ダイレクトリクルーティングサービスの中で理系学生に特化しているサービスは現在ほとんどない中、LabBaseは理系学生に特化し、かつ機電・情報系の学生の登録が多いサービスです。そのようなLabBaseの特徴や機能、口コミ、導入が向いている企業、導入までの流れなどをまとめております。
ぜひLabBaseを導入しようか検討している方や、採用において理系学生との接点を持ちたい方の参考になれば幸いです。
また、スカウト媒体にお悩みの人事のために、33個のスカウト媒体を解説した資料をご用意しております。
無料ですので、以下からお受け取りの上、自社に最適なスカウト媒体の選定にお役立てください。
慶應義塾大学卒業後、株式会社リクルートキャリアにて累計100社以上の採用コンサルティングに従事。現在はサクルートにて様々な企業のダイレクトリクルーティングを支援。
LabBaseは、理系新卒学生に特化し、スカウト返信率も高い!
引用:LabBase公式サイト
運営会社 | 株式会社LabBase |
サービス提供開始 | 2016年 |
ユーザー数 | 累計70,000名以上(2023年1月時点) |
特徴 | 理系新卒学生に特化し、高いスカウト返信率! |
LabBaseの特徴
ダイレクトリクルーティングの中でも返信率が高い
LabBaseでのスカウトメッセージの返信率は約40%と他のスカウト媒体と比べて倍以上あります。そのため、いわゆるスカウトメッセージの「無駄うち」がなく、効率的に採用を進めていくことが可能です。
理系学生への理解が深まるコンテンツ
常に最新の学生の声をお届けということで、累計110,000名以上の理系学生データが集まっています。リアルな声から紐解いた学生の生態をレポートしてくれます。
また、理系採用においてのノウハウやスカウトの振り返りなどサポート体制が充実しているのも特徴です。スカウト活動以外でも、インターンシップ・イベントなど幅広い範囲で理系就活全体への施策のアドバイスをしてくれます。
充実した学生プロフィール
就職活動において理系学生の研究内容は、就活生にとっても採用側にとっても非常に重要なものです。LabBaseでは、何を研究しているのかといった情報だけではなく、している研究の意義やなぜその研究をしようと思ったのかなど他の媒体では記入欄がない部分まで記入できます。
このことによって学生がどのような姿勢で研究と向き合ってきたかということを学生はアピールでき、企業はそれを知ることが可能となります。
企業側は、候補者のの「研究概要」「研究の意義」「研究を選んだ理由」「研究から学んだこと」の項目から学生を検索できます。
LabBaseの機能
理系新卒学生に特化したデータベースを活用できる
引用:LabBase公式サイト
LabBaseの新卒の登録学生の割合はMARCH・国公立以上が80%以上と偏差値上位校の方に利用されています。また、大学の専門分野もデータ分析や機械工学、電気回路などです。
自社が採用したいと思う人材とマッチする全国理系学生へアプローチが可能となります。
企業ページの掲載により知名度向上
LabBaseでは、企業ページの掲載ができます。これによって、見てほしい学生に知ってもらえる機会が大幅に増えるでしょう。自社の知名度に心配がある企業にとって特に心強いです。
また、特設メディア記事コーナーで「学生への熱い想い」を届けることができます。
データにより採用活動を改善可能
LabBaseのスカウトの利用状況をダッシュボードで可視化されます。これにより、運用面での課題や改善、良いところが明確になり採用活動が効率化します。
また、どんな属性の理系学生と接点を持てたのか振り返りも可能です。
LabBaseの良い口コミ・評判
LabBaseの良い口コミ・評判を紹介します。
詳しく見ていきましょう!
ピンポイントでの採用が可能!
得意分野のソフトウェア領域の出会いにフォーカスを当て、AI研究やソフトウェア開発に関連する人材に特化してスカウトを打っていきました。「マルチモーダル処理」「D-CASE」といった狭い範囲のキーワードでも、学生の方が一定数ひっかかることに最初は驚きました。
引用:LabBase公式サイト導入事例
理系学生とのコミュニケーションが取りやすい
他のデータベースと比較して良いところは、なんといっても理系人材に特化している点です。他のデータベースではどちらかというと積極的に活用しているのは文系の方が多い印象で、技術職としてのターゲットになりうるかどうかの見極めが必要なのですが、LabBase就職は理系が揃っている前提からコミュニケーションがスタートするので、理系の採用担当としては非常に使い勝手が良いです。
引用:LabBase公式サイト導入事例
導入費用と優秀な母集団が導入の決め手
導入の決め手としてまずは、金額面ですね。 優秀なエンジニアを採用するとなると、一人当たりの単価は100万円を越えることも珍しくない現状ですが、LabBase就職さんであれば弊社のような規模感の会社でもコストに見合った結果を得られると感じました。
そして二つ目がデータベースに登録している学生さんの質です。 他社サービスだと母集団が多く、面談数も多いけれど質が低いケースもありました。 それがLabBase就職だと登録の時点である程度スクリーニングされているので学生さんの質も高く、一回の面談が無駄にならないのではないかという期待がありました。
引用:LabBase 公式サイト導入事例
LabBaseの悪い口コミ・評判
LabBaseの悪い口コミ・評判をまとめました。比較的新しいサービスであるからか良くない口コミは少なかったので、随時更新していきます。
詳しく紹介します。
正直、作業工数が思ったよりもかかる
従来のツールと比較すると、狙った学生との出会いを段違いにつくることができて驚きでした。ただ、マスではなくパーソナルにやりとりが必要なことから、学生人数分の工数がかかるため、正直なことを言えば、最初の立ち上げは大変でした
引用:LabBase公式サイト導入事例
LabBaseのポイントまとめ
向いている企業 | 向いていない企業 |
・自社の母集団形成に課題を感じている企業 ・明確に「このような理系学生を採用したい」というビジョンが固まっている企業 | ・作業工数を割けない企業 ・母集団形成がすでにできている企業 ・即戦力を求めている企業 |
詳しく紹介します。
LabBaseの導入が向いている企業
採用において、ページを作成できるので特にBtoBの企業など自社の知名度に心配があり母集団形成に苦戦している企業は導入が向いています。
また、明確に「このような学生に就職してほしい」というのが決まっていると、検索キーワードに入力すると該当の学生がヒットするので使いやすいといえるでしょう。
LabBaseの導入がおすすめできない企業
すでに母集団形成ができており、自社で採用の作業工数や作業コストをかけられない企業はあまり向いていません。
また、LabBaseは登録しているのは学生なので中途の即戦力エンジニアを採用したいと思っている企業も向いていないといえるでしょう。
LabBaseの利用手順
LabBaseの利用手順を紹介します。
実際のデータベースや検索画面を見て採用したいターゲットについてのご相談や採用課題をヒアリング後、企業ごとに合わせた採用プラン・見積もりを提案してもらえます。
専任のカスタマーサクセスの方が運用から内定までをサポートしてくれます。
LabBaseのよくある質問
- ダイレクトリクルーティングとナビサイトの違いはなんですか?
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ナビサイトは、登録学生が興味のある企業に応募する採用方法で、一般的に認知度の高い企業や都市部の企業にエントリーが集中する傾向にあります。一方、ダイレクトリクルーティングは登録学生の中から自社にマッチする候補者を選定し、認知度に左右されず企業から直接アプローチすることが可能な採用方法になります。
- 他社ダイレクトリクルーティングサービスとの違いは?
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LabBase就職の大きな特徴は「理系学生に特化したデータベース」と「学生プロフィールの充実度」です。研究室を直接訪問しながらデータベースを作り上げてきたため、他社ダイレクトリクルーティングサービスのデータベースと被りが少なく、他の媒体では出会えないような学生にも直接スカウトを送ることができます。
またLabBase就職には7万名以上の理系学生が登録しており、プロフィールに記載の研究概要や希望職種、就職先に求めること、活かせるスキルなど軸に検索することも可能です。 - どのような学生が登録されていますか?
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無料体験にお申し込みいただければ、検索画面やデータベースに登録されている内容をご覧いただくことができます。 無料のデモをご希望の方は下記よりお気軽にお申し込みください。
- 料金について詳しく知りたい
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基本的に月額のデータベース利用料金のみです。
LabBase就職経由で内定承諾を獲得した場合の成果報酬はありません。
採用計画や採用課題のヒアリングを行った上で、最適な採用プラン・見積もりを提案してくれます。採用プランの詳細はお気軽にお問い合わせください。 - 理系学生の採用単価は?
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上位大学といわれる大学卒の理系学生では、成果報酬は1人あたり80~120万円ほどです。
引用:LabBase公式サイト
LabBaseまとめ
ダイレクトリクルーティングサービスの中で理系学生に特化しているサービスは現在ほとんどない中、LabBaseは理系学生に特化し、かつ機電・情報系の学生の登録が多いサービスです。
自社の母集団形成に苦戦していたり、理系学生との接点がないが採用したいと思っていたりする企業にとってよいサービスとなるでしょう。
一方でダイレクトリクルーティングサービスであるからこそスカウトメールなどの作業コストはかかってしまうものです。なかなか自社で捻出できない際にはスカウト代行といったことも検討してみるといいかもしれません。