも採用につながりスカウトだけではないというのも魅力のひとつでしょう。
興味ありボタンで効率よく採用が進められる
「興味ありボタン」によって、自社に興味がある求職者を探すことができるのが便利。もともと自社に興味がある方に対してピンポイントでアプローチができるのがありがたい。
また、合格可能性を事前に送信し面接の前にある程度振り分けができるのをよく使っています。
AMBIでは、「興味あり」ボタンがあるので求職者が自社に興味があるかどうか分かります。また、面接前に合格可能性をある程度振り分けることができるので効率が良くなります。
スカウトの無駄うちが少なく済む
他のダイレクトリクルーティングサービスに比べて求職者がどの程度、転職に対して前向きかどうか数値で分かるのでスカウトの無駄うちがなくて済むのが良い。
AMBIでは、求職者の転職活動への積極性を「アクティビティレベル」という数値で表されます。エントリー数やプロフィールの文字数などで判定されるのが特徴です。
そのため、その数値でどれほど転職に対して意欲的か判断できるので、結果的にスカウトの無駄うちが少なく済みます。
AMBI(アンビ)の悪い口コミ・評判
AMBI(アンビ)の悪い口コミ・評判をまとめました。
詳しく紹介します。
自社とマッチしている人材かの判断が難しい
求職者が自社とマッチしている人材かどうかの判断は難しい
求職者が自社とマッチしている人材かどうかの判断が難しいという声はあるようです。他ダイレクトリクルーティングサービスでは、「マッチ度」が表示されることが多いですがそのような機能は今はないようです。
しかし、面接を重ねていくうちにお互いを理解していけば防げるでしょう。
登録している企業は大手企業が多め
登録している企業は大手企業が多く、中小企業や地方の企業は求職者へ自社を魅力的に見せるのが難しい。
上記のように、AMBIの登録企業は大手企業が多いです。そのため、スカウトメールや求人票の作成の際に「自社を魅力的にみせられるかどうか」といった点はAMBIを利用するにあたって重要になっていくでしょう。
スカウトメール等に不安を感じている際は、スカウト代行を検討してみるのもよいかもしれません。
AMBI(アンビ)のポイントまとめ
向いている企業 | 向いていない企業 |
・給料は高くても優秀な人材を採用したい ・中途の即戦力になる人材を採用したい | ・スカウトの作業コストが確保できない ・人件費を抑えて採用したい ・新卒・第二新卒を採用したい |
詳しく紹介します。
AMBI(アンビ)に向いている企業
AMBIに向いている企業は、給料は高くても若くて優秀な人材をスカウトしたいと考えている企業です。登録者がとのくらい転職活動に対して意欲的かわかるのも特徴です。
また、中途で即戦力となる人材を採用したいと思っている企業にもおすすめできます。
AMBI(アンビ)がおすすめできない企業
AMBIを導入するのが難しい企業としては、どのダイレクトリクルーティングサービス全体にいえますがスカウトは作業コストがかかるため、その作業コストを確保できないと厳しいでしょう。
また、新卒・第二新卒採用の場合や、人件費を抑えたいと考えている企業にはあまり向いていないでしょう。
しかし一概に導入をやめた方が良いとはいえません。部分的に導入をしたり、どうしても作業コストがかかってしまっている部分については部分的に代行業者を使うなどをするとよいでしょう。
AMBI(アンビ)の利用手順
AMBI(アンビ)の利用手順を紹介します。
詳細が気になる場合は「資料ダウンロード」ボタンをクリックして、必要情報を入力すると資料をダウンロードできます。
AMBI(アンビ)は、ハイクラスの若手採用に向いている
2024年3月現在のAMBIは、求人情報からの応募が来たり若手の優秀な人材を採用効率的に採用できたといった口コミ・評価が多く見られました。しかし、他サービスと比較すると自社と候補者がマッチしているかどうか判断が難しかったりスカウトに対しての心理的ハードルが高かったりという声がありました。
こまめに情報をチェックし、利用すべきタイミングがきたらアカウントを作成してみましょう。求職者の動きや本気度がわかるメリットがあるため、ユーザーとして登録し仕組みを確認することもおすすめです。
今までの採用サイトでなかなか採用がうまくいかなかった企業はAMBI導入を検討してみてはいかがでしょうか。