マイナビスカウティング(旧マイナビ転職エージェントサーチ)とは、業界最大級である転職サイト「マイナビ転職」のユーザーに直接スカウトが送れることで注目されています。
2007年から約2000社の人材紹介会社に提供をしてきた、マイナビ転職エージェントサーチをリニューアルされたマイナビスカウティング(旧マイナビ転職エージェントサーチ)を紹介していきます。
また、スカウト媒体にお悩みの人事のために、33個のスカウト媒体を解説した資料をご用意しております。
無料ですので、以下からお受け取りの上、自社に最適なスカウト媒体の選定にお役立てください。
慶應義塾大学卒業後、株式会社リクルートキャリアにて累計100社以上の採用コンサルティングに従事。現在はサクルートにて様々な企業のダイレクトリクルーティングを支援。
マイナビスカウティング(旧マイナビ転職エージェントサーチ)とは
株式会社 | 株式会社マイナビ |
サービス提供開始日 | 2024年1月 |
特徴 | 30代40代のミドル/ハイクラス向けのダイレクトリクルーティングサービス |
年収600万円以上の求人のみの掲載
マイナビスカウティングは、ミドル・ハイクラス向けの転職サイトなので年収600万円以上の求人しか掲載できないようになっています。
公式サイトに掲載されている、業種×職種別の会員年収中央値は625~850万円と一般的な転職サイトより高いことが分かります。
そのため、もともとハイクラス層の求職者が多いのでミドル/ハイクラス層の採用をしたい企業にとって採用したいユーザーの母数が多いのはメリットでしょう。
年代や職種、業種別の年収データが公開されている
マイナビスカウティングでは、業種や職種別の年収の中央値が公開されており、他のダイレクトリクルーティングサービスとの大きな違いといえるでしょう。業種だけ、職種だけというのはあるかと思いますが、業種×職種となっているのは特徴的です。
公開されているからこそ、求職者と企業とのミスマッチや年収に対しての交渉がしやすくなるのが特徴的でしょう。
エージェント企業は審査制でマッチ度が高いスカウト送信を見込める
マイナビスカウティングでは、スカウトを企業だけでなくエージェント(コンサルタント)も送ることが可能です。
そのエージェントも厳しい審査を合格した方々で人数も絞られており質が高いのも特徴です。登録者はエージェントの検索ができ自分に合ったエージェントを絞り込めます。
マイナビスカウティングを利用ができるエージェント企業はこれまでにハイクラス層の転職支援をしてきた実績がある100社以下に絞られています。
マッチ度の表示があり、高いとスカウト開封率が上がる
マイナビスカウティングでは、登録者とのマッチ度の表示があります。
候補者が受け取るスカウトの受信画面には、スカウトを送った企業との「マッチ率」の表示があるので、数値が高いほどスカウトを開いてもらいやすいでしょう。
マイナビスカウティングの良い口コミ・評判
マイナビスカウティングの良い口コミ・評判を紹介します。
詳しく見ていきましょう!
企業もエージェントもスカウト送信可能!
マイナビスカウティングは、企業側もエージェントも求職者にスカウトを送れるというのが魅力的です。
自分たちでは気づけなかった、自社に合った候補者に対してエージェントの方から候補者にアプローチをしてもらえるのはとても助かります!
マイナビスカウティングの特徴の一つとして、企業だけでなくエージェントも求職者に対してスカウトの送信ができます。
そのため、企業側がスカウトを送信せずとも応募が集まるという事例もあるようです。自社では見つけられなかった「自社とマッチ度が高い人材」の採用に繋がる可能性も高いでしょう。
サービス自体がスカウトの質の高さを担保
スカウトの質にこだわった”マイナビスカウティング”がおすすめ。スカウトの質にこだわるために「一括送信廃止」「スカウト側の配信の制限あり」「コンサルタントの点数化/審査制」を設定している。もうムダなスカウトメールを見たくない人はぜひ使ってみて。#PR。
引用:X(旧Twitter)
マイナビスカウティングでは、スカウトの送信の質にこだわっているため、一括送信の廃止、スカウト側の配信の制限、コンサルタントの点数化/審査制があります。
そのため、スカウトの質が高いとユーザーの間で評判になっているのでスカウトメールの開封率が高い傾向があります。
エージェントの質が高くマッチ度が高い求職者を紹介してくれる
この転職サイトには数多くの転職エージェントが登録されています。転職エージェントによって「IT業界に強い」「ハイクラス案件だけを取り扱っている」というように特徴が異なりますが、希望する条件で検索するとその条件に合致する転職エージェントが表示されます。
エージェントは、私の希望する業界の知識が深く、大企業の非公開求人も豊富に取り扱っていました。そして、1社から紹介された企業に無事転職することができましたので、満足しています。まず、自分に合う転職エージェントから探すという珍しいアプローチのサイトですが、試してみる価値は十分あると思います。
引用:みん評
マイナビスカウティングに登録されているエージェントは、希望する業界の知識が深く、大企業の非公開求人も豊富に取り扱っています。
そのため、求職者自身は知らなかったがエージェントが求職者にマッチした企業を紹介してくれます。それは、求職者がマッチしている企業と出会えることは企業側にとっても大きなメリットとなります。
マイナビスカウティングの悪い口コミ・評判
マイナビスカウティングの悪い口コミ・評判をまとめました。
詳しく紹介します。
年収に魅力を感じてもらえないことも
ミドル/ハイクラス層の人材用のスカウティングサービスなので、最低でも年収650万ほどでないと魅力的にとらえてもらえにくい。
マイナビスカウティングでは、ミドル・ハイクラス胸であるので年収600万未満の求人の掲載はできないので注意が必要です。実際には、700万円以上の求人ではないと候補者にとって魅力を感じてもらえないでしょう。
スカウトの一括送信ができない
マイナビスカウティングは、スカウトメールの一括送信ができないのに加えて送信数が決まっているので、1人1人へのスカウトメールの文面をしっかり考えて送らなければいけないのが少し手間に感じます。
マイナビスカウティングでは、スカウトの品質の担保という理由でスカウトメールの一括送信ができません。それによって、候補者一人あたりに届くスカウトメールは減るので見てもらいやすくなりますがより内容を候補者それぞれ考えしっかり送る必要があります。
スカウトメールの作成が時間がかかる
待つ採用では採用が難しかったのでスカウト型のサービスを初めて利用しました。初めてスカウトのメールの文面の作成をしたときには時間がかかったうえに返信がなかなか最初は来なかったのは苦労しました。
マイナビスカウティングでは、スカウトメール作成に慣れている場合であればよいですが、スカウトメール送信に慣れていないと作業コストがかかる上に開封率も上がらず返信率も低いという状況になりかねないので注意が必要です。
マイナビスカウティングのポイントまとめ
向いている企業 | 向いていない企業 |
・ミドル/ハイクラス層の人材を採用したい ・質の高い人材を採用したい ・スカウトの無駄うちをせず採用したい | ・採用の費用コストを低く抑えたい ・採用目標人数が多い ・スカウトメールを送信するのに抵抗がある |
詳しく紹介します。
マイナビスカウティングに向いている企業
マイナビスカウティングに向いている企業は、ミドル・ハイクラス層の人材を採用したいと考えている企業です。
リクルートダイレクトスカウトやビズリーチもハイクラス向けのスカウトサービスですが、公式サイトに年収の中央値の詳細のデータを掲載しているのは、マイナビスカウティングのみです。それほど、登録者の質の高さが見込めます。
また、他のダイレクトリクルーティングサービスと違いスカウトメール送信も一括送信ができないことやマッチ率が表示されるなど一人ひとりへの時間対効果が見込めるでしょう。
マイナビスカウティングがおすすめできない企業
マイナビスカウティング導入が難しい企業としては、採用の費用コストを抑えて人材を採用したいと考えている企業です。マイナビスカウティングの料金は成功報酬型で理想年収の15%が発生します。早期退職等でもこの費用は返金されないので注意が必要です。
また、採用目標人数が多い企業も同じくおすすめできません。スカウトメールの一括送信ができなかったり母集団形成が難しかったりするのが現状です。
しかし一概に導入をやめた方が良いとはいえません。部分的に導入をするなども検討してみましょう。
また、1人1人へのスカウトメールの重要性が他のダイレクトリクルーティングサービスよりも高いのでスカウトメールの送信に抵抗を感じている企業は部分的に代行業者を使うなどをするとよいでしょう。
マイナビスカウティングの利用手順
公式サイトには掲載がなかったので一般的な流れを紹介します。
マイナビスカウティングまとめ
マイナビスカウティングは、マイナビ転職エージェントサーチを前身とした30代、40代のミドル/ハイクラス向けにリニューアルされたダイレクトリクルーティングサービスです。
ミドル/ハイクラスの人材をスカウトして採用したいと考えている企業はぜひ導入を検討してみてください。