dodaXは、前身がiXでハイクラス層のコアになるような人材に対して直接アプローチ可能なデータベースです。会社のコアとなる人材の採用において非公開求人として採用活動を進めていけるので競合他社に動向を読まれずに済みます。
dodaXを導入しようか検討している方や、ハイクラス層との接点を持ちたい方の参考になれば幸いです。
また、スカウト媒体にお悩みの人事のために、33個のスカウト媒体を解説した資料をご用意しております。
無料ですので、以下からお受け取りの上、自社に最適なスカウト媒体の選定にお役立てください。
慶應義塾大学卒業後、株式会社リクルートキャリアにて累計100社以上の採用コンサルティングに従事。現在はサクルートにて様々な企業のダイレクトリクルーティングを支援。
dodaXはハイクラス人材特化型、スカウトができる転職サイト
引用:dodaX公式サイト
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
サービス提供開始 | 2019年3月 |
ユーザー数 | 18万人(2023年6月末) |
特徴 | 主に30代~50代のハイクラス人材特化型、スカウトサービス付きの転職サイト |
dodaXの特徴
30代~50代のハイクラス層に特化
dodaXでは30代~50代のハイクラス層に特化しており、かつ本気で転職活動をしている転職顕在層が多いのが特徴です。公式サイトに「事業戦略に直結する希少性の高いポジションを多数保有」とうたっているように、自社で責任あるポジションに登用したい場合にぜひ活用していきたいものです。
サービス提供エリアは都市部に集中している
dodaとの違いとしてdodaXのサービス提供エリアは都市部に集中しています。都市部でハイクラス層を採用したいと考えている企業にとってはぴったりでしょう。
求人を非公開で掲載可能
事業計画や経営戦略に直接かかわる人材を採用したい場合は、競合他社には知られたくないものです。その場合、求人を非公開にした状態で採用活動を行うことができるのが安心です。
他求人サービスでは、自社の名前や事業戦略なども載せなければいけないですが、dodaXではその必要はなく、自社が採用したいと思った人材へスカウト送信可能です。
dodaXの機能
スカウト
引用:dodaX公式サイト
dodaXでは、転職希望者に対して企業側、ヘッドハンターが「スカウト」送信ができます。特にハイクラス層の採用については会社の経営に大きく関係していることが多いです。そのため、ハイクラスのポジションを採用したい場合にはスカウトがおすすめです。
引用:dodaX公式サイト
ヘッドハンターからのスカウトにはヘッドハンターのランクが表示されます。ランクは、S、Aなど分かれています。Sランクは上位1%のヘッドハンター、Aランクは10%のヘッドハンターです。
候補者による自己応募
企業側が求人を出すと、直接dodaXのユーザーから応募がきます。ハイクラス層がそろっているサービスなので、求人票を出すことでハイクラス人材から応募がくることがあるので質が高い母集団を形成できるでしょう。
ハイクラス転職カウンセリング
業界や職種ごとの専門知識を持っているキャリアカウンセラーがいるので、多くの企業が採用活動を成功しています。
ハイクラス転職カウンセリングについては、dodaエージェントサービスと同じです。
キャリアコーチング
候補者のキャリアのコーチングとなる、dodaXのキャリアコーチングがあります。これは、候補者がお金を払ってうけるサービスですが、自身のキャリアの棚卸しのためにコーチングを受け転職に活かすハイクラス層が多いです。
dodaXの良い口コミ・評判
dodaXの良い口コミ・評判を紹介します。
詳しく見ていきましょう!
ニッチなポジションの採用も可能!
doda Xは企業の人事の採用担当者の間では評判がいいです。
他社サイトも利用していましたが、ニッチなポジションのため候補者探しに苦戦しました。
人事の採用担当者の間では登録する求職者の経歴やスキルの充実度に定評があります。
本気で転職活動をしている人が多い印象
また、登録者も本気で転職活動をしているコア人材が多い印象で、コア人材が欲しい企業には合っていると思います。
dodaXの悪い口コミ・評判
dodaXの悪い口コミ・評判をまとめました。比較的新しいサービスであるからか良くない口コミは少なかったので、随時更新していきます。
詳しく紹介します。
通知が分かりにくい
転職エージェントも利用できる素晴らしいサービスですが、求職者からのスカウト辞退とスカウト受諾の通知メールが全く同じ文面なのがつらい。通知メールで区別でない。
参考:X
dodaXのポイントまとめ
向いている企業 | 向いていない企業 |
・SEやITエンジニア、営業職、コンサル職の人材で即戦力となるハイクラス層を採用したい ・会社経営のコアとなる人材をスカウトしたい ・求人を非公開にして出したい | ・20代やミドル層を採用したい ・新卒を採用したい ・採用目標人数が極端に多い |
詳しく紹介します。
dodaXの導入が向いている企業
SEやITエンジニア、営業職、コンサル職の人材で即戦力となるハイクラス層を採用したい場合、そのような層の採用に定評があるのでおすすめです。
会社経営のコア人材を採用したい場合には求人を非公開にし、競合他社に動向を知られないようにオープンに募集せずに非公開求人として採用活動を進めていけます。
dodaXの導入がおすすめできない企業
20代やミドル層を採用したい場合、母数が少なかったりサービスに合っていないのでおすすめできません。また、同様に新卒を採用したい場合は違うサービスを導入しましょう。
採用目標人数が極端に多い場合も母集団形成といった面ではdodaXは向いていないでしょう。
dodaXのよくある質問
- doda XとiX(アイエックス)の違いは?
-
dodaXの前身がiX(アイエックス)で2022年10月から名称が変わりました。
- dodaとdoda Xの違いは?
-
dodaとdodaXの違いは、ターゲットです。dodaのターゲットの中心は年収帯が400~600万円のボリューム層であるのに対し、dodaXの中心は年収600万円以上のハイクラス層です。
dodaXまとめ
dodaXでは、ハイクラス層のコアになるような人材に対して直接アプローチ可能なデータベースです。候補者による自己応募もあるので、優秀な人材からの応募も見込めます。また、会社のコアとなる人材の採用においても非公開求人として採用活動を進めていけるので競合他社に動向を読まれずに済みます。
しかし、ハイクラス層に特化しているのでミドル層を採用したい場合には向いていません。その場合には他媒体とも比較しながら導入を検討してみてはいかがでしょうか。