スカウトメールを送っても「返信が来ない」、「開封されているか分からない」と悩む採用担当者は多いのではないでしょうか。ダイレクトリクルーティングが主流となった今、スカウトメールの返信率は採用成功を左右する重要な指標です。
本記事では、スカウトメールの平均返信率の目安から、ビズリーチやdodaダイレクトなど主要サービスごとの返信率データ、返信率を上げるための具体的な施策まで解説します。
件名の付け方や本文の書き方、送信タイミングなど実践的なノウハウを網羅しているため、すぐに改善に取り組めます。「なかなかスカウトメールの成果がでなくて採用に至らない」とお悩みの方は、返信率アップを実現し、採用成功につなげるために、ぜひ参考にしてください。
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京都大学卒業後、株式会社リンクアンドモチベーションに入社。 同社にて、中小 / ベンチャー企業を中心に、IT・人材・Webマーケ・小売・エンタメ・出版・介護など、幅広い企業様の組織コンサルティングに従事した後、株式会社hakumeiに組織コンサルタントとして参画。 これまで、理念の策定/浸透・採用の戦略策定/実行・若手育成・マネジメント強化・人事制度構築など、多様な課題やニーズに対応。 株式会社FIRST&Mにて、数多くの企業様の採用戦略策定・ダイレクトリクルーティングを支援した後に、スピンアウトを行いサクルート株式会社の代表取締役に就任。
スカウトメールの返信率に関わる4つの重要指標

スカウトメールの効果を正しく測定するためには、返信率だけでなく複数の指標を把握することが大切です。ここでは、返信率に関わる4つの重要指標について解説します。
開封率:スカウトメールが開封された割合
開封率とは、送信したスカウトメールのうち、候補者が実際に開封した割合を示す指標で、以下の計算式で求められます。
開封数÷送信数×100
一般的な開封率の平均は約70%前後とされています。ただし、ITエンジニアやデータサイエンティストなど、多くのスカウトを受け取る人気職種では50%程度まで下がることも珍しくありません。逆に、事業企画や新規事業開発など、求人数が少ない職種では80%を超えるケースもあります。
開封率は時間の経過とともに上昇しやすい傾向があるため、スカウト送信から2週間後など基準を設けて測定することが重要です。開封率が平均を下回っている場合は、件名や送信タイミングに改善の余地があると考えられます。
開封後求人閲覧率:スカウト開封後に求人票を見た割合
開封後求人閲覧率とは、スカウトメールを開封した候補者のうち求人票まで閲覧した人の割合を指し、以下の計算式で求められます。
求人閲覧数÷開封数×100
平均的な開封後求人閲覧率は40〜50%程度が目安です。候補者はスカウト文面を読んで興味を持った場合に、ポジションの詳細や年収、福利厚生などを確認するために求人票を閲覧します。
この数値が低い場合は、スカウト本文の内容に問題がある可能性が高いといえます。ブランド力のある企業や、もともと志望していた企業からのスカウトでない限り、求人票を見ずに返信することはほとんどありません。求人票を読みたいと思わせるスカウト文面を作成することが大切です。
求人閲覧後返信率:求人票を見た人のうち返信した割合
求人閲覧後返信率とは、求人票を閲覧した候補者のうち、実際に返信した人の割合を示す指標で、以下の計算式で求められます。
返信数÷求人閲覧数×100
平均的な求人閲覧後返信率は10〜20%程度とされています。求人票まで見たにもかかわらず返信につながらない場合は、求人内容や条件面に魅力が不足している可能性があるため改善しましょう。年収や働き方、福利厚生などの条件を見直すことで改善が期待できます。
なお、求人閲覧後返信率を確認できるスカウトサービスは限られています。この指標が確認できる媒体を使用している場合は、積極的に活用して改善に役立てましょう。
返信率:送信数に対する返信数の割合
返信率とは、送信したスカウトメールの総数に対して、返信があった数の割合を示す最も基本的な指標です。
媒体によりますが、大手求人サイト『Wantedly』の調査によると、スカウトメールの平均返信率は平均16%程度です。最新の『Wantedly』のデータはこちらから確認できます。
なお、返信率は以下の式で求められます。
返信率=返信数÷スカウトメール送信数
また、媒体を問わない一般的な返信率の平均は10%~15%とも言われています。採用を効率的に進めるためにも、ぜひこの数値を意識してみてください。
すでにスカウトメールを送信している場合は、まず現時点での返信率がどの程度なのかを割り出し、目標数値を設定しましょう。最終的には平均値以上を目指しつつ、期間ごとの目標数値を決めることをおすすめします。
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- スカウト運用で見るべき3つの指標
- 返信を得やすい候補者の特徴と見極め方
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媒体別のスカウトメールの平均返信率はどれくらい?
自社のスカウトメール運用が順調かどうかを判断するためには、業界平均を把握しておくことが大切です。ここでは、サービスごとの数値を紹介します。
スカウトメール返信率の目安
スカウトメールの返信率は、媒体や職種、ターゲット層によって大きく異なりますが、年齢別の一般的な目安として20代後半から30代前半の返信率は低く、40代以降になると返信率が高くなる傾向があります。
これは、若手層が最も多くのスカウトを受け取る世代であるためです。多くの企業が求める年齢層であるがゆえに、1人あたりの受信数が増え、1通あたりの価値が相対的に下がってしまいます。
職種別では、ITエンジニアやデータサイエンティストなど人気職種の返信率は特に低くなります。求人数に対して登録者数が少ない構図になっているため、1人の候補者が受け取るスカウト数が多くなり、競争が激化している状況です。
ビズリーチの平均返信率
ビズリーチはハイクラス人材向けのスカウトサービスとして多くの企業に利用されています。ビズリーチにおけるスカウトメールの平均返信率は約6%前後とされています。
年齢別に見ると、法人営業職の場合、26〜30歳が約5.4%であるのに対し、41〜45歳では約21.6%と大きな差があります。Web系SEでも、31〜35歳が約2.8%に対し、46〜50歳は約15.8%となっています。
ビズリーチは利用企業が年々増加しており、1人あたりの候補者が受け取るスカウト通数も増えている傾向があるため、返信率は下がりやすくなっています。エンジニア職にスカウトを送る場合は、2〜3%を目安として設定するのが現実的でしょう。
参照:ビズリーチ
dodaダイレクトの平均返信率
dodaダイレクトは幅広い職種・業種に対応したスカウトサービスです。全職種における平均返信率は4〜5%程度となっています。
職種別に見ると、開発職の場合は3〜5%程度、ビジネス職の場合は4〜6%程度が目安です。事業企画・新規事業開発やスーパーバイザー、商品企画・サービス企画などの職種では9%程度と比較的高い返信率が期待できます。
dodaダイレクトは求人が閲覧されやすい一方で、その後の返信につながりにくい傾向があるため、求人票の内容をしっかりと作り込むことが重要になります。
参照:dodaダイレクト
【本文】スカウトメールの返信率を上げる5つのポイント

スカウトメールの本文を作成する際に効果的な、返信率を上げるコツを紹介します。
上記のポイントを踏まえて本文を作成すれば、他社のスカウトメールよりも魅力的で返信しやすくなるメールに仕上がるでしょう。
パーソナライズされた内容にする
スカウトメールを作成する中で目指したいのは特別感を出すことです。
特別感がない場合は「誰にでも送っているんだろうな」という手抜き感が出てしまい最後まで読んでもらえる確率が一気に減り、当然ながら返信率も下がります。
そのため、候補者の名前を積極的に記載したり、経歴やスキルの言及を本文中に記載したりしましょう。例えば、「〇〇さんのプロフィールで見た、〇〇の経験に感銘を受けました」など具体的にカスタマイズして書くと効果的です。「自分のことを知った上でスカウトしてくれた」と感じて貰えれば、返信される可能性がアップします。
返信のハードルを下げる
せっかく送ったスカウトメールですが、開封・返信がないと採用にはつながりません。そこで返信のハードルを下げる意識も必要です。
- 候補者の次のアクションを明確に書く
- 次回のアクションはハードルを低く
上記を実践することで、スムーズに返信できるようになります。それぞれについて、詳しく解説します。
候補者の次のアクションを明確に書く
スカウトメールの末尾などに、「次のアクション」を明確に書くことが必要です。メールをもらったあとに候補者が次にすること(企業側にとっては候補者にしてほしいこと)が明確・具体的であるほど返信率が上がります。例えば「カジュアル面談をしましょう」「○○について興味があるのでご返信ください」「ご都合がいい時間を下記日程から選んでください」などの文章を入れると良いでしょう。
もし面談などで日程を提示する場合には、「ご都合の合う日時を教えてください」ではなく、2~3候補時間帯や曜日をずらして提示し、その上でもしご都合が合わない場合はご連絡くださいなどとすると対象の候補者の手間を一つ減らすことができ、返信率の向上が見込まれます。
次回のアクションはハードルを低く
スカウトメールの返信率を上げる時にせっかく次回アクションを明記したのにもかかわらず、次回アクションのハードルが高いと開封されても返信にはつながりにくいです。ハードルを下げるためには、以下のようなメッセージを盛り込むのが効果的です。
- カジュアル面談として15分ほどざっくばらんにお話ししませんか?
- 今後のキャリアについて話しませんか?
- 良ければ一度オンラインでも構いませんので、〇〇のご経験について詳しくお伺いさせていただきたいです。
逆に候補者にとってハードルが高く感じるのは、最初から応募や履歴書・職務経歴書の提出、面接などです。これらは基本的には避けた方がスカウトメールの返信率が上がり、採用に至りやすくなります。
企業情報を簡潔に明記する
スカウトメールでは企業の情報を記載していきますが、必要な情報を簡潔かつ魅力的に記すことが重要です。
長文にならないように、大まかな条件(必要な要件・福利厚生・年収)や、会社としての想い、ビジョンなどを候補者の目線に立って記載しましょう。
どういった条件を書けばいいか悩んだ場合には、候補者のペルソナに近い社内の方にどういった情報があると会社は魅力的だと思うか、志望した理由などを聞くとより具体化していくでしょう。
どうしても想いが募って長くなってしまいがちですが、「詳しくはこちらからご確認ください」とURLを貼るのもおすすめです。
ネガティブなワードを避けて書く
スカウトメールでは業種や職種によってネガティブなワードは多少変わってきますが、一般的に避けたほうがいいワードは以下になります。
- 急募
- 大量採用
- 早期キャリアアップ
- 学歴不問
上記のようなワードを使用するのは避けましょう。
場合によっては、アットホームな社風や働きやすい・良い雰囲気・明るい職場、若さを売りにするというのも人によっては避ける傾向があるので、可能な限り使わない方がよいでしょう。
プロフェッショナルなトーンで作成する
求職者に対して尊敬の念を持ち、礼儀正しいトーンで書きます。過度にフレンドリーすぎず、プロフェッショナルな言葉遣いを心掛けます。
また、メールを送る前に、誤字脱字がないか確認しましょう。プロフェッショナルな印象を与えるために、文章の正確さは重要です。
株式会社〇〇
近藤様
お世話になっております。
お待たせしてしまい申し訳ございません。
ご指摘いただいた箇所の修正対応が完了しましたので、ご確認をよろしくお願いいたします。
【件名】スカウトメールの返信率を上げる3つのポイント
スカウトメールの返信率アップを実現するのに効果的な、件名の書き方を紹介します。
件名を見て開封するかを瞬時に判断されることが多いため、上記を意識してこだわり抜きましょう。詳しく解説します。
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企業名・要件を必ず入れる
スカウトメールの件名には、企業名と要件を必ず記載しましょう。
メールを受け取った人は、件名を見て瞬時に開封するかを判断します。そのため、一目見て「誰から」「何の」メールかを判断できる件名にする必要があります。
「【株式会社〇〇】」「【スカウトのご案内】」のように、特に重要な箇所を確固で括って目立たせるのも効果的です。メールを開封することでどのようなメリットがあるかを分かりやすくアピールすることを意識してください。
30文字以内で短く簡潔に伝える
スカウトメールの件名を作成する際には、30文字以内に収まるようにしましょう。とくに、スマホでメールボックスを確認する場合は12文字~15文字程度しか件名が表示されません。
そのため、30文字以内にしつつも、重要度の高い単語を左に持ってきてください。後半に魅力的な内容を記載しても読まれない可能性が高いです。
また、簡潔で分かりやすい件名にすることも大切です。意味が伝わりにくいと返信はおろか、開封すらされないため注意しましょう。
パーソナライズした件名にする
本文だけでなく、件名もパーソナライズするほうが受け取ったユーザーに刺さりやすいです。
例えば、「営業経験をお持ちの〇〇様へご案内」のように、名前と経歴を記載すると良いでしょう。「自分宛に送られてきた」と実感して貰うことで、開封・返信が期待できます。
逆に、多くの人に全く同じ件名で送っていることが明らかな場合は、瞬時にメールボックスから削除されてしまい、記憶にも残らない恐れがあります。当然採用にも繋がりにくくなるため、注意が必要です。
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【その他】スカウトメールの返信率を上げる4つのポイント
スカウトメールの返信率を大きく向上させたい人は、本文や件名以外にも、以下の4つのポイントを押さえましょう。
細部にも徹底的にこだわることで、高い返信率が期待できます。
高い効果が期待できるスカウトサービスを使う
スカウトサービスを使ってメールを送る場合、ターゲットに対して訴求しやすいサービスを選ぶことが大切です。
サービスによって得意な層はさまざまです。例えば、若手層を得意としているスカウトサービスを使って中堅層にアプローチしても、思うような返信率を得られない恐れがあります。改めて、ターゲットに合ったスカウトサービスを導入できているか考えてみましょう。
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朝や昼の時間帯に送信する
返信率を高めるためには、スカウトメールを送信するタイミングも重要です。
朝(8時~9時)と昼(11時~12時)の返信率が高い傾向にあります。電車の中での確認や昼食時にメールを開封し、確認している人が多いのです。送信するタイミングを少し工夫するだけで送信率が上がるため、ぜひ実践みてください。ひと手間で返信率が変わってくるのが魅力です。
しかし、業種や職種によっても時間は異なるため、送る時間を変えて効果検証をしてみると良いでしょう。
ターゲットを明確にする
スカウトメールを送る際に気を付けたいのは、誰にでも当てはまってしまうような定型文です。
定型文になってしまう理由は、「求める人物像が抽象的だから」です。
メール文を「あなた(候補者)」に来てほしいという想いが伝わるようなオリジナリティのある文章にするためには、ターゲットを明確にし、解像度を上げる必要があります。
そのためには、以下の3点を欠かさないようにしましょう。
- 誰に何をどのように伝えたいかを明確にする
- ペルソナの設定
- ペルソナに合った社内の人に見てもらう
ペルソナをしっかりと設定し、近しい人にメール内容をチェックしてもらうことで、訴求しやすくなります。
誰に何をどのように伝えたいかを明確にする
漠然と「こんな感じの人に来てほしいな」という想いで送信しただけではなかなか返信率は上がりづらいです。どのような人に・何を・どのように伝えたいかを明確にすることが重要です。
漠然と件名や本文を作成するのではなく、相手や目的をしっかりと決めて作っていきましょう。「細かく決めすぎると多くの人に訴求できないのでは」と感じる人もいますが、実際には詳細に「誰に何を伝えたいか」を決めた上でメールを作る方が、高い返信率を期待できます。
ペルソナの設定
候補者のペルソナは、例えば「20代後半の男性」などのざっくりとしたものではなく、細かく架空の人物像を作り上げていきましょう。具体的には、以下の項目は最低限決めておくべきです。
- 年齢
- 性別
- 学歴
- 年収
- 居住地
- 家族構成
- 趣味
- 休日の過ごし方
- 現職で抱えている悩み
- 職務経験
- 転職に求めること
- キャリアプラン
- 志向性
ペルソナを決めることで、メール内に記載する情報の取捨選択・文言の使い方・ネクストアクションの作成などを明確に行えるようになります。
社内のペルソナにあった人に見てもらう
ペルソナが作れたら、候補者のペルソナに近い社内の人に実際にメール文を見てもらうと効果的です。そうすると候補者の中でも、自社が必要としている人材からの返信率を高めていけます。
自社のwebサイトも整備する
スカウトメールによって採用を強化したい人は、自社のWebサイトを整えることも検討しましょう。
スカウトメールを受信して興味を持った人の中には、開封してからすぐに返信せずにどのような企業なのかを調べる人も少なくありません。その際に、見栄えの悪いWebサイトが表示されてしまうと「信用できないかも」と感じられて、返信されないリスクがあります。
逆に、自社の魅力を存分に伝えることができれば、返信してもらいやすくなります。わざわざどのような企業なのか調べる人は興味関心度合いが高いと考えられるため、採用に至る可能性も高いでしょう。
スカウトメールの返信率が下がる理由7つ

スカウトメールの返信率が下がる理由をご紹介します。返信率が目標に達していない場合には送ったメールを確認し、以下の項目で当てはまっているものがないか確認してみましょう。
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誰にでも当てはまる定型文になっている
スカウトメールが誰にでも当てはまる定型文になっていると、「一斉送信されている」と見なされて返信率が大きく下がります。「明るく楽しく働いてくれる方」「自己成長がしたい人」といった抽象的な表現は、候補者の心に響きません。
改善策としては、候補者ごとにカスタマイズした文言を追加することが有効です。名前を入れるだけでなく、経歴や希望条件にも具体的に言及しましょう。媒体によっては「ネームタグ」機能で候補者の名前を自動入力できるため、こうした機能を活用して効率化を図ることもできます。
1人あたり5〜7分程度の時間をかけてカスタマイズすることで、返信率は大きく改善します。時間はかかりますが、質の低いスカウトを大量に送るよりも、質の高いスカウトを適切な数だけ送る方が採用成功につながりやすいです。
ネガティブワードが件名や本文に入っている
スカウトメールにおいて使うのを避けた方が良いネガティブワードがあります。スカウトメールの文中に入れていると返信率が下がってしまう可能性があるので、送信したメールを見返してみましょう。
例えば、「急募」「大量採用」「学歴不問」「早期キャリアアップ」などはネガティブワードです。候補者目線に立ち、「送信する内容は候補者にとってこれは本当に魅力的な情報なのかどうか?」という視点を忘れないようにしていきましょう。
また、分かりにくい用語や流行のワードも避けた方が無難です。「ESG」「ニューノーマル」「レジリエンス」などの、候補者にとっては馴染みがない言葉が含まれている場合、読むのをやめてしまう恐れがあります。
ただし、あえて専門用語を使うことでふるいにかけられるので、ペルソナに合っているものについては使用してもよいでしょう。
自社のアピールが強すぎる
スカウトメールの内に自社アピールの文章の割合が多すぎるのも返信率が下がる理由のひとつです。
自社アピールが強すぎる文はこのような文です。
弊社は創業○○年で顧客満足度NO1を目指すサービスを提供しています。主な取引先は、~(有名企業)。
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候補者は日々多忙で、このようなメールを最後まで読んでくれないことが多いです。最後まで読んでもらうために必要なのは「候補者の目線に立って魅力的なメールを作成すること」です。
自社のアピールをたくさん盛り込みたくなるものですが、相手目線で必要な情報を簡潔に記載しましょう。
対象の候補者に興味を持っていることがわかる文章を序盤に入れて、その上で候補者が必要としている自社の情報を入れていきましょう。
文章が長すぎる・誤字脱字がある
スカウトメールの文章が長すぎるのも返信率が下がる理由のひとつです。
長すぎてしまう原因でよくあるのは「自社の魅力アピールが多すぎること」です。自社については、少し調べたら分かるような部分は思い切って割愛し、候補者目線で知りたい情報に絞って載せるようにしましょう。
自社サイトへ促せるように、「詳しくはこちらをご覧ください」などとサイトのリンクを載せるという手段もあります。
文章の長さの目安としては、スマートフォンで見ることを想定して一画面におさまる文章量(500文字程度)が理想です。また、せっかく書いた文章も誤字脱字が多いと最後まで読んでもらえません。矛盾や違和感のある文章・明らかに手を抜いている文章・翻訳されたような文章では、途中で離脱されてしまうことが多いです。
送信する前に一度声に出して読んでみたり、他の人に確認してもらうことで客観的に確認できます。
文面がペルソナに合っていない
スカウトメールの文面がペルソナに合っていないのも、返信率が下がってしまう要因のひとつです。
例えば、「すでに経験や知識のある層を採用したい」のであれば、多少の専門用語を盛り込んでも問題ありません。一方で、未経験者を採用したい場合は、知識がなくても理解できる文章にする必要があります。
このように、ペルソナに合わせて載せる情報・文言の使い方・次のアクションなどを作成して行きましょう。文面がペルソナに合ったものになると、自社が求めている人材とマッチする方からの返信率が向上します。
使用している媒体がターゲットに合っていない
どれだけ優れたスカウト文面を作成しても、使用している媒体がターゲットに合っていなければ効果は限定的です。スカウトサービスにはそれぞれ得意とする人材層があり、自社が採用したいターゲットが多く登録している媒体を選ぶことが重要です。
例えば、若手層を得意とするサービスで中堅層にアプローチしても、思うような返信率は得られません。また、登録者数は多いものの実態は転職潜在層ばかりというサービスもあるため、全体の登録者数だけで判断するのは危険です。
改善策としては、自社のターゲットに合った媒体を改めて選定することです。転職顕在層が多いかどうかを見極めるために、直近1か月でログイン履歴のあるアクティブユーザーの人数を確認しましょう。効果が出なければ、媒体の変更も視野に入れて検討してください。
スカウトメールが量>質ばかりを意識している
「数打てば当たる」戦法になっていませんでしょうか?もちろん数は必要ではありますが、質もともなっていないと無駄になってしまう可能性が高いので上記のポイントを抑えつつ質も担保していきましょう。
それでは、作業スピードが遅くなってしまうと不安になる方もいるかと思います。作業スピードの目安としては1人あたり5~7分ほど時間をかける程度をオススメします。かけすぎも良くないので5~7分を目安にしていきましょう。
ペルソナを意識したり、その候補者ならではの文言を入れるとなると時間は以前に比べると少しかかりますが送信数だけではなく「返信率」も含めて効果分析してスカウトメールを送信しましょう。
慣れてくると抑えるべきポイントをすぐ把握し、候補者にとっての有益な情報をピンポイントで与えることができ、そうすることで自社が求める人材とマッチしている候補者からの返信率が向上します。
上記を自社でしていくのは結果がでるまで骨が折れる仕事かと思います。
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スカウトメールの返信率がどうしても上がらない際の対処法
ここまでで紹介したポイントを実践してもスカウトメールの返信率が低いまま改善されない人に向けて、以下の3つの対処法を紹介します。
それぞれについて詳しく解説するので、採用に向けて実践してみましょう。
ペルソナ設定を考え直す
本文や件名、送信時間などを工夫してもなお思うような返信率を得られない場合は、ペルソナ設定に問題があるかもしれません。具体的には、以下の一覧の項目について再考しましょう。
- 年齢
- 性別
- 学歴
- 年収
- 居住地
- 家族構成
- 趣味
- 休日の過ごし方
- 現職で抱えている悩み
- 職務経験
- 転職に求めること
- キャリアプラン
- 志向性
自社に必要なペルソナを設計した上で、スカウトメールによって効果的にアピールできれば、返信率が改善されて採用しやすくなるでしょう。
ペルソナに対する理解を深める
ペルソナ設定には問題がないものの、理解不足から受信者に響かない内容のスカウトメールになっているケースもあります。設定したペルソナに対し、以下のような内容を掘り下げて考えると良いでしょう。
- メールを受信してからどのような行動を取りそうか、
- 普段どのような生活を送っているか
- キャリアや仕事に対してどのような価値観を持っているか
ペルソナに関してじっくりと向き合うことで、刺さりやすい文章を考案できるようになります。
スカウトメールサービスや媒体を変更する
現状スカウトサービスを使っているものの返信率が良くない場合は、変更するのも手段のひとつです。さまざまなサービスがある中で、特徴・強み・料金などはそれぞれ異なります。現在使っているサービスよりも成果が期待できるものはないか、改めて考えてみましょう。
なお、以下の記事でおすすめのダイレクトリクルーティングサービスを35選紹介しているので、比較したい方はぜひご覧ください。

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スカウトメールで返信率以外に意識すべき3つの数値

スカウトメールを活用して効率的に採用を進めるためには、返信率以外にも以下の3つの数値を意識する必要があります。
それぞれについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
開封率
候補者に送付したスカウトメールがどれだけ開封されたかを図る数値です。そもそもスカウトメールを開いてもらえなければ、返信されることはありません。
そのため、返信率だけでなく開封率もしっかりとチェックし、高めるための施策を実施しましょう。開封率が低い場合は件名や送付する時間を工夫する必要があります。一方で、開封率は問題ないものの返信率が低い場合は、メールの文面を改善することで対処すると良いでしょう。
カジュアル面談実施率
実際にカジュアル面談を実施できた割合を図るための数値です。候補者からの返信が来ても、面談実施前に辞退されてしまうケースもあるため注意が必要です。スピーディーな対応が求められます。
なお、カジュアル面談とは通常の面接とは異なり、求職者がリラックスした状態で臨める面談のことを指します。お互いにざっくばらんに本音を伝え合うことで理解が深まり、入社後のミスマッチを防げる点が魅力です。
カジュアル面談については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

内定数
スカウトメールを初回の接点として、どれだけの内定数を獲得できたかも大切です。返信率やカジュアル面談実施率が高くても、最終選考を通過して内定まで至る数が少なければ採用効果があったとは言えないためです。
内定数を高めるためには、これまでに紹介したすべての数値を向上させる必要があります。また、優秀な人材を採用して長期的に活躍してもらうためには、知名度の高い大手などのライバルに負けないよう、面接中に自社の魅力をしっかりと伝えることが求められます。
スカウトメールの返信率に関するよくある質問
スカウトメールの運用において、返信率や効果的な活用方法は多くの企業が気になるポイントです。 ここでは、スカウトメールに関してよく寄せられる質問にお答えします。
スカウトメールの返信率は平均してどのくらいですか?
スカウトメールの平均返信率は、一般的に10%前後といわれています。 ただし利用する媒体によって数値は大きく異なり、Wantedlyで約16〜20%、LinkedInで約11〜17%、ビズリーチで約7〜8%程度が目安です。
また、業種や職種によっても差があり、人材が多い営業職などは7%前後、エンジニアなど人材獲得競争が激しい職種は5%程度に下がる傾向があります。自社の返信率を評価する際は、利用している媒体や募集職種の特性を踏まえて判断しましょう。
スカウトメールは効果があるの?
スカウトメールは適切に運用すれば高い採用効果が期待できる手法です。求人広告のように応募を待つ「待ちの採用」とは異なり、企業から直接アプローチできる「攻めの採用」が可能になります。
自社が求める条件に合った人材にピンポイントでアプローチできるため、ミスマッチを防ぎやすい点がメリットです。特に、採用市場に出回りにくい専門職やエンジニアなどの人材を採用したい場合に効果を発揮します。
ただし、テンプレートの一斉送信では効果が薄く、候補者のプロフィールを踏まえたパーソナライズされた文面を作成することが成功の鍵となります。
スカウトからの内定率は?
スカウトからの内定率は、媒体や企業によって大きく異なりますが、一般的にスカウト経由の選考通過率は30〜40%程度といわれています。
通常の求人広告からの応募と比較すると、スカウト経由の候補者は企業側が事前にプロフィールを確認したうえでアプローチしているため、マッチ度が高い傾向にあります。
ただし、スカウトはあくまで選考のきっかけであり、面接確約があっても不採用になるケースは存在します。 返信率だけでなく、その後のカジュアル面談移行率や正式応募率も含めて、採用プロセス全体を最適化することが重要です。
スカウトメールに返信するべきか?
求職者の立場では、興味のあるスカウトメールには積極的に返信することをおすすめします。
企業の採用担当者が直接送ってきたスカウトは、経歴やスキルを評価したうえでアプローチしているため、書類選考の通過率が高い傾向にあります。また、書類選考免除や面接回数の省略など、選考で優遇されるケースも少なくありません。
一方、システムから自動配信されるような一斉送信のスカウトは、必ずしも返信する必要はありません。興味のない企業からのスカウトでも丁寧に辞退の返信をしておくと、エージェントや担当者から好印象を持たれ、別の機会につながる可能性があります。
スカウトメールを送る時間帯は?
スカウトメールの返信率が高い時間帯は、調査によって結果が異なりますが、いくつかの傾向が見られます。
LAPRAS SCOUTの調査では午前中から13時頃までの返信率が20%を超えており、一方で17時以降は反応が鈍くなる傾向がありました。別の調査では、通勤時間帯の朝8〜9時や退勤時間の17〜18時に送信すると返信率がアップするという結果も出ています。
候補者がスマートフォンやPCでメールをチェックしやすいタイミングを意識し、受信ボックスの先頭に表示されるよう配信時間を調整することがポイントです。職種や候補者の属性によって最適な時間帯は異なるため、自社のデータを蓄積して分析しながら最適化していくことをおすすめします。
スカウトメール返信率を上げるまとめ
スカウトメール返信率を上げるポイントは、主に以下の7つです。
上記のポイントを意識した文章を作成するとなると、定型文のスカウトメールを作成するよりも手間がかかってしまいます。
しかし、返信率や開封率などの数値や、返信をもらった候補者はどのような人かという部分まで意識してデータを取り、PDCAを回していくとしっかり成果が出て成功できます。
本記事で紹介したポイントを意識して、まずはスカウトメールの返信率(返信率=返信数÷スカウトメール送信数)の平均である10~15%を目指してみましょう!
スカウトメールを自社で作成し、送信し、分析するのはなかなか大変な企業も多いかと思います。採用を進めたく他社にスカウト代行やサポートをお願いしようと思っている企業の方には、スカウト代行なら「サクルート」が最もおすすめです。採用効率アップに役立ちます。
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