【人事向け】LinkedInとは?評判・口コミは良い悪い?サービスの特徴や注意点まで徹底調査!

LinkedIn(リンクトイン)とは、アメリカ発の世界最大級のビジネスSNSです。日本では、いまだに転職専用のSNSと思われていることが多いですが、世界では200以上の国と地域に10億人を超える登録者がいます。

そのLinkedInでは、「採用としてはどのように活用していけばよいのか」「実際使っている人はどのような人が多いのか」「どういった場合であれば採用に導入したらよいのか」などに触れていきながら解説していきます!

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監修者
中野 源一の写真
中野 源一

慶應義塾大学卒業後、株式会社リクルートキャリアにて累計100社以上の採用コンサルティングに従事。現在はサクルートにて様々な企業のダイレクトリクルーティングを支援。

目次

LinkedIn(リンクトイン)は世界最大級のビジネスSNS

引用:LinkedIn公式HP

提供会社MicrosoftによるLinkedInのM&Aが完了
サービス提供開始日2003年5月
ユーザー数世界で10億人(日本では300万人以上)
特徴コストを抑えてハイスキル人材を採用できるビジネスSNS

ユーザーの経歴が詳しくわかる

ビジネス領域に特化したSNSで、原則実名で顔出し登録となっています。転職、情報発信、人脈形成などで幅広く利用されているSNSです。

日本でも2011年にリリースされていますが、2017年にマイクロソフトが買収した後に日本語版のUI/UXが改善され、ユーザー数が伸びています。

充実したプロフィール欄があるので、自分の学歴や職歴、資格を詳細を入力ができます。そこで、スカウトメールを送る前にすでにどういった経歴がある人なのかが分かるのが特徴です!

ハイクラス人材の登録も多い

LinkedInは、SNSの中でもグローバルなSNSなので外資系の人材やハイクラス人材の登録が多いです。そのため、そのような経歴を持った方を採用したいと考えているという企業にはおすすめでしょう。

例えば、ベンチャー企業で働くWebエンジニアやデータサイエンティスト、海外に住んでいる人、海外に住んでいる日本人学生などが登録しています。

採用の費用コストを抑えやすい

LinkedInの場合は、有料プランもいくつか用意されてはいますが無料での運用も可能です。何人採用をしても一律で同じ金額なので活用の仕方にもよりますが採用コストを抑えて採用できます。

転職エージェント等を使うと、1人を採用するためには最低でも100万円年収の30%を支払うという場合も多いので採用コストを抑えられる可能性があるのは大きな特徴ですね。

LinkedIn(リンクトイン)の詳細をより知りたい方は、公式サイトをご覧ください!

LinkedIn(リンクトイン)の良い口コミ・評判

LinkedInの良い口コミ・評判を紹介します。

詳しく見ていきましょう!

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コスト削減かつ採用の質が向上!

今まで複数の採用サイトを使用して求人を出しておりコストがかかっていましたが、採用にLinkedinを使うようになってからはコストもかからず質の高い求職者が多く、コスト削減や採用活動の質の向上のメリットがありました。
引用:BOXIL SaaS

他の採用媒体と比べるとコストを抑えながらも、レベルが高い方を採用できる傾向があるようです。コストパフォーマンスが良いという声がありました。

日本でもビジネスSNSのスタンダードになる

ビジネスSNSとして徐々に日本国内でもユーザー数が増えています。今までは外資系企業で海外のチームメイトとつながるために利用していましたが、徐々に国内のデザイナーやフリーランス、マーケターの方が参入してきて、コミュニティができつつあると感じています。今後ますます日本国内でも使いやすくなると期待しています。
引用:BOXIL SaaS

企業と転職者を繋ぐプラットフォームであり、かつ知り合い同士でもコミュニケーションとれる非常に便利で、キャリアを考える上でマストなプラットフォームであるため。特にIT系転職を考えているなら情報収集するだけでも非常に有効だと思う。
引用:BOXIL SaaS

ビジネスSNSとして、日本国内でもユーザーが増えてきています。日本ではすでにIT系の転職を考えている方や外資系の方が登録し、活用されているのが現状です。

まだユーザー数が日本のなかでも大多数いないタイミングで登録しておくと、これからユーザーがさらに増えた際にすぐに対応ができ企業にとって大きなメリットとなるでしょう。

LinkedInを見て応募したという方も!

結論課題としては解決しなかった。採用には結びつかなかった。しかし、Linkedinで自社について発信したりしていると数名ではあったが応募をくれた。また、他の媒体で応募してくれた方がLinkedinを見て応募したと仰る方もいた。そういった人は皆さま優秀なご経歴、マインドの持ち主だった。優秀層が多いSNSをやるということにデメリットはない。効果はあった。
引用:BOXLIL SaaS

LinkedInで自社について発信をしていることで、最終的には採用に繋がるという事例もあるようです。優秀な人材が集まっているSNSだからこそ積極的に発信を続けていくことは、おおきなチャンスにゆくゆく繋がっていくでしょう。

経歴を見て採用に繋がっている

採用活動で利用しています。登録されている方のご経歴を見てスカウトを送る形ですが、転職サイトというよりはビジネスSNSなので、すごく反応があるというわけではないです。一方で、数名採用に繋がっているケースもあるので、効果はあるのだと思います。
より優秀(かつグローバル人材)を欲しいというニーズがあるため使い始めましたが、数名は採用できているので、その点では効果はあったかと感じています。
引用:BOXLIL SaaS

登録している方の経歴を見て、スカウトを送り実際に採用が決まっているようです。

LinkedIn(リンクトイン)の悪い口コミ・評判

LinkedInの悪い口コミ・評判をまとめました。

詳しく紹介します。

メールの無駄うちなど効率が悪い面も

他のプラットフォームにはなかなか登録がないようなユーザーが多く、求めるポジションやスペックによっては非常に親和性が高く重宝します。一方で機能的には最終ログイン日などが表示されないため、メールの無駄撃ち、それによる機会損失や効率性の悪化に繋がっており、この点で星を4としました。
引用:BOXLIL SaaS

他のプラットフォームにはいない人材がおり転職潜在層もいる一方で転職サイトではなくあくまでもビジネスSNSであるので、機能面で効率が悪くなってしまう場合があるようです。

日本でのユーザーはまだ少ない

日本でのユーザーがまだ少ないため、ユーザー数を増やして欲しい
引用:BOXIL SaaS

日本でのユーザーはまだ少ないのが現状です。

個人情報をオープンにしているためリスクが伴う

個人情報をオープンにしている面、多方面のユーザーから無関係な連絡がくるリスク
引用:BOXIL SaaS

採用担当者も個人の実名で登録する必要があるので、それは避けたいという人もいるでしょう。

LinkedIn(リンクトイン)の総評

向いている企業向いていない企業
・高スキルの人材を採用コストを抑えて採用したい
・会社の知名度に関わらず採用したい
・長い目で見ても、優秀な人材を採用したい
・採用目標人数が少人数である
・短期で採用を行いたい
・採用目標人数が多い
・採用担当が「スカウト」をするための作業コストが通常業務を圧迫してしまう
・SNSでの継続的な発信が難しい

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LinkedIn(リンクトイン)に向いている企業

LinkedInに向いている企業は、採用の目標人数が少なくかつ優秀な人材を採用したいと思っている企業です。

また、ビジネスSNSで個人へのスカウトであるので企業の知名度に左右される心配が少ないというの特徴。企業の情報を発信し続け、ゆっくりと優秀な人材とコネクションを作っていくことがおすすめです。

LinkedIn(リンクトイン)がおすすめできない企業

LinkedInをおすすめできない企業は、採用目標人数が多かったり短期間での採用をしたいと思っている企業です。

また、SNSなので情報を発信し続ける必要があります。継続的な発信が難しい場合は避けた方がよいのかもしれません。

しかし一概に導入をやめた方が良いとはいえません。一時期のみ導入をしたり一部の業務を代行したりする方法をとるのもよいでしょう。

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LinkedIn(リンクトイン)の利用手順

LinkedIn(リンクトイン)の利用手順を紹介します。

STEP
企業で利用する場合でもまずは個人プロフィールを作成

法人での利用の場合でも、まずは個人プロフィールを作成する必要があります。

STEP
会社ページを作成(無料)

会社ドメインをもつメールアドレスであれば、会社ページは無料で作成できます。

STEP
カルチャーページ(採用サイト)を購入する

LinkedIn内に会社専用の採用サイトとしてリッチなコンテンツ(画像や動画など)を入力したい場合にはカルチャーページを購入する必要があります。

STEP
リクルータライセンス(ダイレクトリクルーティング用)を購入する
STEP
利用開始

管理画面アカウントを発行し、メールを受け取った後に

ログインをし、企業情報を入力しましょう。

LinkedIn(リンクトイン)は優秀な人材を採用できる可能性が大きいSNS

LinkedInは、採用活動も行えるビジネスSNSです。使い方によって費用を抑えつつも優秀な人材を採用できる可能性が大きいです。

掲載方法やアプローチも様々ありますので、今までの採用でなかなか優秀な人材を採用できなかったという企業は導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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