採用代行(RPO)とは、採用にかかわる業務を採用代行業務を行っている他企業に代行してもらうことです。
近年は通年採用が注目されるようになり、採用担当者に負荷がかかりコア業務が圧迫されてしまい頭を悩ませる企業も多いでしょう。また新卒一括採用以外の採用に関わるノウハウがなければ、質の高い採用は期待しにくいです。
これらの悩みを解決できるものが、採用代行(RPO)です。
本記事では、採用代行(RPO)の特徴や注目が集まっている背景、メリット・デメリットについて紹介します。
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京都大学卒業後、株式会社リンクアンドモチベーションにて大企業を中心とした採用戦略の策定/実行に従事。現在はサクルートにて様々な企業のダイレクトリクルーティングを支援。
採用代行(RPO)とは?
採用代行(RPO)とは、自社の採用にかかる業務全般を採用代行企業に代行依頼することです。求人広告掲載から面接、内定者フォロー、入社研修などの業務の代行依頼・アウトソーシングができます。
採用代行企業により対応可能な業務は違うので自社に合った企業を選ぶ必要があります。
面接日の調整、広報ツールの作成、応募者の対応など
は基本的に採用代行企業に任せられます。自社はコア業務に専念できるため、採用にかかるコストを減少できる効果が期待できるでしょう。
スカウト業務のみ担当するスカウト特化型、採用全般を請け負う採用全般代行型等があります。
従来の人材派遣との違いは、採用業務全般を一括して依頼できるところにあります。以下に人材派遣と採用代行の違いをまとめました。
採用代行 | 人材派遣 | |
---|---|---|
主な業務内容 | 採用にかかる業務を一括して請け負う ※スカウト業務等がメインの会社もある | 適切な人材を紹介する ※入社までサポート可能な会社もある |
料金形態 | 従量課金・月額固定のサービス料金 | 成功報酬型・一括料金型 |
基本的な導入までの流れ | 1.採用代行サービスの選定 2.採用代行のフローの提案・設計 3.契約 | 1.人材派遣サービスの選定 2.サービス内容説明・ヒアリング 3.見積書の発行・契約 |
メリット | ・採用のノウハウが蓄積されている ・大量採用も行える ・採用プロセスを改善できる可能性がある | ・専門性の高い人材を採用できる ・人材の質に期待できる ・長期的な採用戦略を視野に入れられる |
採用代行(RPO)と人材派遣の違い
人材派遣とは
派遣会社が自社で雇用している社員を、他の企業(派遣先企業)の業務を遂行するために一定期間派遣するサービスです。派遣社員は派遣会社に雇用されているため、給与の支払い、福利厚生、労働条件の管理などは派遣会社が行いますが、実際の業務は派遣先企業で行います。
- 雇用関係
- 派遣社員は派遣会社と雇用契約を結び、派遣会社の社員として雇用されます。
- 派遣先企業は派遣社員に対して指揮命令権を持ち、業務の指示を行いますが、直接の雇用関係はありません。
- 派遣の種類
- 一般派遣(登録型派遣): 派遣社員が派遣会社に登録し、必要に応じて派遣先企業で働く形式です。仕事がある時だけ雇用契約が発生し、仕事が終わると契約も終了します。
- 常用型派遣: 派遣社員が派遣会社の常勤社員として雇用され、安定した雇用契約のもとで様々な派遣先企業で働く形式です。
- 派遣期間
- 派遣期間は契約によって異なり、数日から数年まで様々です。ただし、同じ業務に同じ派遣社員を派遣する場合、派遣期間は最長3年と法律で定められています(特定の条件を除く)。
- 業務内容
- 一般事務、販売、IT、製造、介護など、多岐にわたる業種・業務で派遣社員が活躍しています。
- 専門的なスキルを持つ技術者から、一般的な事務作業を行うスタッフまで、様々な職種があります。
人材派遣は、企業にとって人材を柔軟に確保するための有効な手段であり、派遣社員にとっても多様な働き方を実現するための選択肢となります。
採用代行(RPO)と人材派遣の違い
採用代行(RPO)と人材派遣の違いを、目的・雇用関係・サービスの範囲と期間・費用構造に分けて説明します。
目的
- 採用代行: 企業の採用プロセスを効率化し、優秀な人材を採用することを目的としています。企業が直接雇用する人の採用を支援します。
- 人材派遣: 短期的または中長期的な人材ニーズに対応し、派遣社員を提供することを目的としています。派遣先企業での業務を行う派遣社員を提供します。
雇用関係
- 採用代行: 採用プロセスを支援するのみであり、最終的な雇用関係は企業と採用された人材の間にあります。
- 人材派遣: 派遣社員は派遣会社に雇用されており、派遣先企業との間には直接の雇用関係がありません。
サービスの範囲と期間
- 採用代行: 採用プロセス全体または一部を長期的に支援することが多いです。
- 人材派遣: 一時的な人材ニーズに対応し、派遣期間は契約によって異なりますが、短期から中長期まで様々です。
費用構造
- 採用代行: 月額費用やプロジェクトベースの料金が一般的で、長期契約が多いです。
- 人材派遣: 時間単位の料金設定が一般的で、派遣期間に応じて費用が発生します。
企業がどちらのサービスを利用するかは、具体的な人材ニーズや採用戦略、予算に応じて決定されます。
採用代行(RPO)と人材紹介の違い
人材紹介とは
人材紹介とは、企業や組織が求める人を見つけるために、専門的なサービスを提供する業界やプロセスのことを指します。通常、人材紹介業者やエージェントが、求人情報を提供し、適格な候補者を探し出して企業に紹介する役割を果たします。
人材紹介のプロセスは、以下の場合が一般的です。
- 企業のニーズの理解: 人材紹介業者が、企業の求める人材のプロフィールや要件を理解します。
- 求人情報の収集: 人材紹介業者が、求人情報を収集し、求職者が知ることができるように広告を行います。
- 求職者の選別とスクリーニング: 人材紹介業者が、応募してきた候補者の中から適格な人材を選別し、スクリーニングを行います。これには、履歴書の確認、面接の実施、スキルや経験の評価などが含まれます。
- 企業への紹介: 適格な候補者が見つかった場合、人材紹介業者が企業に候補者を紹介します。
- 応募者と企業の間のコーディネーション: 人材紹介業者が、面接や試験の日程調整など、応募者と企業の間のコミュニケーションを円滑に行います。
- オファーと採用: 応募者が採用される場合、人材紹介業者が企業と応募者の間で雇用条件や契約の交渉を支援します。
人材紹介は、企業が適格な人材を見つける際に非常に重要な役割を果たします。また、求職者にとっても、人材紹介業者を通じて求人情報にアクセスし、キャリアの機会を見つける手段として利用されます。
採用代行(RPO)と人材紹介の違い
サービス範囲
採用代行は包括的な採用サポートを提供し、人材紹介は特定のポジションに対して候補者を提供します。
関係性
採用代行は長期的なパートナーシップを築くのに対し、人材紹介は短期的な契約が中心です。
コスト
採用代行は定額料金やプロジェクトベースの料金が多い一方で、人材紹介は成功報酬型です。
企業の採用ニーズや規模、予算に応じて、どちらのサービスを利用するかを選択するのが一般的です。
なぜ採用代行(RPO)を導入するのか?
近年採用代行が注目されている背景は、大きく分けて次の5つです。
採用代行を上手く活用することで、企業の生存にもつながり役立ちます。詳細を紹介します。
労働人口の減少により一括採用では難しいから
超高齢者社会に伴い、労働人口が減少傾向にあります。優秀な学生や人材は知名度のある企業、上場企業、メガベンチャーなどに就職するため、知名度が低い企業の場合、新卒一括採用のみでは太刀打ちできない現状です。
母集団形成が難しく、様々な方法を試す必要があるから
優秀な人材を獲得して定着させるためには、中途採用、責めの採用であるスカウト型採用など採用手段を増やしていく必要があります。しかし新卒一括採用以外の採用ノウハウがなかったり、人員不足などで採用業務に割ける時間がなかったりすると、質の良い採用ができません。
そこで採用代行(RPO)が注目されるようになりました。採用代行(RPO)に依頼することで、採用にかかるコア業務に専念できます。
長く続く売り手市場の影響で通年採用が注目され始めているから
労働人口の減少に伴い売り手市場が長く続いていることを受けて、通年採用が注目されはじめています。経団連(2018)による「採用選考に関する指針」では多種多様な採用選考機会の提供に努める必要があるとされ、通年採用に注目する企業が増えました。
また近年は情報社会となり、SNSなどを活用する企業も増加傾向にあります。SNSなどを通して自社の魅力をアピールすることで志願者、候補者を増やしている企業も存在します。
そのため、採用代行サービスを利用することで、通年採用のノウハウがなくても質のよう採用が期待できるでしょう。
採用にかかる業務が増加傾向にあり担当者がコア業務に専念しにくいから
年間を通して採用を行う通年採用をするためには、採用にかかる予算を増やす必要があります。業務量も大きく増加する傾向にあるため、採用担当者の負担が増えます。もしくは採用担当者を増やす必要が出てくるでしょう。
採用にかかる業務は、ノンコア業務も多いです。
応募者への返答対応、面接日の調整、応募者のリストアップなど
を採用代行会社に依頼することで、自社はコア業務に専念できます。
また採用のプロである採用代行会社に依頼することで、新しく採用担当者を増やすよりもコストが低くなる傾向があります。
優秀な人材の内定辞退に対応する必要があるから
優秀な候補者へ内定を出しても、優秀であるので他の企業からも多数内定をもらっている可能性が高いです。そのような人材へ内定を出して終わりではなく内定者フォローなどを実施し、継続的なコミュニケーションをとっていく必要があります。
採用代行(RPO)サービスに委託できる業務
採用代行(RPO)に依頼できる、基本的な業務を紹介します。主な業務は、以下の6つです。
上記以外の業務は、「その他」にまとめました。詳細を見ていきましょう。
採用戦略を練る
人材採用における現状と課題、費用対効果の分析、採用管理システムの導入・選定など、人事・採用コンサルティングのコア業務に近い領域の代行も可能です。
採用におけるノウハウがない企業は、採用戦略の相談も可能なサービスに依頼するとよいでしょう。
スカウトメールの作成・添削・配信
スカウト型採用を行う採用代行(RPO)サービスの場合、条件の一致した求職者(人材)に一斉に配信されるメールの作成・添削の代行も可能です。
採用のプロフェッショナルにメールの文面を作成してもらうことで、人材の転職意欲・就職意欲を存分に刺激できるでしょう。
母集団の形成
適切な人材ベースを提供しているさまざまな求人媒体・サービスから、集客・母集団形成に最適なものを選定し、候補者を選定してくれます。
このフローを採用のプロに依頼することで、より質の高い採用が期待できます。
候補者対応
求人広告・サービス等に掲載後、候補者への返信対応をしてくれます。
特に大量採用を検討している場合、自社で採用業務をこなすとなれば採用担当者への負担が増えるでしょう。また応募者への返信対応が遅れた場合、面接辞退の確率が高くなる傾向にあります。
即座に応募者への返信を行い面接辞退の確率を下げられる、コア業務に専念できるなど、豊富なメリットが得られるでしょう。
面接日の調整・面接
面接日の調整・面接官も代行業者に依頼できます。応募者の都合の良い日、企業の都合の良い日を照らし合わせ、スケジュールを組み応募者・企業へ伝えてくれますよ。
またコア業務である面接まで対応している企業もあります。採用のノウハウが全くない企業は、コア業務も担当してくれる企業に依頼することも検討しましょう。
内定者フォロー
内定者が辞退する確率を下げられるよう、内定者フォローをしてくれる採用代行サービスもあります。
内定辞退を防ぐ効果の他、企画・コンテンツを作成することで入社後の業務をスムーズにする効果も期待できます。内定者フォローの内容は企業によりさまざまなので、契約前に確認しておくことがおすすめです。
その他
面接代行、説明会代行、雑務、入社研修など、コア業務にかかる項目や、細かい業務を請け負っている企業もあります。自社の採用戦略に則り、利用する採用代行サービスを選んでいきましょう。
採用代行(RPO)サービスのメリット
採用代行(RPO)サービスを利用するメリットは、以下の3つです。
採用担当者がコア業務に専念できる
任意の採用業務範囲を採用代行(RPO)サービスに委託することで、採用担当者がコア業務に集中できます。採用におけるコア業務とは、以下のフローの①、②、⑧の部分です。
自社にしかできない重要な業務に集中できれば、より質の高い採用ができることが期待できます。
連携が取れれば採用に関するノウハウが蓄積できる
採用代行(RPO)サービスの担当者と連携がうまく取れている場合、自社で採用のノウハウを蓄積・共有できます。採用代行(RPO)サービスの担当者に全て任せるのではなく、定例ミーティングを行い「なぜその方法なのか」をきちんと分析すればノウハウが溜められるでしょう。
しかし採用代行(RPO)サービスに丸投げしている状況だと、ノウハウは溜まりにくいので注意しましょう。
採用に関する費用が削減できる傾向にある
採用代行(RPO)サービスを利用することで、採用にかかる費用を削減できる傾向にあります。自社のみで採用業務を行う場合、使用する求人媒体の選定、母集団の形成、スカウトメール配信、応募者への返信対応、面接調整など膨大な業務が必要です。
また通年採用が注目されている現代では、年に複数回これらの業務を行う必要があります。採用担当者の人件費、広告代等を考えれば、コストはかさむでしょう。しかし採用代行(RPO)サービスに依頼することで、コストを削減できる可能性が高まるという強みがあります。
採用関連を本社で一括管理できる
これまでに拠点や支店ごとに採用関連の管理をしていて状況が分からなかった場合でも、採用代行(RPO)サービスを使えば一括管理できます。採用周りの状況をすべて可視化できるため、より効率化や改善を図りやすくなるのが嬉しいポイントです。
全体像を把握できるだけでなく、拠点や支店ごとに採用関連が属人化する事態を防げるため、より高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。現場の負担を軽減できるというメリットもあります。
社内に担当者がいなくても採用活動を始められる
会社や事業を立ち上げたばかりで、現状採用担当者がいなかったとしても、採用代行(RPO)サービスを利用することで採用活動をスタートできます。特に、社内に人手が足りていない状態では、人手不足解消のために人材を新たに雇用したくても、採用活動を行うリソースがない場合もあるでしょう。
採用関連の業務を網羅的に代行してくれるサービスを選べば、時間的な負担を抑えながらも人手を増やすことができます。慎重にサービスを選ぶことで、満足度の高い採用活動を実現できるでしょう。
採用代行(RPO)サービスのデメリット
採用代行(RPO)サービスを利用するデメリットは、以下の3つです。
自社に適合した採用代行(RPO)サービスをよく比較検討する必要がある
自社に合った採用代行(RPO)サービスを利用しなければ、よい結果は得られません。採用代行(RPO)サービスを利用する際は、以下のポイントに注目しましょう。
- 自社が求めている業界・業種の実績があるか
- 採用代行サービスの委託可能業務範囲
- 無理のない料金設定か
複数の採用代行(RPO)サービスをピックアップし、自社に合ったものを選びましょう。
連携が取れなければ認識に相違が生じ思った結果が得られない
採用代行(RPO)サービスの担当者と上手く連携を取る必要があります。採用代行(RPO)サービスの担当者と電話やメールでやり取りする場合、認識に相違が生じる可能性も0ではありません。
認識に相違が生じれば、理想の人材像とはかけ離れた求職者からの応募が増える可能性もあります。代行だからこそ入念にコミュニケーションを取るよう意識しましょう。
採用に関するコストが増加する可能性もある
採用にかかるコストが増加する傾向にあるため、料金形態は細かく確認しておくことがおすすめです。追加費用が発生する場合もあるため、導入・契約前のミーティングにて細かく確認しましょう。
また採用したい人物像のヒアリング、日程調整、見積もりの算出などがあるため導入まで時間がかかるケースもあります。
採用代行(RPO)サービスおすすめ4選を徹底比較
おすすめの採用代行(RPO)サービスを4つまとめました。
本記事でおすすめする採用代行(RPO)サービスは、以下の4つです。それぞれ比較検討し、自社にあったものがあればピックアップしておきましょう。
サービス名 | サクルート(株式会社ファーストアンドエム) | まるごと人事(マルゴト株式会社) | CORNER(株式会社コーナー) | 採用業務代行(HeaR株式会社) |
---|---|---|---|---|
タイプ | ダイレクトリクルーティング支援(スカウト代行)特化型 | 採用全般代行型 | 採用全般代行型 | 採用全般代行型 |
契約期間 | 要問合せ | 最短1ヶ月~ | 応相談 | 要問い合わせ |
料金 | 30,000円/月〜 | 450,000円/月~ 初期費用:100,000円 | 応相談 | 要問い合わせ |
特徴 | 月額3万円からスタート可能。1通200円〜のスカウト送信できる! | 累計350社以上の支援実績あり! | 人事業務も対応可能!採用実績は累計550社以上で期待できる | 採用戦略・計画の立案から実際の採用代行までトータルサポート |
サクルート(株式会社ファーストアンドエム)【スカウト代行特化型】
タイプ | ダイレクトリクルーティング支援(スカウト代行)特化型 |
契約期間 | 要問い合わせ |
料金 | 30,000円/月~ |
特徴 | 1通200円〜のスカウト送信が可能かつ市場平均を上回る返信率! |
スカウト代行をおまかせしたいなら「サクルート」が最もおすすめです。
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まるごと人事(マルゴト株式会社)【採用全般代行型】
タイプ | 採用全般代行型 |
契約期間 | 最短1ヶ月~ |
料金 | 450,000円/月~ 初期費用:100,000円 |
特徴 | 累計350社以上の支援実績あり! |
月額の範囲内で、採用業務全般をフレキシブルに請け負ってくれる「まるごと人事(マルゴト株式会社)」。月額45万円からで導入しやすく、契約期間も最短1ヶ月からOK。
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CORNER(株式会社コーナー)
タイプ | 採用全般代行型 |
契約期間 | 応相談 |
料金 | 応相談 |
特徴 | 人事業務も対応可能!採用実績は累計550社以上で期待できる |
採用にかかる業務全般を代行可能な「CORNER(株式会社コーナー)」。料金に関しては、委託先担当者のポジション、業務内容によって異なるようです。
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採用業務代行(HeaR株式会社)【採用全般代行型】
タイプ | 採用全般代行型 |
契約期間 | 要問い合わせ |
料金 | 要問い合わせ |
特徴 | 採用戦略・計画の立案から実際の採用代行までトータルサポート |
採用戦略・計画の立案から幅広く採用業務のサポート・代行をしてくれる、「採用業務代行(HeaR株式会社)」。累計100社以上の実績を持つサービスで、採用のプロである担当者に運用や採用の改善を行ってもらいます。
現場目線のPDCAサイクルによる改善、オーダーメイド型支援、独自分析ツール、手厚い支援体制が魅力です。
また採用業務の他、採用広報、採用にかかるブランディング、組織開発の支援も行っています。
採用代行(RPO)を依頼するときのポイント
採用代行(RPO)サービスの効果を高めるには、以下の3つのポイントを意識しましょう。
- 自社が求める人物像の明確化
- スカウト代行サービスの対応業務の確認・委託したい範囲の明確化
- 採用したい時期に間に合うか
自社が求める人物像を明確化し条件を決め、その条件の中で優先順位を決めておくことがおすすめです。条件全てに適合した人材を探すことは、まずできません。
軸をきちんと決めておくことで、自社が求める人物像により近い人材の確保が可能になります。
また採用フローを明確化し、委託したい業務を洗い出しましょう。
採用したい時期の少なくとも2ヶ月前、余裕を持ちたい場合は4ヶ月前から準備を開始します。導入まで時間がかかるケースもあるので、余裕をもった採用計画を立てておくことがおすすめです。
採用代行(RPO)を利用する時の注意点
採用代行(RPO)を利用する際には、以下の3点に注意する必要があります。
それぞれについて詳しく解説します。
費用を入念に試算する
一般的に、採用代行サービスは任せる業務内容によって費用が変わるものです。そのため、自社でどこからどこまでの業務を依頼するのかを決めた上で、活用語の費用を入念に試算しておきましょう。採用業務をたくさん依頼できて効率化できたとしても、予算的な観点から利用を辞めてしまってはもったいないです。
採用代行サービスは長期的に利用し続けることで高い成果が期待できるものなので、長期利用を前提に無理なく使えるサービス・プランを選ぶことをおすすめします。
責任・業務範囲を明確にする
採用代行サービスに依頼する際には、事前に外注する業務の内容や責任の範囲をはっきりとさせておきましょう。曖昧なまま活用を進めてしまうと、あとからトラブルに発展する恐れがあります。
「任せていたと思っていた業務が進んでいなかった…」といった事態に陥ると元も子もないため、注意が必要です。とくに、全てを依頼するわけではない場合は、自社で行う業務・代行してもらう業務の線引きを徹底的に行う必要があります。
導入後は定期的に進捗を確認する
採用関連の業務を外注するからといって、状況を全く把握しないまま進めるのは良くありません。定期的にMTGを行う・レポートを提出してもらう、といった方法で、進捗や状況を小まめに確認するようにしましょう。頻繁に状況を確認しておけば、大きなトラブルを未然に防げます。
あらかじめ、採用代行業者がどの程度状況を共有しているのかチェックした上で、利用を検討することをおすすめします。
採用代行(RPO)サービスの導入が向いている企業
採用活動が頻繁に発生する企業
大量採用が必要な企業: 短期間で大量の人材を獲得する必要がある場合、採用代行はスクリーニングから面接の調整まで一貫したサービスを提供します。例えば、製造業、コールセンター、流通業などで季節的な需要に対応する企業です。
成長中の企業: 急速に成長している企業や新規プロジェクトを立ち上げる企業は、多くの新しいポジションを迅速に埋める必要があります。
採用リソースが限られている企業
中小企業: 社内に採用専門のリソースがない場合、採用代行を利用することで、専門的な採用スキルと経験を持つ外部パートナーの支援を受けられます。
新規事業展開を行う企業: 新しい事業を立ち上げる際に、採用活動に割けるリソースが不足している場合、採用代行が有効です。
専門的な人材が必要な企業
技術革新が求められる企業: 特定の技術や専門知識を持つ人材を必要とする場合、採用代行業者は業界に精通したリクルーターや広範なネットワークを活用して、適切な候補者を見つけることができます。
ニッチな分野の企業: 特殊なスキルセットを持つ人材を探している企業は、採用代行を利用してその分野に特化した採用活動を行えます。
採用プロセスの効率化を求める企業
プロセス改善が必要な企業: 現在の採用プロセスに課題があり、改善を求めている企業は、採用代行業者の専門的な知識と経験を活用することで、プロセスの効率化を図れます。
コスト削減を目指す企業: 採用コストの最適化を目指す企業は、採用代行を利用することで、無駄を省き、コスト効果の高い採用活動を実現できます。
グローバルな採用ニーズがある企業
海外進出を計画している企業: 海外に拠点を設立する際、現地の採用市場や法律に詳しい採用代行業者を活用することで、スムーズに現地の人材を確保できます。
多国籍企業: グローバルに展開している企業で、多様な国や地域での採用ニーズがある場合、採用代行業者のグローバルネットワークと専門知識を利用することで、効率的な採用活動が可能です。
一時的な採用強化が必要な企業
プロジェクトベースの採用: 一時的に大規模なプロジェクトを実施するために短期間で多くの人数の人材を必要とする場合、採用代行は迅速に対応できます。
採用キャンペーンを実施する企業: 特定の期間に集中して採用活動を行うキャンペーンを計画している企業は、採用代行のサポートを受けることで、効果的なキャンペーン運営が可能です。
採用代行(RPO)サービスの事業者を選ぶポイント
採用代行(Recruitment Process Outsourcing, RPO)業者を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを考慮することが大切です。以下のポイントを検討することで、自社に最適な採用代行業者を選ぶことができます。
業界経験と専門知識
自社の業界やビジネスモデルに精通している業者を選ぶことが重要です。特定の業界での成功事例や実績を持っているか確認しましょう。自社が求める人材の特定のスキルセットや経験に対する理解が深い業者を選ぶのがポイントです。
サービスの範囲と柔軟性
求人広告の作成、応募者のスクリーニング、面接の調整、オファーの提示など、採用プロセス全体をカバーできるか確認します。また、自社のニーズに合わせてサービスを柔軟にカスタマイズできる業者を選びましょう。
実績と信頼性
過去に同様のプロジェクトを成功させた実績があるか、成功事例や顧客の評価を確認します。評判や口コミ、他の企業からの推薦を通じて信頼性を確認しましょう。
テクノロジーとデータの活用
最新の採用管理システム(ATS)やデータ分析ツールを使用しているか確認します。これにより、採用プロセスの効率化と精度向上が期待できます。
また、データに基づいた意思決定を行っているか、効果的な採用戦略を提案できるか確認しましょう。
コスト構造
サービス料金が透明であり、予算に適合するか確認します。月額費用、プロジェクトベース、成功報酬などの料金体系を理解します。また、コストに見合った価値を提供しているか、投資対効果(ROI)を評価しましょう。
コミュニケーションとサポート
重要視したいのは 担当者とのコミュニケーションが円滑であり、定期的な報告やフィードバックの連絡を受けられるかどうかという点です。
問題が発生した際の対応や、サポート体制が整っているかも確認しましょう!
文化的なフィット
自社の企業文化や価値観を把握し、それに合った人材を見つける能力があるか確認します。そして重要なのが長期的なパートナーシップを築く意欲があるか、自社の成長に寄り添ってくれるか評価します。
契約条件と柔軟性
契約条件が明確であり、柔軟性があるか確認します。契約期間、解約条件、追加費用などを詳細にチェックします。
予期せぬ変更や追加の採用ニーズに対して柔軟に対応できるか確認します。
パフォーマンス測定と改善
採用活動の成果を測定するための具体的なKPI(重要業績評価指標)が設定されているか確認します。
定期的なレビューとフィードバックを通じて、採用プロセスの継続的な改善を行っているか評価すると安心できます。
これらのポイントを考慮することで、自社のニーズと目標に最適な採用代行業者を選び、効果的な採用活動をサポートしてもらうことができます。
採用代行(RPO)サービスを利用して採用の質を高めよう
採用代行(RPO)サービスとは、採用業務を代行するサービスのことです。RPOを活用することで、企業は採用活動の効率化と質の向上を図ることができます。採用戦略の策定から候補者のスクリーニング、面接調整、オファー作成、入社後のフォローアップまで、幅広い業務を専門業者に委託することで、企業の採用活動を強力にサポートします。採用担当者の不可が多い場合は、採用代行(RPO)サービスの利用を検討しましょう。